「BROMPTONとの旅|02.愛車と一緒に日常を脱出
(このシリーズは「ミニベロ旅の戸口にいる方」(初心者)向けにお送りしております)

「旅」とは生活基盤を離れて遠くに出かけること。
古来より旅人は言う(*v.v)。。
「旅の路には非日常の景色や刺激があふれている」、と!
人は古から新鮮な体験を求めて己の生活圏を飛び出してきたのだ!
●僕らの愛車(折り畳みミニベロ)は色々な乗り物にパッと積みこめる特徴がある!

一般的なサイズの自転車が持たないこの能力で生活圏をアッサリ飛び出せる。
では、どんな乗り物で日常を脱出すればいいか?
ひと通りの方法を「ラクな手段から」ザックリ確認しておこう


ぶっちぎりでハードルが低い旅手段。
折り畳みミニベロの運用に慣れていなくともストレスが無いからだ。
実は、僕もミニベロ旅最初期の頃、多用していた。

2006年11月の新潟県中魚沼郡津南町~長野県下水内郡栄村に跨る秘境「秋山郷」。
当時の僕が行けたのはクルマに積んでいたからこそだ。
そして、行けたからこそ「素晴らしい環境に愛車と出かけて愉しむこと」に魅了された
慣れてない人が愛車とともにまず出かけるには最良の手段と思う。
◆メリット
・とにかくラク。
・大体の場所に自由に行ける。
・荒天にとても強い。
◆デメリット
・自動車の存在に縛られる。
・道路渋滞に弱い。
・長距離運転は疲れる。
・飲酒に制限がある。
・旅のロマンには乏しい
※日数は長くて1泊2日。車中泊が大半だった。
都市間移動・宿→宿の移動は必ず「クルマで」という事になる。
正直、現代の日本国内をクルマで走ったところで「旅」のイメージは皆無だ。
本来の「旅」のイメージに近いもの・・・ミニベロとともに町から町へ、宿から宿へと流れていきたくなったら、これはもう、「輪行」(公共交通を利用した自転車移動の手法)の出番だ

輪行こそが、愛車(折り畳みミニベロ)の機動力・自由さを最大限に発揮できるスタイルといえる。
・マラケシュ(モロッコ)→ワルザザート
アトラス山脈を陸路で越えたくて利用。4時間半?
・大名古屋→仙台(宮城)
帰省旅のバリエーション。8時間?
●船舶輪行(*v.v)。。
個人的には最もやりたい輪行手段。理由は「旅情(ロマン)を感じるから」(*v.v)。。
ただ、時間がかかる上に天候にも左右されて、使いどころが難しい。
◆メリット
・旅情あふれる(*v.v)。。
・ゆったりしてる
・のんびりできる
◆デメリット
・荒天に弱い
・とにかく遅い(高速船除く)
・船酔いする人には不向き。
◆履歴
・彦根↔シキネジマ
琵琶湖周辺ポタのバリエーション。小型船で片道40分。
・河和(愛知)↔日間賀島・篠島・佐久島
三河湾ポタのバリエーション。三河湾内の島を愉しむ時に使用。小型船で片道数十分。
・河和(愛知)→伊良湖岬
同じく、三河湾ポタのバリエーション。渥美半島を走る時に使用。小型船で1時間。
・那覇(沖縄)↔座間味島
沖縄ポタのオプション。フェリーで片道2時間、高速船で片道50分。
・タリファ(スペイン)→タンジェ(モロッコ)
ジブラルタル海峡を渡る際に利用。超高速ジェットホイールで1時間。
・大名古屋→仙台
帰省旅のバリエーション。太平洋フェリー利用。大型フェリーで20時間。
※他、大阪市内や木曽川の渡船。数分程度。
●タクシー輪行(正しくは「輪行」ではない)

