●Y:「洞窟きのこ???」
KOU:「虹の泉から近くにあるらしいよ」
Y:「面白そう、行ってみましょう」
そして、カーナビに従って走ること20分。
●あれ?ここは・・・
閉鎖された珍スポ、『飯高洞窟美術館』じゃないか
三重県内の珍スポを探している時、HITしたスポットで『かなり面白そう』と思っていたのだが、
既に閉鎖されたと『各種珍スポブログ』に記載されていて、残念に思っていたのだった。
・・・とりあえず、行ってみよう。
三重珍スポ探訪記 2017.05.21
ナナイロの泉をめざして(3)
洞窟キノコ篇
●・・・珍スポ時代の空気が漂っているぞ
こういう、よく判らない観音様や、唐突に出現する背後の世界地図とかこそ、正調の珍スポの証・・・。
とりあえず、お賽銭入れて拝んでおくか(-人-)
●区画の奥の方には湧き水を汲めるスペースがあるようだった
Y:「給水塔があるけれど、お金が必要みたい・・・え?2Lで90円?安い・・・!」
KOU:「水を入れるペットボトルとか持ってくればよかったな・・・」
でも、どこにお金を払えばいいんだろう?・・・ってか、キノコは??
・・・・と、『円満観音』と給水施設の間にプレハブの小屋があるのに気づく。
もしかしたら、ペットボトルとかを置き売りしているかも知れない。
●KOU:「ごめんくださ~い」
「おおっ」人の気配が全く感じられなかった小屋の奥に、でっかいおばちゃんがいてびっくりする。
おばちゃん:「いらっしゃい」
小屋の中にある冷蔵庫を見せてもらうと、何種類かのキノコがおいてあった。
これが、洞窟の中で栽培されているキノコらしい。
おばちゃんが言うには、洞窟はキノコを育てるのに最適な環境らしくて、非常にいいキノコが出来るのだそうだ。
さらに、洞窟から湧き出している硬水はとても質がよく、
名古屋、大阪、東京、青森からわざわざクルマを走らせて1年分(2L×365日分)購入しに来る人もいるらしい。
本当かどうか知らないが、糖尿病の改善に効果があるのだという。
クルマにペットボトルを取りにいくのもめんどくさいので、ここで売ってるボトルを買って行ってみるか・・・。
KOU:「いい水湧いて、素敵なキノコも生えて、美術館の頃と比べて儲かって仕方ないんじゃないですか?」
おばちゃん:「とんでもない。トンネル掘るのに3億円もかかっていて、全然足りないわよ」
ええ?ここにある(らしい)洞窟って、この人たちが掘ったものだったの??
てっきり、昔から口を開いていた洞窟のところで何か商売を始めたのだと思っていた。
この後、おばちゃんからトンネルを掘ったいきさつを聞いたんだが・・・忘れちゃったな。
ただ、美術館を閉鎖した理由は、そこで保管していた展示物が湿気などで傷んできたからなのだそうだ。
『その前に、なぜ、高湿な筈の地下道に貴重品を保管しようとしたのだろうか???』
ナゾだ。
その洞窟を見学させてもらえないかと尋ねたところ、
現在はキノコ栽培で雑菌などを神経質に管理しているため、部外者が立ち入る事は出来ないのだそうだ。
洞窟が無菌状態などという事はありえないと思うのだが、そう言われると仕方ない。
●小屋を出て、もう一度給水塔の近くに行ってみると・・・
あっ!これ、洞窟じゃないの?
ってか、思いっきり入り口開放されてるのだけれど・・・まあ、いいか。
●洞窟入り口の周りには、なんだかガチャガチャした感じのものが置いてある
KOU:「貧乏はお金ではない、心の問題です?」
なになに、
”プラス思考でご利益続出、「家庭が明るくなった」「仕事が増えた」「宝くじが当たった」
「パチンコで勝った」「病気がなおった」などなど・・・!”
世界で唯一のユニークな観音像、その名も・・・
●貧乏観音
入場料100円か。こういうの、嫌いじゃないな・・・。
でも、もう、この商売はやめてキノコ屋さんになってしまったらしいようだが・・・。
●宇宙人みたいな像もある
こんなの拝んでたら、遠いどこかに連れていかれそうだな
ぼちぼち、出立するとしよう。
●松阪近くの町に立ち寄って、遅めのご飯を頂く(*v.v)。。
歴史史料館を訪問した後、『凱旋』という喫茶に立ち寄る。
●地方の田舎町に出かけていて、こういう喫茶に出会えると・・・
●なんか、うれしくなる
ここまで充実した喫茶店には、名古屋市内でもなかなか出会えない様な気がするね
●『明太オムライスホワイトソース掛け』と・・・
●『焼きカレー』を頂く
どちらも大変、おいしゅうございました(*v.v)。。
●このカフェには常連さん用の『MYカップ』があった
こういうの、カッコイイな~
開店当初の常連さんのみへのサービスで、現在は全く受け付けていないらしい。
●さらに町の中を少し探索してから、お茶して帰る
・・・さて、落っことしたLUMIXだが、帰宅してから3日後、ようやく各TAXI会社に問い合わせる事が出来た。
しかし、いくら問い合わせしても全く見つからない。
そして、7社ほど問い合わせした後、「あっ」と思ってJR東海に電話したところ、LUMIX発見
僕は、TAXIの中ではなく、快速電車の中にカメラを置き忘れていたのだった。
あぶね~、盗まれても全くおかしくない状況だったが、日曜日の早い時間帯という事もあって乗客も少なく、
そのまま終点の中津川駅まで運ばれて、乗務員が回収してくれたらしい。
既に駅の保管期限は過ぎていて中津川警察署に届けられた後だった。
その後、警察署に相談したら、着払いで発送してくれるという事で、先日、6月4日、
2週間ぶりに手元に戻ってきた(´o`)=3
いやあ、やっぱコレが戻ってくるか戻ってこないかで、気分的に全然違うもんだね。
もう、落っことしたりしないよう、大切にしよう。
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