●気が付くと、時刻は20時を回っていた
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今回の旅のテーマのひとつが「夜は投宿先の町の美味しいものを頂く(*v.v)。。」

急いで、近江八幡駅前に繰り出してお店を物色する

ガンガンにエアコンを利かした部屋に置いていたデジカメは、外に持ち出して撮影しようとするとレンズが曇るようだ。

曇ったレンズの先にあるのはラーメン店。

美味しそうではあるが、ラーメン店はさすがにないなあ。









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当然ながら「全国チェーン店」も対象外だ。旅先でセントラルキッチン製のご飯食べるとか意味不明。





●うーん・・・
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近江八幡駅前は、お店自体がそれほど多くない様だ。

僕は、別に高級店を利用しようというほどの金持ちでもないが、いかにも安っぽい店にはちょっとした抵抗感はある。

味や接客は価格と相関関係にあるもんなあ。大体の場合。







●うーん・・・
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この店か、隣の店のどっちかといったところだな。

少し安っぽさ感はあるが、隣の店の方がお魚の種類が多そう。

それでガッカリする感じだったら、こちらの店に移るという作戦で行ってみるか・・・












BROMPTONで琵琶湖一周してこようポタ2020
2020.08.14~16

(3)










●と、いうわけで「とり武者」というお店に入ってみる
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手羽先がウリの店ってことか。

まあ、手羽先の本場・名古屋からわざわざ近江八幡までやってきて手羽先食べるのはアホくさい。

やはり、お刺身を食べておきたい。









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早速「海鮮三種盛り」を頼もう・・・と思ったところ、1種類(カンパチ)が売り切れてしまったそうで「二種」しか出せないという。

なんだそりゃ、幸先悪いなあ








●まあ、仕方ないか
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とりあえず「ニ種盛り」と「ポテサラ」、そして「おビール」を頼んでみた。







●まずはおビールから頂く(*v.v)。。
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大量の水分を補給するも大量に汗をかいて1日中走り回ってきた。

今、夜になっても気温はほとんど下がらず34度、外から聞こえてくるはセミの大合唱。

蒸し暑くなりすぎた日本の夏に乾杯(*v.v)。。

ゴキュゴキュゴキュゴキュ・・・・><。

アヒィ、美味い!!








●お刺身を頂く(*v.v)。。
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サケと真鯛か。

・・・なんか、美味そうな刺身だぞ








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一切れつまんで、お口に運ぶ(*v.v)。。








・・・










お、おいしい


ねっとりもっちりした身に、旨味が凝縮されているような!

そして、何の風味かよく判らんが、ほのかに出汁が効いた刺身醤油の風味と相まって、お口のなかにコクと共にじわーっと満足感が広がっていく感じ!










KOU:「これは一体・・・なんでこんなに美味しいのかしら?」

店員さん:「あ?わかります

    ウチ、実は刺身には結構こだわっていて、魚を少し寝かせて出してるんですよー。板さんも京都の料亭で修行してきた人で」

KOU:「え?京都??」

店員さん:「ウチは京都に本店がありまして、ここが2号店なんですー

そうだったのかー。

「手羽先」なんてあったから、もしかすると名古屋に本店がある店かと思ってたが全然違うようだ。








●ポテサラも美味い
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KOU:「ポテサラがこんなに美味いなんて 京都の料理人さんは伊達じゃないですね!」

店員さん:「ありがとうございますー お客さんは地元の方ですか??」

KOU:「いや、名古屋から来ていてそこのホテルに泊まってるんですが、この店入ってよかったわあ」

店員さん:「それはどうもどうも

KOU:「ちなみに、イチオシのメニューは何ですか?」

店員さん:「ウチはもともと鳥の手羽先を看板メニューにしてる店でして、やっぱり手羽先ですね!」






●手羽先か・・・
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名古屋ではおなじみのメニュー、おなじみの食べ方。

と、言っても、正直、そんなに食べる機会は多くなく、僕がナゴヤメシの「手羽先」を食べた回数は、名古屋に引越して来て11年で10回あるか無いかだ。

近江八幡に来て食べるのもどうかと思うが、このお店なら、なんか期待できそうな気も。

KOU:「それでは、手羽先とハイボールもください(*v.v)。。」






●しばらくして、アツアツの手羽先が3つ出てきた
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味が3種類あって、白(甘辛)、黄(カレー)、赤(旨辛)だという。

店員さん:「食べ比べがお勧めデス」

という事で3本頼んでいたのだった。







●早速、アツアツの手羽先を頂く(*v.v)。。
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名古屋の手羽先もそうだが、とにかく熱くて、パキンと骨を折るのが一番辛かったりする。

久しぶりの手羽先(3年ぶりくらい?)で食べ方も忘れてしまい、少々苦労しつつも「白(旨辛)」をお口に運んでみる・・・











えっ!?











ナニコレ、

お、おいしい


サクサクのコロモとしっとりした身の食感が絶妙、サクッ!、プニッ!とした歯ごたえの後に、コロモの甘辛い味が広がり、さらにその後、皮と身の間の肉汁がじゅわっと口内に広がり、色々な旨味と交わりあって美味しいソースと化す!

