●道の駅熊川宿には「鯖街道ミュージアム」というものがあった
休憩がてら、入ってみよう

●古代~近代までの「鯖街道」の様子が画で示されている
・・・まあ、いわゆる「交易路」ってことだよな

鯖街道(若狭街道、丹後街道など)は日本海側から平安京を結んだ交易路として知られているが、実は大和朝廷時代以前から機能していたもののようだ。
古代には塩、酢、各種海産物や酢〆の鯛寿司などが朝廷に向けて、中世には大陸から日本海の港町に入った各種交易品が、そして近世には「鯖寿司」が平安京に送られたのだそうだ。
ここ熊川宿は天正時代(江戸時代のチョイ前)に整備された若狭街道の宿場という。
近くにはより古い「針畑越えルート」があり、現代でも往時の面影を残す散策路として存在しているそうだ。
その高度800mで、昨日越えた武平峠とほぼ同じ。
・・・サポーターがあっても無くても御免被る(*v.v)。。キリッ
●それにしても・・・
こういうスポットがあるなら、ここで昼ご飯買って食べてもよかったな

名物の鯖寿司、僕も大好物だし・・・
「焼きあなご」これもとても美味しそう


④2日目中半(熊川宿→舞鶴、ホント宿にたどりつける?)
●道の駅を出発し、熊川宿に入ってみると・・・
おお


思ったよりかなりすごい!
歴史的な町並みがおそらく1km近く続いている。
建物も相当に古い。
2階など窓にガラスが張ってない格子窓じゃないか

板の雨戸すら張ってないこういう本当に古い町屋で、現役の住居として使われている建物を見るのは初めてかも知れない。
●寺コン??
通りには活気があり、そうとう街づくりを頑張っている様子も伝わってくる。
●「BROMPTON旅」ならではの発見だったな

僕は(国内旅では)あまり下調べせず出かけるのでかなりの確率で「いろいろ失敗」するのだが、反面、出逢うモノの大部分が「予期せぬ出逢い」となるので、割と簡単に「感動」したりする

さあ、舞鶴に向けてあと50km弱。張り切って漕いでいこう

●折り畳み自転車「ストライダ」で旅している人がいる
時速20kmで余裕でちぎる(´ε`)~♪
BROMPTON、欲を言えば「平坦地で頑張って回さなくても30km/h出るくらいの重めのギア」があれば、ポタ旅はもっと楽しくなると思う。
●海まではまだ多少のキョリがありそう
ちょっとした峠、トンネルが続く。
●なかなか海が見えてこない事が、ちょっとしたストレスに
昨日は峠越えで120km、今日も既に60km以上走っているし、どうも少し疲れてきているようだ。
●・・・と、ここで
おお、ようやく海が見えた

●自力で日本海側までやってきたのは初めてだ

東北出身の僕の感覚では「日本海=西の海」だ。
「自力で西の海に来た」という感覚が、ひとつの思い出を呼び起こす。
●2019年9月15日(日)15:38のロカ岬到達

●この海もとても素晴らしい

僕、日本海大好きだしね!
ハワイから帰ってきてスグに島根県の日御碕灯台付近の海見て、圧倒的な青さ・美しさに感動してますます日本海のファンになったのもいい思い出。
●・・・おや?
あれは・・・

●あっ

あるのかあ、こういうヤツが!
うーん、気になる。走ってみたい。しかし、体力が不安


こういう時、ブロンプトンマスターなら鼻歌交じりで試しに行きそうだが・・・
●僕はまだまだその域には到達できそうにない
明らかに疲労を感じ始めているし、目的地到着最優先で行く!
海を越えて半島に渡る橋を見つける。
原発行きの橋か


いかにもこの土地らしく気になるが、華麗にスルー!
●14:51、だいぶ疲れてきて「道の駅」で休憩


やばいな、平坦地なのになんか一気に疲れてきた


気温30度以下のハズなのに結構暑いし、体力消耗しているのかもだ。
●はふぅ


鉄道模型のジオラマがある小さな道の駅にヨタヨタと入る。
●道の駅というより「食堂」といった感じ
色々な定食が600~800円前後のお手頃価格で食べられるらしい。
●トンカツに自信があるらしい
トンカツ、もう何年も食べてないな。
BROMPTON購入してスグの頃(2013年)、京都ポタで立ち寄ったトンカツ屋さん美味しかったな。。。
●しかし、ごはんは目的地についてからしっかり食べるつもり(*v.v)。。
美味しく晩ごはんを食べるためには、おなかをすかせておかないとね!
妥協して「メロンソフト」を購入、甘くてとてもおいしい

●再び舞鶴を目指す
道沿いにたくさんの釣り船屋さんを数える様になってきた。
1mを余裕で越えるサイズの魚拓を貼り出している店などもあり、興味をそそられる。
●それにしても、遠いな


1日120km弱というキョリは少なくとも今年10回は走っていて「もはや大したキョリじゃない」と思っていたが・・・やっぱりそれなりの長距離なのかも知れない。
ホント、僕は一体何のために毎度毎度、こんなバカバカしい「移動」を繰り返すのだろう?
なんでこんな事やってるのか・・・
『全然わからない


そして、この旅5つめの都道府県・京都府に突入だ!
●投宿地についた事で一気にテンションがあがる
これで、とりあえず(本日は)この馬鹿げた作業(チャリを漕いで100km超とか移動すること)から解放されるぞ!
そこから投宿地まではそれでもちょっと距離はあったが・・・
明らかに日が陰ってきた16:30頃には「港町っぽい景色」の中に到達


●ほどなく本日の宿、シーサイドホテルパルコに到着!
海沿いのホテル。
部屋からの眺めも期待できるか!?
近江国栗東の宿を出て高島、熊川宿を経由して若狭国舞鶴まで112kmを無事に走破!
思ったより体力は消耗したが、不安だった「ヒザ」に異常なく到着できたのはラッキーだったといえるだろう。
早速チェックインして、あこがれの港町・舞鶴を少しポタしてみる事にしよう。
その後は待ちに待った晩ごはんだ


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