●鳥のさえずりで目を覚ます・・・
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蚊帳を開けると、フライの内側にはこれまでで最大級の結露

寒い時期にキャンプすると、こうなるんだなあ・・・。

もっとも、凍結していないという事は、氷点下までは下がらなかったという事かしら。
























Solo camping with BROMPTON

さよなら2016、よろしく2017
年越しポタキャンプ^0^

2016.12.31 → 2017.01.02

(4)3日目・撤収篇



















●3日目も快晴か
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1日目の夜、ちょっと降られた以外は本当に天気に恵まれたキャンプだった

とはいえ、さすがに少し肌寒いぞ。





















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テントの表面にも、一面に水滴。日陰の部分は、うっすらと凍っている。

どうやら、外気温は氷点下になっていたみたいね。

寒さに気づかないでぬくぬくと寝ていられたから、夏用のシュラフでも工夫次第で結構いけるんだな・・・。





















●とりあえず、朝食の準備を・・・
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オプティマスではコーヒー用のお湯を沸かそうと思ったが、なかなか沸かない。

つくづく火力が弱いストーブなのだなあと思う。エバニューアルコールランプの方がマシかも知れない。

プレヒートする為のお皿も小さくて、ちょっと使いづらいし、本当に、こんなものなのかしら?




















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1人でのんびりのキャンプだからいいけれど、もし、何人かでの共同作業をする様なキャンプだったら

オプティマス8Rはちょっと使えないかもなあ・・・なんて思いながら、珈琲をドリップ。





















●ZIPPOのガスストーブなら、ほとんど時間かからずに、より多くの水が沸騰する
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このストーブも、特段、火力が強いストーブというものではないハズなんだけどねえ。

残り物の玉ねぎと人参を茹で、コンビーフを投下、残り物のカレールーを混ぜて、カレースープを作っちゃう。

オプティマスで作ろうとしたら30分くらいかかるかも知れないが、こちらなら10分くらいで出来ちゃう。




















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ポテトサラダも盛り付けて、頂きます~

寒い朝でも、焚火台があるとちょっとだけでもあったかい感じになるもんだね~。

薪はまだ1時間分ほどあるから、のんびりしながら使い切る事にする。




















●朝食の間、テントは全開放して内側の乾燥に努めよう・・・
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このテント、どういう訳か左側にしか出入り口が無いんだよな~。両方、開放出来れば換気しやすいだろうに。

フランスのケシュアとかいうメーカーが、同じ様なサイズで似たような造りの両開きのヤツを作っているので、

次はそれを買ってみようと考えている。

そっちのテントの方が収納サイズの長さが10cmくらいコンパクト(約40cm)で、重さも少しだけ軽い(1.96kg)。

もっとも、このテントが収納時長さ50cmなのはポールの接手の最長スパンが50cmあるからで、

そのケシュアのポールがこのテントにも使えるなら、このテントも同サイズで収納は出来るだろう。





















●予想はしていたが、出入り口を開放する程度では内側は乾かなかったので・・・
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フライと本体を分離して、天日で乾かす事にした。

BROMPTONとTravoyを使った即席の『ものほし台』を使い、内側びしょ濡れのフライを乾かそうとするも、

ちょっとした風を受けると、すぐにBROMPTONが倒れてしまった。

まあ、これは予想通りではあったのだが・・・




















●あっ
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なんてこった!

BROMPTONが倒れた時にペダルでもひっかけてしまったのかも知れない。

フライに5mm程度の穴が開いてしまった

変な事、しなければよかったな。

この程度の穴でも、雨はどんどん侵入してくる事になるだろう。





















●撤収準備完了
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結局、フライも地面に展開して、天日で乾燥させる。きっと、最初からこうしていた方が乾燥も早かったろう。

『たしか・・・このテントには補修セットの布が付属品としてセットになっていた筈・・・』

家に帰ったら、修復作業をしてみよう・・・

そんな事を思いながら、キャンプサイトを後にする。





















●なかなかいい場所だった
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ここから栄の自宅まで20km少々。

Travoy引っ張ってのんびりポタリングして1時間30~40分程度の道のり。

途中の道が楽しいかどうかはともかく、運動と気分転換がてら、ポタキャンプしにくるのには非常にいい場所だ。

多分、これからちょくちょく来る事になる様な気がする。




















●東に10km少々走ると・・・
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中川区伏屋付近。名古屋に引っ越してきた頃、僕はこの庄内川の近くに住む事にした。

庭があるアパートでブルーベリーを育ててみたかったからだ。

ブルーベリーは実際に育てたものの、3粒ほど収穫した後枯れてしまった。

今、そのアパートの部屋には別の人が住み、僕はあのビル群の近くの賃貸マンションで暮らしている。




















●そして、部屋に戻ってきて早速・・・
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テント付属品の補修用パッチを取り出す。

補修セットには3種類のパッチ各2枚ずつと、スチール製のパイプが1本入っていた。

10cm四方程度までの穴なら、このパッチ1枚で塞げるのかも知れない。

・・・しかし、パッチは入っているものの、説明書などは全く無いぞ。。。

このあたりが、いかにも『USA版』らしい。

仕方ないので、WEBで検索をして修理方法を調べてみる。




















●①まず、穴の場所を調べ、汚れを落とす
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あまり汚れているわけでもなかったが、一応、布で水拭きしてキレイにしてみる。




















●②パッチを適当なサイズに切る
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僕は、穴の周囲に『のりしろ』として1.5cm程度の余幅を持たせるサイズとしてみた。




















●③パッチの裏張りを剥がし、穴のところにしっかりと貼り付ける
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なるほど、パッチは裏面がシール状になっていて、そのまま破損個所に貼り付けられる様になっていた。

フライのマス目とパッチのマス目がしっかり合う様に気を付けて貼り付け、

延し棒代わりのパイプでしっかりと空気を抜く。

しかし、うまくやれなかった様で、シール部分に気泡状のふくらみが出来てしまった。




















●④アイロンでしっかり接着
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アイロンの下をよく見てほしいが、想像以上にキレイに接着出来る様になっているらしい。

この作業の過程で、気泡もうまく伸せるのではないかとトライしてみたが、

気泡と思っていたのは実は『ノリの偏り』だった様で、パッチとフライのつなぎ目からノリがはみ出してしまう。





















●溢れた『ノリ』の跡が少し残ってしまったが、けっこうキレイに貼れた
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これなら、仮に野営中に大雨に見舞われても問題なさそう




















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裏から見ても、問題なし




・・・こんな感じで、

・年越し

・真冬

・2泊3日

・ガソリンストーブ

・焚火台

・テント補修

等々、初めてづくしの年越しポタ、無事終了

丸々、キャンプ地で過ごす1日を体験したのは初めてだったが、

『ミッション』的にこなさなければならないいくつかの事と、存分にゴロゴロ出来る時間がバランスよく存在して

とても楽しかった。

何人かで出かけても、間違いなく楽しそうという『手応え』も感じられた。

とはいえ、いくつか失敗もあったな。

オプティマスのプレヒート燃料にライターオイルを使って煤だらけにしてしまったし、

毎回忘れてしまうXPERIAのTV用アンテナは今回も忘れ、ゆく年くる年を見逃してしまった。

その辺、次は間違えない様に、早めに次の準備を整えておいて、次回は同じ失敗をしないようにしておこう。




(おしまい)