そして、しっかりしたお肉の淡泊な味がそのソースと見事に絡まって、大きな満足感に

KOU:「・・・名古屋の手羽先より、なんかこっちの方がおいしい・・・

店員さん:「ホントですか?それはありがとうございます!!」








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あまりの美味しさに、ハイボールも進む。

ゴキュゴキュゴキュ><。

もう、河岸変える必要ないや。

今宵はこのお店でのんびりくつろごう。








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サバの炙りを頂く(*v.v)。。

これまた絶妙なお味加減。







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トマトスライスを頂く(*v.v)。。

フツーのトマトスライスだが、なんだかおいしく感じる。







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ハイボールをもう一杯飲みたくなり、明太ポテト(小盛)も頂く(*v.v)。。

たまにはこういうツマミもいいもんだな。

ゴキュゴキュゴキュ。

・・・ってな感じで、十分満足







さて、旅の空の下にいる僕にとって、夜の愉しみ方の一つに「ミニベロの旅ブログを読む」というのがある。

近年ではブログの書き手自体がだいぶ減り、多くがSNSに移行してしまったが、僕のニーズは以前から一貫して変わらず「読み物として愉しませて頂きたい(一方的に読ませて頂きたい)」という事にある。



そのニーズを満たしてくれる数少ないブログの筆頭格がブロンプトン旅

毎回、旅先の夜には飲みながら極上の冒険記を読むのを愉しみにしているのだが、今週末は記事更新がなかった。

まあ、俺さんも汗をかきながらの淡路島旅の真っ最中で、今頃は島の中のどこかの町で、美味しい肴に舌鼓を打ちながらアルコホールを愉しんでらっしゃる事だろう。



その他のブログとして

じて旅

歩いたり回したり



また、ブログではないがまとめ情報源として

ブロンプトントラベラー



このあたりを、飲みながら閲覧させて頂いている事が多い。

他、Yahoo!ブログでもいくつかのBROMPTONブログがあって愛読していたのだけれど、サービス停止の流れの中で、その後が判らなくなってしまったブログがいくつかあるのが残念。




とにかく、満足のひと時を過ごし、ホテルに戻る(´ε`)=3









●さて、今回の旅にはこんな冊子も持ってきていた
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次の海外旅(ロマン探求ポタ(*v.v)。。)の行先をある程度固めておきたいと思っていた。

去年(2019)は西欧(ポルトガル・スペイン)~アフリカ(モロッコ)を回ったが、僕が本当に行きたかったのはパナマやキューバなどの中米だった。

僕が旅に出る予定の時期(9月)が雨季だと知らずに考えていた為、断念する結果になったのだが、旅に最適の時期が「2月」と判った今であれば、会社に対する十分な「根回し」だとか「シゴトの引継ぎ」だとかをする事によって実施は可能だ。







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パナマ運河(全長約80km)沿いのポタリング。

完全に運河沿いのポタは道路の都合でやはり無理そうだが、わりと近いところを走る道路(キョリ110km程度)については、今の僕なら問題なく走破可能だろう。

ここで問題となるのは「治安」だ。







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特に、目的地のカリブ海側の都市コロン市の治安はwebの情報では「全域が危険」という事だったが、往々にしてwebの情報などは、自分が実際にその場に行って確かめるなどの事は勿論、現地に問い合わせするなどの確認すらする事なく、「単に誰かが書いた情報を転記してるだけ」という事だらけ。

誰かが書いた1情報を100人、1,000人の人が転記しているなんて事もザラだ。

僕はそういう「やたら転載だらけの情報」は、基本的に関心も無いし参考にすることも無い。

その点、「地球の歩き方」は編集部が取材していたり、広く情報を収集して、ある程度ファクトチェックして記載している事もあって、それなりに参考に出来る。




『・・・まあ、なんとかなるのかも知れないな』




とはいえ、来年(2021)の2月は、コロナの影響でまだ遠方の海外旅はキビシイだろう。

他方、中国やベトナムなどはだいぶ落ち着いてきているようで、旅が出来るかも知れない。

問題はむしろ日本国内の状況かな。1日あたり300人とか400人感染者出してるうちは、入国拒否されたり、入国しても2週間隔離とかで旅どころではないかも知れん。




「・・・ホント、メンドクサイ時代になってるよなあ」と思う- -;

これ、大昔だったら、どうだったのだろう。

国家間の往来が現代ほどでないから感染拡大の速度は遅かったろう。

それでも、最終的には、人口比で現代の数倍の犠牲者を出す事にはなったのかな。

何百年もかけて人類全体が否応なく集団免疫獲得するところまで感染拡大していったのかも知れない。

それは、シンプルであり、昔の人の感覚からすれば「致し方ないこと」「ある意味日常的なこと」であったかも知れないが、我々現代人の感覚からすれば・・・やはり、「許容しがたいこと」なのかも知れない。





『とにかく、早くワクチンできて、人類全体で克服・・・できるようになって・・・ほし・・・い・・・・・・・・・・・・・zzz』

中米に出かける日に思いを馳せながら、深い眠りへと落ちていくのだった・・・。





(つづく)




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