●中山道の旅(*v.v)。。

既に、地図で一番上の目的地・妻籠宿の手前あたりまできている。





















●大妻籠の自販機には・・・
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少し大きめのアマガエルが

昔も今も、実家の窓ガラスにはよく彼らが張り付いていて、白いおなか側をコチラに見せるのを思い出す。

大学以降の僕の暮らしの中では、不思議なくらい、そんなシーンを見る事は無いんだよなあ。




















●大妻籠の集落を抜けると、また、山の道へ
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もはや、妻籠宿も目と鼻の先の筈だが、視界は木々に阻まれて、その姿は見えないんだね・・・




















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●橋場の追分
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橋場という集落の中に、道の分岐点があった。

信州・伊那方面に向かう飯田街道(伊奈※路)がここから分かれているようだ。

案内板によると、道標は江戸時代ではなく明治14年に関係地の商人たちによって建てられたものらしい。

今から130年ほど昔、この旧中山道はまだまだ幹線道路で、その結節点の当地は大変に栄えていたようだ。

案内板にもある通り、その後明治25年に賤母道路が開通する。それ以上はここには書かれていないが、

この旧中山道は『里道』まで一気に格下げされ、廃道同然になる運命をたどったわけだ。

※往時の表記ママ




















●ま~が~りくねった 道の先に~
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(道の先にぃ~^0^♪)




















●妻籠宿
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妻籠宿、到着。

ちょっとがっかりするような看板。小さく写しておこう。




















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やっぱり、こういう道標の方がね・・・(*v.v)。。




・・・って、『中山道さんま』ってなんだろう(・・)?

その由来は、検索しても出てこないな。今度、南木曽町の町誌で調べてみるか・・・。

他には『右まごめ 旧道 左志ん道いいだ』と書いてある。

『志ん道』は、信州へ向かう道、すなわち伊奈路という事だろう。




















●妻籠宿が見えてきた
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馬籠とセットで知られる宿場町、妻籠。

幾たびの大火に見舞われ、江戸時代の歴史的建造物のほぼ全てを焼失している馬籠と異なり、

こちらの宿は往時からの建物がよく遺っている。








・・・そういえば。

妻籠も、東京に住んでいる頃から何度も来ている場所なんだけど、

中山道の事をある程度知ってから来訪するのは初めてだな・・・。

かつて訪問した時とは、違った景色に見えるのかも知れない・・・





















●尾又(おまた)
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ここも追分のひとつだ。

伊奈路も木曽路同様度々付け替えが行われ、先ほど通過した橋場の追分が開かれた1760年より以前は、

中山道との結節点はここだった・・・と、案内板に書かれている。

近くの竹やぶの中に、往時の道標も現存しているらしい。



そして、小さなほこらは『おしゃごじさま』を祀るためのもの。

『おしゃごじさま』は土地の精霊の様なもので、別名『ミサグチ神(御左口神)』とも呼ばれるものらしい。

全国津々浦々に土着の神様は存在するが、おしゃごじさまもその一つなんだろう。

『箔押しに縁があるらしい、謎の神様』・・・のように案内板に書かれていて、興味深い。




















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・・・まあ、昔の知識が多少増えたところで、景色が劇的に変わって見えるというほどのものでもない^ ^;

かつて、親友と、昔の彼女と、あるいは初めて買ったフォールディングバイクと、など、

何回か訪れた、僕が好きな『季節の風情を感じられる田舎町』の景色。

次は、元気に歩けるうちに両親連れてこようか・・・喜んでくれそうだ。





















●むっ
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名古屋に来てから出来た友達の1人に、『利き酒師』の資格を持っているのがいる。

ああいうのと一緒に旅をすれば、『味覚』の部分では一層味わい深い探訪が出来るのかも知れない。




















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懐かしくて、あちこち見回っている間にKさんとはぐれてしまった。

馬籠と違って一本筋の宿場でない現代の妻籠、こうなると厄介だ^ ^;





















●まあ、いいや
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大きな建物の前で、Kさんと再合流。

少し疲労を感じる程度には体力を使ったらしい。

甘党というワケでもないのに、甘いモノが食べたくなってくる・・・(*v.v)。。





















●抹茶ソフト
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うん、フツーにおいしい・・・



















●お蕎麦も食べよう
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僕が大好きなのは『とろろそば』。

単純に冷たい『とろろそば』が大好きなのに加え、『そば』も『とろろ』も、その土地によって、

かなり味が違う様に感じるんだよね~。

十割そば、とても美味しかった(*v.v)。。





















●ポタリングによさそうな町であるけれど・・・
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実際は、大勢の観光客の邪魔になって、日中はそうそう走れるようなところでもない。

まあ、BROMPTONを押してこういう町を歩くのも、悪くないと思う。




















●さあ、帰ろう
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中津川~妻籠まで1日半の旅、けっこう楽しめて満足・・・(*v.v)。。












・・・と、思ったら、もうひとつ【オマケ】があった。




Kさん:「KOUさん、中津川市に『苗木城』というお城があるんですが、行った事ありますか?」

KOU:「ないですね。いいところなんですか?」

Kさん:「いや、よくわからないんですが、この前写真でちょっと見て、なんか気になって・・・」




Kさんの話によると、その苗木城というのは『日本のマチュピチュ』竹田城にも劣らぬと評判の城らしい。

正直、山城にはほとんと興味がなかったのだけれど、『マチュピチュ』とか言われると、そそられるモノはあるぞ。






KOU:「ぜひ、行ってみましょう





(つづく)