●2022年9月23日(土)15:06
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北大東島の上にいた僕は、眼下の土捨て場大東ピラミッドを見下ろしていた

なるほど、上空から見下ろすと本当にピラミッドみたいで、なかなかすごい。

完成したら、人気スポットになるかも知れない。








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続いて視界に入ってきた「西港」には貨客船がいた。

一見、係留してある様に見えるが、実際は錨泊で岸壁と船体の間は離れている筈。

貨物や人が乗ったゴンドラを吊り上げるためのクレーンも見える。






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さらば北大東島(*v.v)。。

マジで素晴らしい島だった。

近いうちにまた来たいな。





そして・・・






●3分後、僕は南大東島を見下ろしていた
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北大東島と比べてかなりデカく見える









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島の周囲は、やはり切り立った崖!

どこまで海沿いを走れるのか、空からではよく判らない。







●15:16 約24時間ぶりで南大東空港に到着
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昨日は乗り換えの為、搭乗者用の待合室に通されて身動き出来なかったが・・・







●今日は空港ロビーに華麗にご到着
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北大東空港と比べると、明らかにひと回り大きい(それでも小さい)。

ただ、勿論ベルトコンベアー付きのバゲッジクレームなどはなく、北大東同様、「手荷物受け渡しカウンター」でBROMPTONくんを受け取る。

さて、南大東についてまず僕がしたかったことは・・・











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(6)

”北”と結構違う、南大東島!」篇(前)
 







●ごはんを食べたいのよ
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朝にチョコバー食べただけ。北大東島では空港のお店もお休みだったしね

この空港では、ショップはやってはいるけれど、唯一のまともな食べ物「大東寿司」は売り切れの様で、他、腹の足しになる様なモノは見当たらない。

でも、その奥に喫茶店みたいなのがある。

助かった






喫茶店のおねえさん:「・・・それが、飛行機の受付が終わったら閉店なんですよ

KOU:「ええっ、そんな










●おねえさん:「出せるものはこのくらいしか・・・」
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KOU:「・・・」

おねえさん:「しかも、お店は閉まるので、待合室で食べて頂くしか









●まあ、仕方ない
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選ぶならこれだろう。

おねえさんはお湯を入れて、待合室まで運んできてくれた。

ありがとうありがとう・・・(*v.v)。。







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あれ?けっこうおいしい

過去のポタ旅でガッカリした時の「刺身」や「お好み焼き」より、ずっと美味しく感じるぞ。







●15:39 空港前でBROMPTONくんを展開
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かなり中途半端な時間の到着だが、時間の使い方に焦る事はない。

南大東島の滞在時間はここから48時間(丸2日)。

明日丸一日と、明後日の15時前まで探索に充てれば、島の1周は勿論、いくつかの場所を探訪する事も可能だ。






●まず、やるべきことは・・・
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空港すぐ近くの「宿」にチェックイン。

その後は、島南西部あたりの「村中心部」に向かうつもり








●空港を出発!
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そうだ、明日以降「一周」を達成しやすくなるように、空港北側部分の外周を走って宿に向かおう。









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気のせいかも知れないが、北大東島より『緑の密度が高い』様な気がする。









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そういえば、上空から眺めた時も『緑が濃い』と感じたっけな。








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サトウキビ畑が広がっているのは北大東島と同じ。

ちょっと走っただけで「北大東島より明らかに広い」という事が感覚的に判る。

”北”はどうやっても道に迷う余地がなかったのだけれど、”南”は「ナビに頼りたくなる広さがある」のだ。

wikipediaによると、両島の海岸線長は北大東島18.3kmに対し南大東島21.2kmと3km足らずの違い。

なのに、面積は北大東島11.94㎢に対し南大東島は30.57㎢で、3倍弱違うらしい。

海岸線長に対して北大東島の面積は狭すぎる様に思うし、南大東島は広すぎる様に感じる。

だけど、算数に弱い僕はよく判らない。









●そして、道を走って気付く
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やたら、カエルの轢死体が多い。北大東島では見かけなかった光景。

キョリ500m走る間に20匹くらいつぶれてる。

普通、小動物が死んでも、ほどなく鳥、ネズミ、虫などの分解者が利用するもんだが、ここにはそういうものが少ないのか。あるいは、毒が強いなどの理由があって誰も利用しないのか。

何かしら理由がありそうだ。

※後で調べて大東島にはカラスやカモメなどよく知られた海鳥はいないらしい。かつ、このカエルは毒性が強い「オオヒキガエル」(特定外来生物)かも知れない。








●さて、ホテルはこの辺のハズだが・・・
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おかしいな、民家っぽいのがあるだけだぞ







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あったましまだいとうちゅらみち、ちゅくてい人とし、ちゅら道あっかな。

『・・・???』

文字は日本語だが、「人」と「道」以外は全く読めない。こんな事があるのか。

『・・・へんな宗教かも知れない。近寄らないようにしよう』









●えっ、ここが宿なの!?
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16:01、「月桃ムーンピーチ」到着。

「結構広い民家のような敷地」におそるおそる入っていくと・・・







●!?
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だいぶ年季の入った、プレハブの集合体の様な・・・

飾らずに言うと「掘っ立て小屋」だ。

『冗談だろ・・・あ、でも”受付”がある』

どこでもドアみたいな色のドアを開けると、若く、にこやかな おかみさんらしき方がいた。

おかみさん:「こんにちは

説明を聞くと、予約した「ホテル」と思っていた建物は【別館】で、村中心部にあるという。

ただ、そちらは本日満員で、僕が電話で「空港近くでも全然問題ないですよ!」と言ったので、コチラを案内してくれたという。

ちなみに、ホテルだと素泊まり1泊6,600円、コチラだと3,000円ちょっとと値段は低い。

おかみさん:「まずかったですかね?」

KOU:「いや、全然そんなことはありませんよ!」

「構わん」と言ってる以上、仕方ない。







●おかみさんはにこやかに施設を案内してくれる
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おかみさん:「こちらが客室側で・・・

KOU:『おおお・・・







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おかみさん:「こちらが流し

KOU:『・・・








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おかみさん:「シャワールームとトイレは並んでいるので、電気つけてカギかけて使って頂いて・・・

KOU:『・・・









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おかみさん:「コインランドリーはこちら。立派なほうを使ってください 洗剤も、あるものをお好きに使って頂いてけっこうです

とにかくにこやかなおかみさんで、案内されている間に、ほっこりした気分になってくる。

「・・・まあ、いい宿じゃん!」

あてがわれたプレハブの客室も、簡素ではあるが、予め冷房を入れてくれたおかげで「快適」。

2泊するのに何の問題も無いだろう。

とにかく、荷物を置いて、村の中心部方向に「見学&晩酌」に出かけることにする!


(つづく)






■次回

空港喫茶店のおねえさんから「村の中心部でパレードをやっている」と聞いていたKOU!

それは是非見学したい!

しかし、それは一筋縄ではいかないアトラクションになった!

そして、夕暮れ時。果たして僕は満足できる晩ごはんにありつけるのか?

次回、「南大東島・けっこう環境が違うぞ」篇(後)。



※多忙のため、更新にはそれなりに時間がかかります。






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