●本編に入る前に
現在、『大名古屋ポタ倶楽部』(仮称)で実走行まで積極稼働中のメンバーは僕を含めて7~8名。
その中の誰かがコースを提案して、参加できる人だけ参加する・・・というカタチで運営されている。
僕のブログでは、それなりの距離を走るイベントばかりを取り上げているけれど、
実際はもう少し細かい、『名古屋市内のごく短距離を走ってお茶する・食事するポタ』などもやっている。
(・・・と、いうか、本来、ポタリングとはそういうものだったハズと思う^ ^;)
休みの都合やら、時節柄炎天下の走行に躊躇したりだとかで、参加人数はまちまちだが、
個人的には『まあ、割とみんな前向きなんだな』と思う程度の参加率に感じる。
そして、僕の夏休み最終日8月17日。
この日休み中だったポタ倶楽部メンバーで『香嵐渓(こうらんけい)』にアプローチしてみる事になった。
香嵐渓・・・愛知県で最も美しい紅葉の名所(*v.v)。。。。。。。。。。僕は、1回も行った事がない
勿論、今回のポタの目的は紅葉ではなく、『自然薯』そして『鮎』。
香嵐渓周辺はヤナ漁も盛んなようで、美味しい鮎が食べられるのだという。
(自然薯篇)
●豊田市駅前の喫茶店でモーニング
この日、夏季休暇中のメンバーは
①ゆーさん…豊田市 筋トレとササミが大好きなスポーツマン。体脂肪率は8%とか?DAHON ホライズ
②まことさん…一宮市 お魚とお酒を愛するポタ倶楽部主宰。ポケモンに詳しい。DAHON visc P20
③KOU…名古屋市 下り坂と追い風を愛するへっぽこポタリスト。とろろそばは大好物。BROMPTON M6L
まことさんと僕は、それぞれの最寄り駅から輪行(りんこう・・・自転車ごと電車等の公共交通で移動すること)で
豊田市駅まで来て、合流している。
今日の企画はゆーさんが立ててくれたもので、道案内もゆーさんがしてくれる。
これは初のケースで、個人的に、かなり愉しみにしていた
●けっこう、頼りになる人たちだ
全員、40をチョイ過ぎた男性メンバーで、それぞれ日常的に50km(KOU)~100km(ゆーさん)位は走っている。
『どこに行くにしても、このメンバーならやりやすかろう(*v.v)。。』
・・・なんて考えていた折、僕のBROMPTONの外装変速が効かなくなり、LOWで固定されてしまった。
調整の仕方がさっぱり判らず、ネットを検索しても、求める回答がまったく出て来ない。
が、BROMPTONにそんな詳しいとは思えないまことさんがちょっと見て、ちゃちゃっと直してくれた。おお~。
そんなまことさんのviscのフロントブレーキもちょい不調だったようだが、(僕以外の)2人でちゃっと修整。
2人とも、メカニカルな仕事を本業としているからか、えらく手際がいい。
さすが、技術立県・愛知県民。
●豊田市駅前をスタートすると、スグ、骨だけの恐竜に喰われる
その骨の中を走りながら・・・
ゆーさん「あれがビグザムです」
個人的にはアッガイの様に見えた。ただ、サイズとしてはビグザムの方が近いのかな。
あの建造物は、たしか、サッカー場だったか陸上競技場。
ここを過ぎると、周囲の景色は次第に田舎化していき、気付くと郊外を走っている。
●勘八峡
10kmも走らないうちに、ダム湖『勘八峡』にさしかかる。
ここから先は国定公園に指定されているみたいで、わりあい、自然がよく保全されている感じ。
●道は微妙に上り・下りを繰り返しながら、全体的には上っているようだ
厳しい登坂がほとんどないのは実にうれしい
しかも、緑も多く、景色に変化もある。
●時には里道も
このあたりは、本日の先導役のゆーさんの好みがはっきりわかる。
ゆるく、のんびり、安全に走れて、なかなかに楽しい。
●田舎道をのんびり走りながら、思う(*v.v)。。。。
この時点で、僕はコース設定にとても感心していた。
坂道もたいした事ないし、こうやってのんびり走れる道も組み合わされている。
僕が中山道まで探しに行ったのは、まさにこんな感じのコースのつもりだったんだけど・・・
名古屋の近くにあったのね
このコースなら、ポタ倶楽部の女性初心者でも、ゆったりのんびり走れる事でしょうよ。
もう少し涼しくなったら、みんなで出かけましょう!
●第一目的地・じねんじょ料理店に到着
いや~、35度でおひさまに晒されての区間はさすがに暑かった
とりあえず、シュワシュワのノンアルコールビールで乾杯
アヒィ、身体中に染みる
●モッチモチのとろろそばで滋養補給!
うは!
このとろろの、なんと濃厚なことよ!
そして、このお店の特徴的な食べ方として・・・
●あまったとろろを
極上の麦飯の上にかけて食べる、という。
炭水化物+炭水化物かあ・・・
でも、この後も暑さに克ち続けないといけないしな!
ズルズル・・・(*v.v)。。
お、おいしい
そして、さらに・・・
●自然薯のかばやき
うなぎに似せた触感・味わいだという。
すごいな、海苔使ってうなぎの皮まで表現しているぞ。
これを、新しい麦飯の上に載せて・・・
自然薯のかば焼き丼に
そして、このかば焼きが・・・サクッ、ふわっとした触感はうなぎのそれによく似ていて、
ほんのりと甘辛い風味が麦飯と混ざり合い・・・
・・・なかなか、おいしい!
●シメはゆーさんのおごりで自然薯のレアチーズケーキ
もう、自然薯だけ植えていれば、世の中食べていけるんじゃないの・・・?
と、思うくらい、何でも自然薯で作っちゃうんだね
そして、これも当然においしい!
ゆーさん、ごちそうさまでした
●しかし、明らかに喰い過ぎだ
この時点で、僕はもう、鮎の塩焼きとか食べられる気がしないぞ
僕ら、もう、あまり若くないんだから、ペースを考えて食べないと、食べるものも食べられない事に・・・
(「鮎の窯焼き篇」につづく)
コメント