割高ではあるが、とても使える交通手段だ。
旅先でのトラブル発生時、躊躇せず呼び出して愛車と共にタクシで脱出できるのは折り畳みミニベロ乗りの特権。
他にも、駅前で愛車折り畳みをしたくない時などは、予め折り畳んだ状態でタクシーで駅に乗り付ければ精神的ストレスなく鉄道輪行に移行できる。
◆メリット
・迎えに来てくれて指定場所に運んでくれる
・ラク
・地元の情報を仕入れる大チャンス
◆デメリット
・割高
(ただ、割と安い地域もある)
◆履歴
・自宅→大名古屋駅、金山駅→自宅
航空輪行する場合の出発・帰宅のほか、気だるい時などに利用。700円~1200円くらい。
・他、ブログに書いていない外出の際、主にトラブル発生時に利用。
こんな風に、輪行の手段はたくさんある。
●そして「輪行」について思う(*v.v)。。
今回、それぞれの手段の「輪行ルール」はあえて詳記しなかった。
ルールは各交通機関のHPを見てアタマに入れておくのが基本だ。
ただし。
そういった規定はたくさんあるけど「実際に現場で厳格に運用されているかは全く別問題」。
と、いうか、自前のルールどおりに細かくチェックしているところの方が「例外的」と言っていい現状。せいぜい、空港の保安検査で「電動バイクであるかどうか(※電動機は記事執筆時点で空輸NG)」の確認くらいで、あと「スルー」の場合が圧倒的に多い。
結局、「ルールは作っているけれど、それを意識して守る必要が無い現実の証」だと思っている。意識して目こぼししてくれている人も中にはいるかもだけれど、自前のルールをそもそも認識していないと思われる係員もめちゃくちゃ多いからだ。
●輪行(公共交通で自転車を運ぶこと)で僕が止められたのは1回だけ
2017年、中国大連市で開通したばかりだった「地下鉄」。静止されて乗せてもらえなかった。
中国の鉄道は金属探知機があるが、上海リニア、上海地下鉄、哈大線はOKだった。ダメだったのは大連の地下鉄だけ。
輪行袋に入れた状態のBROMPTONを公共交通内に持ち込めないという経験は国内外含めてこの1回しかない。中国でこういう事があるとは思ってもみなかったが、貴重な経験だった。
さて、僕はあの経験を糧にして、以降、あらゆる輪行で厳格にルールを守る様になったか?
答えは「NO」。
例えば僕は田舎で何回も「路線バス」で輪行している。何度も快く乗せてもらっている。
でも、路線バスもWEBでは「NG」とよく書かれている手段のひとつだ。
なのに、快く乗せてもらえる理由・・・先ほども書いたけど、運転手としても「静止する理由が無い」のだろう。
・ガラガラの車内
・キレイな荷姿
・中型スーツケースより小さい荷物
・清潔な乗客(笑)
止める理由などある筈がない。
だからと言って、僕が田舎旅で雨に見舞われたとして、通勤客や通学客で満員の乗り合いバスに乗り込もうとする事は絶対にない。
それは「一般の現地民の皆様に明らかに迷惑だから」だ。
でも、バスの満員の理由が「旅行用スーツケース持った観光客でギチギチ」というのであれば、必要によっては無理くり乗車しようとするかも知れない。
それは「旅行客同士、迷惑かけあうのはお互い様だから」だ。
まあ、こういった価値観には個人差が大きいだろう。
ただ、「極端なルール順守型じゃない性格の方」におかれては、輪行についてはザっとルールを眺めて「そんなもんか」と理解しつつ、あとは現場で状況みながら色々試していいんじゃないかと個人的に思う。
つまり「ある程度コミュニケーションとってうまくやればいいんじゃない?」
そのくらいの余幅がないと、人生、息苦しい(;´д`)
大前提は「他の人や施設などに迷惑かけないこと」と「係員に何か言われたら指示には従うこと」だ。
うまくやれば、輪行旅は格段にラクになる。勿論、周りに迷惑かける事もない。
●あなたの初のミニベロ旅
●どんな方法でどんな場所に行くのか

●「最初の旅」は1回しかない

●なにか、思い切った脱出方法で、思い出に残る旅に出てもいいかも、だ

●愉しそうな旅先に脱出しよう
!
・・・とはいえ、なかなか有給をとれないのも我々現役世代の現実(*v.v)。。
旅に出られたとしても、使える日程はせいぜい1泊2日という方も多そう。
次回、東京・名古屋・大阪あたりから1泊2日で出かけられて間違いなく愉しめる「初のミニベロ旅におススメの1泊2日コース」を考えてみる。
(このシリーズは「ミニベロ旅の戸口にいる方」(初心者)向けにお送りしております)

古来より旅人は言う(*v.v)。。
「旅の路には非日常の景色や刺激があふれている」、と!
人は古から新鮮な体験を求めて己の生活圏を飛び出してきたのだ!
●僕らの愛車(折り畳みミニベロ)は色々な乗り物にパッと積みこめる特徴がある!

