●湖国・長浜市にて・・・
KOU:「お~ 、本格的に渋くていい感じの情景満載な町じゃないの」
後輩S:「ありました。この向かいが漬物パンを売ってる店です」
●つるやパン
ほう。
なかなか喰わせそうな店じゃないか・・・(*v.v)。。
ポタ初心者の後輩と回る
【激短】
水のふるさと湖国たかしま ショートポタ
●この部分は【ポタ前段】の長浜市での出来事である
S:「ありました!コレが漬物パンです」
後輩がさんざん言ってくる分には、漬物を挟んだこのパンが、どうも非常に美味しいのだと。
確かに、お店の前にもツーリング用のバイクが6台ほど停まっていて、
遠くからわざわざこのパンを求めてやってくる人が多い事をうかがわせるぞ
●他にも美味しそうなパンがたくさんある
たまに、地方都市に『ソウルフード』的な人気を発揮するパン屋さんがあるけれど、
長浜市の場合はこちらがそうなのでしょう。
●見た目はフツーのコッペパン
レンタカーに戻って袋をあけると、いい香りがふうわりと漂ってくる。
KOU:「・・・漬物臭くはないんだな。美味しそう」
S:「KOUさん世代には懐かしの給食コッペパンでしょう」
KOU:「そんなに思い入れ感じてるわけでもないんだがな・・・」
給食のコッペパンを世代的に美味しいと感じながら食べた層は、僕より少なくとも15歳は年配かと思うのだが、
僕より16歳年下の彼女らからすると、その世代も僕の世代も大差ないのだろう。
まあ、いいや。
いただきまーす
パクッ!
KOU:「おいしい」
S:「でしょ?でしょ?」
KOU:「『漬物』の部分に注意がいってたけど、美味しさのひみつは・・・」
S:「パンにあるんですよ」
そう言いながら、Sもビニール袋をガシャガシャやって取り出した『サラダパン』をほおばった。
ぬか臭かったり、『THE漬物!』的な味があるわけではなく、
おそらくは極みじん切りのタクアンが、サワークリームっぽいソースで和えられてサンドされたものか。
うん、うまい。
もうひとつ買ったカレーパンもまたとびきり美味しく、町の風情とあいまって、
今後何度かこの場所を訪問する事になるのではないかと感じるのであった。
●高島市へ
高島に来たら、やはり、お仕事を頂いている観光協会さんに顔を出すべきであろう。
この協会さんは物産館的な「たかしままるごと百貨店」というのを運営してらっしゃって、
そこの品物を眺めたり、購入したりするのが僕の高島の楽しみの一つでもある。
あ~、高島晒(ちぢみ)の甚兵衛も欲しいと思っていたけれど、やっぱり浴衣の方がカッコいいなあ
まあ、僕が今更浴衣なんか買っても、着る機会が無いよね。
もっと若い頃にこういうのを買って、花火大会とか行けばよかったんだ。
●この前買った高島晒(ちぢみ)の作務衣がとてもよかったので・・・
今日は甚兵衛を買っていこうと思っていた。
甚兵衛は3,600円(写真)と非常に安かったので、すぐ購入。
買った後で、作務衣と同じ9,000円台のモノもあるに気づき、触れてみて、後者を買うべきだったと思った。
S:「わ~、このパンツかわいい。ほしいなあ」
KOU:「え?ちょっとおばさんっぽいのでは・・・?」
S:「今、こういうゆったりしたのが人気なんですよ」
・・・今回帯同している後輩Sは、僕をこの土地のシゴトに結び付けるきっかけとなった、エリアの担当営業だ。
ただ、担当営業にも関わらず、僕ほど当地に来れてない事もあって、「ずるい、付いていく」と言い出した。
自腹で出かけるのにずるいも何もあったもんじゃないと思うけど・・・ (・・)?
