●この日もとても天気がよかった


福井県の気温はなんと25度まで上昇。半袖でちょうどいいくらいのポカポカ陽気





坂井市から越前方面に向かって南下する道は、大半が田園地帯で長閑な道。
その途中、立ち寄ったローソンで・・・
●Y:「あっ、ルマンドのアイスだ
」


北陸限定でしか販売されていないアイスで、一度東京駅で期間限定販売した時は即日完売したのだそうだ。
そういえば、名古屋では見た事ないね

去年の秋ごろに発売されて以来、目を付けていたのだが一度も出会った事がなかったそうだ。
●半分、もらった

なるほど、あの『ルマンド』が入っているぞ。
『そういえば、子供の頃にルマンド凍らせて食べた事あったな・・・(*v.v)。。』・・・そんな事思い出しながら、頂く。
あ、僕の好物のチョコ入りモナカアイスより繊細なチョコのお味。
しかし、バニラ部分の歯ごたえは力強く、なかなか食べごたえがあり、おいしゅうございます。
珍スポめぐりの途中で、こういう珍しい食べ物に出会えるのもなかなか面白い

そして、下道をのんびり走る事1時間、2つ目の目的地の『珍寺』に到着した。
福井珍スポ探訪記 2017.04.16
(3)ふしぎなお寺 入り口篇
●僕たちは『法円寺(ホウエンジ)』というお寺にやってきた

こちらは、当初は立ち寄り地として考えていなかったお寺なのだが、
面白そうな雰囲気につられてやってきた場所である。
前田家ゆかりの由緒正しいお寺なのに、『メモリアルフォレスト越前』として墓地の分譲にも積極的だったり、
立ち寄り前は『どんなお寺なんだろう?』と思っていた。
●しっとりとした、フツーに立派なお寺だった


住宅地の中にあるのに、不思議な静けさに包まれたお寺に思えた。
早速、境内に入ってみよう。
●・・・おや
?


『みつを』とは書かれていないが、どこか『珍』の空気が漂い出す。
●一休さんがお出迎え

立派に見えるお寺の案内板にしては、いささか浮いている感じは否めないが、フィットしている様な感もある。
この一休さんは・・・
●行く先々で出現する

どうやら、このお寺の案内役らしい。
●このお寺で目立つのは・・・

この一休さんと、多様な石像だ。
石像は、仏像型のものから、この写真の様に、何の像なのかよくわからないものまで様々な形のものがある。
●例えば閻魔さまもいる

この閻魔さまは等身大以上のサイズの大きさのものだ。
『閻魔像、そういえばどこかで見たことあったな・・・
』と思ったら・・・

●一年半前に行った珍スポ『風天洞』(愛知県)で見ていた

珍寺は閻魔さまとも縁が深いのかも知れない。
●KOU:「たしか、風天洞にこの像もあったよね?」

Y:「似た様なのはあったけど、おたふくっていうのかな、どこにでもあるんじゃないかしら
?」

●家に帰ってきて風天洞のおたふく見たら、全く別物でした

こんなのと間違って、大変失礼しましたm(_ _)m
●関東大震災の犠牲者に手向けた観音像・・・

・・・の前におわすよく判らない像。
Y:「あ、桃
を持ってる
」


ほんとだ、桃
を持ってるぞ
よく、そういう造作に気づくなあ・・・僕の目には全く入ってこなかった。


でも・・・多分、『桃』じゃないよな・・・
家に帰ってから調べてみたら、これは多分『宝珠』。
地蔵菩薩や吉祥天などが持っていて、財宝をもたらしたり災いを除くとされる仏宝のようだ。
●見どころが多くて、正門まで来るのに結構時間がかかった

奥に三門があるが、その手前に一休さん以外にもいくつか気になるものがあるぞ。
●顔出しパネル

『前田利家と まつの方の顔出しパネル・・・大河ドラマ放映時代のやつか・・・
』

お寺の参道のど真ん中を遮る様な形で置いているのは珍しいといえば珍しいが、
顔出しパネル自体をお寺で見る事はある様な気があり、珍度は低い。
しかし、近くの案内板を見ると、どうも、これらのキャラクターは『法円寺公式キャラクター』らしい。
これは、珍しい

Y:「なぜ、西洋風の門・・・?」

これもふしぎ。
門自体はそれなりに古いものに見えて、最近、奇をてらって建てた様なものでもないと思うのだが・・・
●受付がペコちゃん

これも珍しい。
ペコちゃんが御朱印書いてくれるとも思えないが、朱印帳持ってきわすれたのが悔やまれる。
●つもり違い十か条

『なかなか読ませてくれるじゃない
』

・・・そんな風に思わせてくれるパネル。しかし、これは全く序の口だった。
この先、このお寺にはオリジナリティあふれるパネルがたくさんあって、それぞれ結構読ませてくれるのだった。
そして、なんかユニークな像やら仕掛けやら、色々出会って『?』なのだが、
最後に『なんか納得』させられて、色々考えさせられる出会いが待っているのだった。
(つづく)
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