一般的なサイズの自転車が持たないこの能力で生活圏をアッサリ飛び出せる。
では、どんな乗り物で日常を脱出すればいいか?
ひと通りの方法を「ラクな手段から」ザックリ確認しておこう


①マイカー / レンタカー

ぶっちぎりでハードルが低い旅手段。
折り畳みミニベロの運用に慣れていなくともストレスが無いからだ。
実は、僕もミニベロ旅最初期の頃、多用していた。

2006年11月の新潟県中魚沼郡津南町~長野県下水内郡栄村に跨る秘境「秋山郷」。
当時の僕が行けたのはクルマに積んでいたからこそだ。
そして、行けたからこそ「素晴らしい環境に愛車と出かけて愉しむこと」に魅了された

慣れてない人が愛車とともにまず出かけるには最良の手段と思う。
◆メリット
・とにかくラク。
・大体の場所に自由に行ける。
・荒天にとても強い。
◆デメリット
・自動車の存在に縛られる。
・道路渋滞に弱い。
・長距離運転は疲れる。
・飲酒に制限がある。
・旅のロマンには乏しい
◆履歴
・柏(千葉)↔養老渓谷(千葉)
・柏(千葉)↔秋山郷(新潟・長野)
・柏(千葉)↔馬籠(岐阜)
・大名古屋↔高島(滋賀)
※いずれも自宅から風光明媚な場所に乗り付け、少し走って帰宅するパターン。※日数は長くて1泊2日。車中泊が大半だった。
都市間移動・宿→宿の移動は必ず「クルマで」という事になる。
正直、現代の日本国内をクルマで走ったところで「旅」のイメージは皆無だ。
本来の「旅」のイメージに近いもの・・・ミニベロとともに町から町へ、宿から宿へと流れていきたくなったら、これはもう、「輪行」(公共交通を利用した自転車移動の手法)の出番だ


輪行こそが、愛車(折り畳みミニベロ)の機動力・自由さを最大限に発揮できるスタイルといえる。
引き続き、「ラクな手段」から羅列していこう。
②航空輪行
個人的に「最もラクな輪行方法」と思う。
空港内はそこら中にあるカートに積んで運べばよい上、すぐに預けるため、長らく愛車を管理する必要がない(預ける際、空気を抜く必要もなく、国内線なら特段養生する必要もない)。
空港までは鉄道輪行を利用する場合もあるが、必要に応じて「空港宅急便」で先に愛車や荷物を発送しておけばよりラクになる(名古屋→成田の鉄道移動が伴うなどの場合、積極的に利用すべき)。
本州の真ん中にいても、2.5時間後には沖縄や北海道の空港から走りだせているのも魅力!
◆メリット
・構内の移動が非常にラク
・手離れがいい
・長距離を一気に移動できる
・マイルがあれば無料で飛べる
◆デメリット
・荒天に弱い
・人気路線は予約しづらい
・海外空輸の場合、簡単な養生だと愛車にダメージ(確率75%)※実測値
・電動チャリはほぼ空輸不可
◆履歴
・成田→モスクワ経由テルアビブ→色々→ブカレスト→おパリ経由成田
・大名古屋→モスクワ・フランクフルト経由リスボン→色々→カサブランカ→アブダビ・上海経由大名古屋
●鉄道輪行

使用頻度高めの輪行方法だ。
輪行袋に入れて愛車を担いで運ぶ機会が多く、それなりに混雑する事もある駅構内~車内で愛車を管理する手間など、航空輪行より格段にストレスは増える。
ただ、そこら中に駅から乗れて、目的地至近の駅まで運んでくれるメリットは絶大。
500km圏内の輪行旅であれば、鉄道の利用が多いだろう。
◆メリット
・そこら中で乗れる
・目的地至近まで運んでくれる
・定時性に優れる
・荒天に割と強い
◆デメリット
・構内や車内の荷物の取り回しが面倒
・混雑の際に面倒。
◆履歴(数が多いので「大名古屋からの出入りに電車を使うもの」の一部)
・大名古屋→飛鳥(奈良)→明日香村ポタリング→大和西大寺(奈良)→大名古屋
数年に1回、春に出かける定番旅。往復とも近鉄特急利用。日帰り~1泊2日。
・大名古屋↔京都
たまに思い立って出かける。近年は新幹線利用。日帰り~1泊2日。
・大名古屋→塩尻(長野)→木曽路を自走で南下→落合川(岐阜)→大名古屋
・大名古屋→多気(三重)→熊野灘などを自走→串本(和歌山)→大名古屋
●高速バス輪行