●ステキなアイテムが増えてきたように思う
カジュアルなデザインでポップなカラーのアイテムが並ぶ高島帆布製品コーナー。
高島帆布は、琵琶湖を航走する帆掛け船の『帆』に使われた、非常に丈夫な生地であり、
それを活用した製品もまた、必然的に頑丈なものになっている。
このあたりは、僕がイメージする『ゆるゆるポタリング』で使うショルダーバッグの典型的なイメージかしら。
材料も工程もすべて国産、作業の大部分が手仕事で行われていて、とても丁寧なシゴトになっている。
しかも。
まるごと百貨店の場合、地場物産館的意味合いが強く、本物の百貨店の様に高額な値段になっていない。
このバッグも、4000円台だったか6000円台だったか、その程度だったと思う。
このあたりも、BROMPTONと合わせて使うボトルカバーにはいいかもなあ
次回訪問時に購入しそうな気がする。
●ショップを愉しんだら、短いポタへ行こう
広大な高島市内はみどころいっぱいだが、
今回は特に水がきれいな針江地域と、湖をちょろっと見る程度(10km弱)のコースに。
これは、ポタリング初心者の後輩Sがくっついてくる事になった為に予定変更したものだ。
僕1人だったら、これの6倍くらいは走っていると思う。
●針江界隈は水のきれいな地域(*v.v)。。
この地域、まちなかを縦横に水路が流れているのだけれど、その水は・・・
こんなにキレイ
そこら中の家々の敷地内に自噴する井戸があるほど水に恵まれた土地なのだ。
これらは「かばた水」と呼ばれている。
●水路の水は、家々から供給されている
普通なら汚れた水が流れ込んできそうなものだが・・・
注ぎ込む水はこんな感じでとても清涼。
●正伝寺
この地域にあるこのお寺の池は、地域の特徴をよく表している。
大きな池が、地中から噴き出す清涼な水で満たされている。
今話題の『モネの池』とはまた違った、純粋に、清涼な水の美しさというべきか。
●川島酒造
去年、ロケさせて頂いた造り酒屋さん。
立ち寄っていこう
仕込みの時期と真逆の季節なので、工場内はガランとしている。
ただ、酒かすの匂いは漂っていて、こういう空間に風鈴の音がチリンと響いていたりするのが好きだったりする。
お店の人に一言言えば、中庭にある井戸の水を飲ませてもらう事も出来るだろう。
S:「あ、(私の地元の)富山の水と違う」
KOU:「そんな事、わかるの?」
S:「わかりますよ(怒)!」
・・・僕には、岩手の水との違いも、彼女がなぜキレ気味なのかもよくわからない
とにかく、かようにして、水が大切にされている地域なのである・・・(*v.v)。。
●流し撮りの写真中心に、ここからはダイジェストで
集落と農耕地が混在する、典型的な『農村』。
虫取り網を構えて、何やら狙っている子供たち
●藁園神社
茅の輪・・・お祭りでもあるっぽいな・・・。
おや・・・?
●あっ
なまず祭・・・!?
どうも、なまず様と深い縁がある神社のようだ。
創建は721年と、だいぶ古い※諸説あり
●おみくじ・・・ふだんはあまりやらないんだが
SからおみくじBOX渡されたから、やってみるか・・・
ガシャガシャ・・・(*v.v)。。
S:「8出ろ8出ろ」
・・・おい、ほんとに8出てしまったじゃろうが
●田園地帯へ
KOU:「・・・お前、なんで前へ出るん?」
S:「写真撮ってくださいよ」
針江でチャリ取り出した時は「チャリ持ってくるって言ってくれれば、もっと乗りやすいカッコで来たのに!」と
文句を言っていたのが、乗り始めると、涼しくて爽快感があって、だいぶ楽しんでくれているようだ。
別に、お願いして乗ってもらってる訳じゃないんだが、まあ、面白がってくれてよかった。
うーむ、気持ちいい
高島、ほんと大好き
●針江浜
湖に出るのに少し手こずったけど、到着~。
●ファンタをごちそうしてもらった
ごちそうさま
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