●ここは木曽路・妻籠宿手前の山道・・・(*v.v)。。
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古の旅人、大名・姫行列を偲びながらのトレッキングは続く。





・・・と、目の前に無粋なアスファルトの道が出現し、そこに何やら看板が立っていた。

Kさん:「KOUさん、この道を下ると滝があるみたい

   ・・・けっこう下るみたいだけど、どうします?」

一度道を下ったら、ここまでまた上ってこなければいけないので、若干、迷ってる感が伝わってくる。

KOU:「・・・まあ、せっかくトコトコ歩いてきたんだし、立ち寄ってみましょうよ」




















●男滝・女滝
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うっそうとした森の中、淡い木漏れ日を浴びて浮かび上がる2筋の滝、なかなか見事だった。

こちらは男滝。女滝より幅があり、水量が多い様に見える。

そんなに豪快というわけでもなく、どちらかというと『切れ者感』を感じさせるシャープな印象を受けた。




















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こちらは女滝。

男滝よりも明らかに幅が狭く、水量は少ないが、落差はこちらの方が大きいかも知れない。

社会に出る前の、あどけなさを残したような柔らかさというか・・・流れはそんな感じ。

まあ、『プロ滝』『アマ滝』より『男滝』『女滝』のほうが、旅情も観光客の共感も得やすいに違いない・・・(*v.v)。。





滝の周りは、樹木の屋根がかぶさったような、自然本来のオアシスの様な空間になっている。

案内板によると、古よりここは旅人たちの休憩地点であったようだ。

すごく素敵な場所なので、木曽路徒歩旅の折には、ぜひ、お立ち寄り頂きたい・・・。



















●やがて、集落のエリアに入った
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家々の前に飾られているさりげない花瓶。

こういう情景の中をポタ旅するのが大好きだ・・・今日は徒歩旅(かちたび)だけど。





















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こんなに特徴的な花弁なのに、花の名前が判らないというもどかしさ。

多分、誰でも知ってる様な植物なんだろう。

おやじくさくてアレだなあ・・・と思っていた樹木草花の名前、僕もそろそろ学び始めるべき段に入ったかしら。




















●崩落面に竹林が
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成長が早く、強固な根を張る『竹』は、古来より急傾斜地の地盤保全の役目を担ってきた手法だよね。

いささか頼りないようにも思うけれど、自然に還す事が可能な手法として、価値は高そう。




















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少し、視界が開けてきた。

手前が庚申塚の集落、奥に見えるのは大妻籠の集落だと思う。多分。





・・・おや?




















●看板の立った石仏が・・・
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ん、頭にアンテナの様なモノが立っているよ

これ、まさか・・・




















●やっぱり、牛頭観音
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馬籠の集落でも見た事があるもの。

・・・ん?

説明版には『中山道にまつられた唯一の石仏』と書かれている?



















(昨年、馬籠の山林でのフィールドワーク中に見つけた牛頭観音)
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そんな事は無いのでは。

馬籠で、よりくっきりと牛の頭が掘られた観音様があるのを去年教えてもらっている。

これについては、後で関係者に連絡して確認してもらおう。




















(こちらは当地の牛頭観音)
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観音様の顔が三国志の諸葛亮みたい。

馬籠の観音様の顔とはだいぶ違う。面白い・・・(*v.v)。。




















●ほどなく庚申塚集落に
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このブログでも何回か触れている事だが、庚申塚については『庚申講』の事を覚えておくと良いと思う。

全国津々浦々にある庚申塚について、江戸時代以前、そこでどんな情景があったか味わう事が出来るから。

妻籠手前にステキな看板があったので、興味ある方は拡大したご覧頂きたい(*v.v)。。




















●庚申塚集落に入っていこう
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もう少しトレッカーが増えているかなあと思っていたけど、それほどでもない。

BROMPTONでのんびりくだってもよさそうな雰囲気だ。




















●養殖用の池が目立つ
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集落の中は古びた池が並ぶ、独特の雰囲気。

電灯も独特・・・水銀灯かしら?

夜、虫を集めて、魚のエサにでもするとか・・・???





















●・・・マス?
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ニジマスっぽい魚が元気に泳いでいる。

集落の古民家に泊まり、川魚の焼き物と地酒で夜を過ごす・・・(*v.v)。。

そんな夜もいいかもしれない。

・・・っていうか、そんな過ごし方を期待してきたんだけど、ただの1泊トレッキングになってしまった汗




















●集落を眺めながら歩いていると・・・
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夫婦らしいトレイルランの2人組が、「集落の上にある古民家にはぜひ立ち寄ったほうがいい」と言ってきた。

Kさん:「KOUさん、あそこまで熱弁されたら見に行きたくなりますね」

KOU:「せっかくだから行ってみましょうか




















●「まんが日本昔ばなし」に出てくるような山道をのぼり・・・
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見つけた!




















●長野県 県宝 藤原家住宅
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木曽地方の、典型的な農家の様式という建物。

17世紀の建築というから、少なくとも300年以上ほど確実に経過しているという事になるね。

入ってみよう。




















●なるほど・・・
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暮らしていた家族の姿が浮かび上がってくるかの様な雰囲気。

はるか昔の生活の匂いの筈が、まるで今でも誰かが暮らしているかのよう。

もっとも、カメラの補正で明るく写っているだけであって、実際の家の中は暗幕をかけた体育館同様の暗さ。




















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色々な道具が並んでいる。

背負子に載ってる薪の量、やばいな。絶対、こんなの運べないや。

でも、昔は女性どころか子供でも、当たり前に運んでいたんだろうなあ・・・。




















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一口に『のこぎり』と言っても、色々な種類があるのだなあ。

いずれにしても、大変な労働だよね。

家庭用の薪すら運ぶ自信もないし、この時代の木曽エリアに生まれなくて心底よかったと思う




















●こんなのも・・・
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縄を編む為の機械のようだ。




















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ここから材料の藁2組を吸い込み・・・




















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「仲田式」と書かれた ひみつの箱の中を通ると・・・




















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あら不思議

1本の縄になって出てくるらしい。




















(実演動画を見つけた)

『仲田式 縄』で検索したら出てきた。

動力はエンジンではなく、足だったんだね。






















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なかなか有意義な見学だった

さて、立体的で面白い庚申塚の集落を下って木曽路に戻り、

目的地妻籠宿に向かって最後の移動だ。






(つづく)