もしかすると、積極的に使ってもいいかも知れない輪行手段。
乗降がバス停前で済むのは、駅構内を担いで歩く鉄道輪行より数段ラク。
また、荷物をトランクに入れたら管理しなくてよいのは飛行機と同じ。
乗り心地も普通電車よりはマシ。
ただ、長距離の移動には疲れる(帰路で使うのはいいかも知れない)。
◆メリット
・乗りやすく降りやすい
・荷物の取り回しがラク
・普通電車よりラク
・特急電車より安い
◆デメリット
・定時制に劣る
・長距離の移動は疲れる
◆履歴
・エルサレム(イスラエル)→テルアビブ
鉄道不通の対応のために利用。1時間。
・南砺(富山)→大名古屋
北陸ポタの帰り。2時間半。
・セビリア(スペイン)→タンジェ
高速バスしか路線が無かったため利用。3時間くらい。
②航空輪行
個人的に「最もラクな輪行方法」と思う。
空港内はそこら中にあるカートに積んで運べばよい上、すぐに預けるため、長らく愛車を管理する必要がない(預ける際、空気を抜く必要もなく、国内線なら特段養生する必要もない)。
空港までは鉄道輪行を利用する場合もあるが、必要に応じて「空港宅急便」で先に愛車や荷物を発送しておけばよりラクになる(名古屋→成田の鉄道移動が伴うなどの場合、積極的に利用すべき)。
本州の真ん中にいても、2.5時間後には沖縄や北海道の空港から走りだせているのも魅力!
◆メリット
・構内の移動が非常にラク
・手離れがいい
・長距離を一気に移動できる
・マイルがあれば無料で飛べる
◆デメリット
・荒天に弱い
・人気路線は予約しづらい
・海外空輸の場合、簡単な養生だと愛車にダメージ(確率75%)※実測値
・電動チャリはほぼ空輸不可
◆履歴
・大名古屋↔花巻(岩手)
基本的に帰省旅。北東北を回り、戻ってくるのが定番。日数はまちまち。
・大名古屋↔那覇(沖縄)
那覇周辺の旅。離島も行けた。2泊3日。
・大名古屋↔宮古島(沖縄)
離島も含めて島を一周。3泊4日。
・大名古屋→旭川(北海道)→釧路→大名古屋
道央〜稚内経由でオホーツクを回った。真冬。3泊4日。
・成田→モスクワ→アバカン→モスクワ→成田
大目的地はシベリアの町。機中泊2回の2泊5日。
・大名古屋→上海→大連→哈爾濱→仁川経由大名古屋
江南から旧満州への旅。1泊は寝台特急泊。4泊5日。
・成田→モスクワ経由テルアビブ→色々→ブカレスト→おパリ経由成田
中東・東欧への旅。1泊は寝台特急泊。7泊9日。
・大名古屋→モスクワ・フランクフルト経由リスボン→色々→カサブランカ→アブダビ・上海経由大名古屋
ポルトガル、スペイン、モロッコの旅。7泊9日。
●鉄道輪行

