●ハッ
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2019年9月21日5:30(モロッコ王国現地時間)

目を覚ましてテラスに出てみると、大きな満月は南の空(たぶん)に移動していた。

朝か・・・






●今朝は近所の空港から7:45発カサブランカ行の飛行機で飛ぶ
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まだ、2時間あって余裕・・・と思われるが、何があるか判らんのがロマン探求ポタ(*v.v)。。










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さらば、ゲストハウスDAR RITA(*v.v)。。








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この町、次に来る事があるのであれば、最低でも3泊くらいはしたいなあ・・・








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BROMPTONくんの旅の情景として、砂漠の町ってすごく映える気がするわあ













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住宅地から出て2kmほどをのんびり走ると・・・(´ε`)~♪







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ワルザザートの空港に到着

パパッと、BROMPTON座の樹脂聖衣(ポリクロス)を取り付けて、意気揚々と入場する(´ε`)~♪








●空港内はガランとしていた
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待ち時間ゼロのチェックインカウンターの青年スタッフに飛行機の予約票と旅券を見せながら話しかける。

KOU:「キミ、チェックインを頼む(*v.v)。。」

青年スタッフ:「かしこまりました(カチャカチャ)・・・あれ?予約されてないですよ???」

KOU:「えっ










pota2019



21.(モロッコ)
 カサブランカ探訪 前篇
















●そういえばこの区間のエアチケットだけちゃんと獲れてるかよく判ってなかったんだった



交渉

KOU:「アレ?とれてない
?お金も払ってるのに

青年スタッフ:「ええ、見当たりませんね
・・・何かのアクシデントかも

KOU:「なんとかなるまいか?」

青年スタッフ:「うーん、そうですねえ・・・ブツブツ・・・まあ、いいか」

彼は端末をカチャカチャと操作して、一枚のチケットを差し出した。

青年スタッフ:「はい、どうぞ


KOU:「おお、ありがとう!」









●もらったチケットをあらためて見てみると・・・
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えっ、彼が用意してくれたのはビジネスクラス

仕事の移動でも乗った事無いのに、まさかこんなところで乗れるなんて!

ありがとうありがとう(*v.v)











●ロマン探求ポタ(*v.v)。。モロッコ王国篇テーマ曲 劇団レコード「流砂の嵐」KONAMI 2011












●それから1時間後、搭乗手続きが始まった
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ロイヤル エア モロッコ AT480便は、しばらく前に名古屋から仙台に飛んだ時以来のプロペラ機。

さあ、人生初の「ビジネスクラス」に乗り込むとしようとしようか

座席はキャビンの最前列らしい。

ワクワク








●えっ、コレ?(僕の席は反対側)
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フツーのエコノミーシートにしか見えないが、

この「ビジネスクラスシート」以外のシートは大昔の田舎の路線バスの座席みたいなのだったので、

たしかに、ビジネスクラスなのかも知れない。







●空港を飛び立つと、やはりここがサハラ砂漠の中の町だと思わされた



さらばワルザザート(*v.v)。。









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なるほど、こんな町を旅していたんだな。








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ホント、砂漠に囲まれた場所だったんだな・・・

・・・と







●あっ
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これは・・・!








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立ち寄り地計画時に、立ち寄り先候補にしていた世界最大の太陽光発電所

めちゃでかいぞ!

この発電所だけでモロッコ王国全体の電力需要を満たし、さらに大量の電力を周辺国に供給しているという。








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これはアトラス山脈の裾野だろうか







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よく見ると、数十キロごとに1つ程度の割合で、10~20軒程度と思しき小集落が点在しているのが見える。

もしかすると、あれがベルベル人の集落なのだろうか









●しばらくすると、機内サービスのジュースが
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後方の一般席で配られた気配はないので、なるほど、一応「ビジネスクラス」の扱いという事らしい。








●やがて眼下の景色は農地へと変化し・・・
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飛行機はムハンマド5世空港に着陸した。









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飛行機から空港への送迎バスも、一応、ビジネスクラス客専用のマイクロバスだった。








●心配なのはBROMPTONくんだ
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最後の国内移動、ここでぶっ壊れて届くと、カサブランカ市内での修理は絶望的。

帰路の飛行機内でだったらいくらぶっ壊れても構わないから、ここだけは何とか耐えてくれ><。







●うっ!
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輪行袋を突き破ってクランプが飛び出している!

一瞬、ロマン探求ポタ2017(*v.v)。。の、中国大連での走行不能破損を思い出してゾッとしたが

なんとかセーフ

樹脂クロス(ポリクロス)はズレ防止の措置が必要なようだ。








●ワールドマップ
10th

この旅最後のステージ、カサブランカ。

大西洋に面した

モロッコ最大の都市にして、アフリカ有数の世界都市。

ちなみに、大名古屋(カッコ内)と比較すると、

・面積387㎢(326㎢)

・市人口415万人(232万人)

・1㎢あたり人口密度10,714人(7,130人)

…と、似通った広さを持つ両市で、カサブランカの方が都市として大きい事が判る。








●エリアマップ
10X
空港からカサブランカ市内のホテルまでのキョリはおよそ40km。

キョリは全く問題ないが、オフラインのGoogleマップは心もとない。

電車のほうが絶対にラクだぞ。

事故とかに遭うかも知れないし、野犬にかじられるかも知れないし、本当に行くのか?

やめといた方がいいんじゃないのか










●行くぜ!
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当然、走るぜ

40km程度でまだ9:30、どう迷ったって、たとえパンクして押し歩きする事になったって着けるし!








●と、いうわけで・・・
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不安定なオフラインGoogleマップを眺めながら、モタモタと北進を開始。

うーむ、マジで使いづらいな、オフラインマップは










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気候も環境もなかなか気持ちいい

湿度が低く、気温も多分23度くらい、無風と、とても快適だ。










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道をカクカクと曲がりながら走る。

どうも、この区域は軍施設が集中している様で、色々な軍服を着た兵士を各所で見かける。

と、交通量の多い交差点で横断待ちをしていると、警備中の兵士に声をかけられた。

兵士:「やあ、イカした自転車だね 何処へ向かうんだい?」

KOU:「カサブランカに行きたいのだけれど、どっちに向かうと正解かしら?」

兵士:「カサブランカ?それなら・・・」






●兵士:「あっちだ
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兵士:「結構遠いぞ、気を付けて行きな!」

KOU:「ありがと!」

オフラインGoogleマップはところどころでこうやって道を確認しないと、どうも不安だ。

しかし、道が正しいを判ればスイスイ進める(´ε`)♪








●道はやがて牧歌的雰囲気に
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いいね、こういう道、どこまでもBROMPTONくんと旅したい

そして、カサブランカに着いた後も、今宵はこれまでと違い、

夜遅くまでBROMPTONくんとアチコチをポタして回ろうと思う




(つづく)






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