●この日、越前周辺の桜は満開だった
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見事な桜を車窓から眺めつつ、日本海側へと向かう。





















●やがて、漁港の町に到着した
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1月に来た南越前町の景色によく似ているが、ここはそれより少し北の越前町。

言わずと知れた、カニの名産地だ




















福井珍スポ探訪記 2017.04.16
(5)かにづくし



















●おなかへった~
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越前町でカニを食べるつもりだった為、ここまで、マトモな食事をとっていなかった。

既に15時過ぎという事もあって、閉まっている店も多い中、営業中のお店を発見

早速、入店だ。




















●現在、越前がにはシーズンOFF

だが、このお店では生け簀があるそうで、今の時期でも食べられるのだそうだ。

しかし、そのお値段は大台の1人10,000YEN越えサスガ

どうしよっかなあと思ったけど、次の週も東京湾ポタでけっこう散財する予定だったので、

半額の『かに定食』にしておくことに。(まさか翌日、キャンセルする事になるとは思ってもいなかった

そうしたら・・・




















●なんと、越前がにが出てきた
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おばちゃん:「本当は出せないんだけど、お昼時間にある程度お客さんがくる事見越して用意していて

    使わないのが出る事あるんだわ~」

KOU:「いいのですか?」

おばちゃん:「ちっちゃいやつしか出してあげられないけどね~




















●食べられなかった筈の越前がに定食、いただきます
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Y:「わー、すごい

おばちゃん:「カニの食べ方わかるけ~?」

「え~と・・・」

マトモなカニなんて、2年に1回食べるか食べないかくらいだからな~。

KOU:「わかりません。やってもらえる?」




















●おばちゃんは手際よく2人分のカニを開けてくれた
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おばちゃん:「素人さんも開けれる人は開けれるんだけどね、よく、『口の部分』をやり忘れちゃう事が多いのよ。

  ちゃんとやっときましたからね じゃあ、お邪魔しませんので、どうぞ、ゆっくり召し上がってください

なんて、いいおばちゃんなんだ。



















●では、いただきます(*v.v)。。
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かにみそをひとつまみして、まずはパクっ・・・




















KOU:「お、おいしい!」

こんなにおいしいのか、越前ガニ

Y:「ん~~!」





















●KOU:「越前ガニ食べたのって初めてだっけ?」
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Y:「いや、何年か前に会社の旅行で食べたでしょう

そうだっけ?どんどん物忘れがひどくなっていくな

でも、自分で金出して食べたのは初めての様に思う。

Y:「・・・かに食べると無言になるっていうけれど、たしかに、集中しちゃう

KOU:「おいしさのあまり、言葉も出ない」




















●おさしみも美味しい(*v.v)。。
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KOU:「越前は刺身もおいしいんだねえ

Y:「しあわせ~

たしかに、美味しいもの食べている時の表情はワカコ酒(ドラマ版)の主人公より幸せそう。

ドラマのオープニングテーマが鳴り出してもしっくりきそうなくらい




















●本当に、幸せである(*v.v)。。
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越前がに定食頼まなかった分、生うにをオプションで頼んでいた。

こんなのも、実に美味しい。

これで、お酒飲んで帰れたら、なお幸せなんだがな。その辺、今後、なんとかしたいところだ。





















●本当に、素敵なお店だった
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ごちそうさまでした

そして、最終立ち寄り地の・・・




















●越前がにミュージアムへ
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まあ、今日一日、だいぶ満喫できたしね、ここはもう、流すくらいでいいかと思ってたけど、

それなりに楽しかった。



















●カニ漁の様子と海中の様子を再現したジオラマ
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越前町の様子や、その沖合の海中の様子が、3階ぶち抜きの巨大模型で再現されているらしい。

KOU:「ここの海って、ずいぶん深いんだなあ 海の生き物も全部再現されているのか」

Y:「あ、ダイオウイカ!」

え?そんなのいるのか??

・・・いるかどうか、越前かにミュージアムでご確認ください。




















●大水槽の中の通路
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面白そう。歩いてみよう




















●サメ、ウマヅラハギなど、わりと地味なラインナップの中に、珍しいのもいる
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あっ!『ダーウィンが来た』に出てきたヤツじゃなかったかな。名前、なんだっけ?




















●Yはエイが気に入ったようだ
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確かに、愛嬌がある顔をしている




















●ヒラメ、生きて泳いでいる姿を見たのは初めてかも知れない
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こんなにかわいらしい仕草で泳いでるなんてなあ。

皿の上で料理となった姿からは想像した事もなかった。




















●Y:「あ、イソギンチャク背負ったカニ
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おお~

僕だったら鬱陶しくて仕方ないだろうなあ。でも、自分のハサミで外そうとしても、腕攣りそうだな。

脱皮する時に脱ぎ捨てられのかも知れない。





















●かに漁師体験シミュレータ
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Yが言うには、漁師さん、けっこう儲かるらしい

KOU:「じゃあ、これでうまく漁できたら転職してみようかな

Y:「KOUさんは腰が弱いから無理ですよ

シミュレータ結果は係員さん曰く『まあまあ』『ダメではない』との事なので、腰がよくなればやれるかも知れない。




















●カニしばい
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ボタンを押すと、自動でスタートする『かみしばい』。

他愛もない仕掛けなのだが、どっこい、実は、これが一番(超展開過ぎて)面白かった

僕らが見た演目は『かにとへび』。

福井県に本当に伝わる昔話なのかな?だったら、かなりスゴイ。




















●はい、これで今回の探索は終了
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●帰り道、南越前町の『しおさいライン』を走った
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5月に旅ポタする予定の素敵なルート。Yもこの道は気に入ったらしい

Y:「でも、歩道が狭くて、自転車で走るのは危ないんじゃないかしら?」

言われてみると、路側帯の幅はそれほどゆとりがある感じでもないね。

そして、乗用車もそれなりには走っているようだ。

『まあ、おいおい考えよう』







今回、途中で立ち寄りを検討したけれど、時間の都合で行けなかった『越前大仏』他、

いくつかの珍スポがある様なので、福井県にはまた珍スポ探訪で来る事もあるだろう。

思ったより名古屋から手軽に来れて、独特の環境のある福井県。また、探索に訪れたい

本日、一回も運転する事なく、ラクチンに帰るクルマの中で思うのだった。


(おしまい)