使用頻度高めの輪行方法だ。
輪行袋に入れて愛車を担いで運ぶ機会が多く、それなりに混雑する事もある駅構内~車内で愛車を管理する手間など、航空輪行より格段にストレスは増える。
ただ、そこら中に駅から乗れて、目的地至近の駅まで運んでくれるメリットは絶大。
500km圏内の輪行旅であれば、鉄道の利用が多いだろう。
◆メリット
・そこら中で乗れる
・目的地至近まで運んでくれる
・定時性に優れる
・荒天に割と強い
◆デメリット
・構内や車内の荷物の取り回しが面倒
・混雑の際に面倒。
◆履歴(数が多いので「大名古屋からの出入りに電車を使うもの」の一部)
・大名古屋→飛鳥(奈良)→明日香村ポタリング→大和西大寺(奈良)→大名古屋
数年に1回、春に出かける定番旅。往復とも近鉄特急利用。日帰り~1泊2日。
・大名古屋↔京都
たまに思い立って出かける。近年は新幹線利用。日帰り~1泊2日。
・大名古屋→蒲郡(愛知)→浜名湖など→新居町(静岡)→大名古屋
いくつかのバリエーションがある三河・浜名湖旅の一例。稀に新幹線利用。1泊2日。
・大名古屋→塩尻(長野)→木曽路を自走で南下→落合川(岐阜)→大名古屋
定番の木曽路コース。行きのみ特急利用。1泊2日。
・大名古屋→米原(滋賀)→琵琶湖一周など→琵琶湖周りの適当な駅→大名古屋。
色々なバリエーションがある琵琶湖周辺旅の一例。場合によって新幹線利用。1泊2日〜2泊3日。
・大名古屋→多気(三重)→熊野灘などを自走→串本(和歌山)→大名古屋
いくつかのバリエーションがある紀伊半島旅の一例。往復とも特急利用。2泊3日または3泊4日。
●高速バス輪行

もしかすると、積極的に使ってもいいかも知れない輪行手段。
乗降がバス停前で済むのは、駅構内を担いで歩く鉄道輪行より数段ラク。
また、荷物をトランクに入れたら管理しなくてよいのは飛行機と同じ。
乗り心地も普通電車よりはマシ。
ただ、長距離の移動には疲れる(帰路で使うのはいいかも知れない)。
◆メリット
・乗りやすく降りやすい
・荷物の取り回しがラク
・普通電車よりラク
・特急電車より安い
◆デメリット
・定時制に劣る
・長距離の移動は疲れる
◆履歴
・エルサレム(イスラエル)→テルアビブ
鉄道不通の対応のために利用。1時間。
・南砺(富山)→大名古屋
北陸ポタの帰り。2時間半。
・セビリア(スペイン)→タンジェ
高速バスしか路線が無かったため利用。3時間くらい。
・マラケシュ(モロッコ)→ワルザザート
アトラス山脈を陸路で越えたくて利用。4時間半?
・大名古屋→仙台(宮城)
帰省旅のバリエーション。8時間?
●船舶輪行(*v.v)。。
個人的には最もやりたい輪行手段。理由は「旅情(ロマン)を感じるから」(*v.v)。。
ただ、時間がかかる上に天候にも左右されて、使いどころが難しい。
◆メリット
・旅情あふれる(*v.v)。。
・ゆったりしてる
・のんびりできる
◆デメリット
・荒天に弱い
・とにかく遅い(高速船除く)
・船酔いする人には不向き。
◆履歴
・彦根↔シキネジマ
琵琶湖周辺ポタのバリエーション。小型船で片道40分。
・河和(愛知)↔日間賀島・篠島・佐久島
三河湾ポタのバリエーション。三河湾内の島を愉しむ時に使用。小型船で片道数十分。
・河和(愛知)→伊良湖岬
同じく、三河湾ポタのバリエーション。渥美半島を走る時に使用。小型船で1時間。
・那覇(沖縄)↔座間味島
沖縄ポタのオプション。フェリーで片道2時間、高速船で片道50分。
・タリファ(スペイン)→タンジェ(モロッコ)
ジブラルタル海峡を渡る際に利用。超高速ジェットホイールで1時間。
・大名古屋→仙台
帰省旅のバリエーション。太平洋フェリー利用。大型フェリーで20時間。
※他、大阪市内や木曽川の渡船。数分程度。
●タクシー輪行(正しくは「輪行」ではない)

割高ではあるが、とても使える交通手段だ。
旅先でのトラブル発生時、躊躇せず呼び出して愛車と共にタクシで脱出できるのは折り畳みミニベロ乗りの特権。
他にも、駅前で愛車折り畳みをしたくない時などは、予め折り畳んだ状態でタクシーで駅に乗り付ければ精神的ストレスなく鉄道輪行に移行できる。
◆メリット
・迎えに来てくれて指定場所に運んでくれる
・ラク
・地元の情報を仕入れる大チャンス
◆デメリット
・割高
(ただ、割と安い地域もある)
◆履歴
・自宅→大名古屋駅、金山駅→自宅
航空輪行する場合の出発・帰宅のほか、気だるい時などに利用。700円~1200円くらい。
・他、ブログに書いていない外出の際、主にトラブル発生時に利用。
こんな風に、輪行の手段はたくさんある。
●そして「輪行」について思う(*v.v)。。
今回、それぞれの手段の「輪行ルール」はあえて詳記しなかった。
ルールは各交通機関のHPを見てアタマに入れておくのが基本だ。
ただし。
そういった規定はたくさんあるけど「実際に現場で厳格に運用されているかは全く別問題」。
と、いうか、自前のルールどおりに細かくチェックしているところの方が「例外的」と言っていい現状。せいぜい、空港の保安検査で「電動バイクであるかどうか(※電動機は記事執筆時点で空輸NG)」の確認くらいで、あと「スルー」の場合が圧倒的に多い。
結局、「ルールは作っているけれど、それを意識して守る必要が無い現実の証」だと思っている。意識して目こぼししてくれている人も中にはいるかもだけれど、自前のルールをそもそも認識していないと思われる係員もめちゃくちゃ多いからだ。
●輪行(公共交通で自転車を運ぶこと)で僕が止められたのは1回だけ
(地下鉄を使わせてもらえずタクシーを使うの図@中国・大連)
2017年、中国大連市で開通したばかりだった「地下鉄」。静止されて乗せてもらえなかった。
中国の鉄道は金属探知機があるが、上海リニア、上海地下鉄、哈大線はOKだった。ダメだったのは大連の地下鉄だけ。
輪行袋に入れた状態のBROMPTONを公共交通内に持ち込めないという経験は国内外含めてこの1回しかない。中国でこういう事があるとは思ってもみなかったが、貴重な経験だった。
さて、僕はあの経験を糧にして、以降、あらゆる輪行で厳格にルールを守る様になったか?
答えは「NO」。
例えば僕は田舎で何回も「路線バス」で輪行している。何度も快く乗せてもらっている。
でも、路線バスもWEBでは「NG」とよく書かれている手段のひとつだ。
なのに、快く乗せてもらえる理由・・・先ほども書いたけど、運転手としても「静止する理由が無い」のだろう。
・ガラガラの車内
・キレイな荷姿
・中型スーツケースより小さい荷物
・清潔な乗客(笑)
止める理由などある筈がない。
だからと言って、僕が田舎旅で雨に見舞われたとして、通勤客や通学客で満員の乗り合いバスに乗り込もうとする事は絶対にない。
また、現時点の国内の一般的な鉄道に「折畳状態のBROMPTONをカバー無しでそのまま持ち込む」とかすることもない。
それは「一般の現地民の皆様に明らかに迷惑だから」だ。
でも、バスの満員の理由が「旅行用スーツケース持った観光客でギチギチ」というのであれば、必要によっては無理くり乗車しようとするかも知れない。
それは「旅行客同士、迷惑かけあうのはお互い様だから」だ。
まあ、こういった価値観には個人差が大きいだろう。
ただ、「極端なルール順守型じゃない性格の方」におかれては、輪行についてはザっとルールを眺めて「そんなもんか」と理解しつつ、あとは現場で状況みながら色々試していいんじゃないかと個人的に思う。
つまり「ある程度コミュニケーションとってうまくやればいいんじゃない?」
そのくらいの余幅がないと、人生、息苦しい(;´д`)
大前提は「他の人や施設などに迷惑かけないこと」と「係員に何か言われたら指示には従うこと」だ。
うまくやれば、輪行旅は格段にラクになる。勿論、周りに迷惑かける事もない。
●あなたの初のミニベロ旅

●どんな方法でどんな場所に行くのか

●「最初の旅」は1回しかない

●なにか、思い切った脱出方法で、思い出に残る旅に出てもいいかも、だ

●愉しそうな旅先に脱出しよう

・・・とはいえ、なかなか有給をとれないのも我々現役世代の現実(*v.v)。。
旅に出られたとしても、使える日程はせいぜい1泊2日という方も多そう。
次回、東京・名古屋・大阪あたりから1泊2日で出かけられて間違いなく愉しめる「初のミニベロ旅におススメの1泊2日コース」を考えてみる。
(つづく)
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