●中山道の旅(*v.v)。。




















●現在、落合宿にてフラフラと茶屋を探すが・・・
イメージ 1

人の気配が・・・お店の気配が・・・


無い 




















●変な巨釜はあるけれど・・・
イメージ 2

人は、まったくいない

・・・ちなみに、この釜は1,000人分のキノコ汁を一度に煮る事が出来る、口径1.5mの巨大なものだ。

かつて、中山道を大名行列や姫行列が通る際、たくさんの従者に対して食べ物を提供する必要があった。

そんな時、この様な巨釜で煮炊きをすることで助け合う習慣が宿場町にはあったようだ。

もともとは寒天を作る為の天草を煮るためのものらしい。



















●本陣も閉まっている・・・ 
イメージ 3

ええ~、まさか 

本陣といえば、宿場町観光になくてはならない存在なのに、週末に閉まっているなんて・・・



・・・こりゃあ、落合宿には茶店など無いかもしれん- -;




















●本当に、茶店はなかった 
イメージ 4

茶店どころか、自販機すら1基もなかったかも知れない。

勿論、商店もコンビニもない・・・あったのはアクセサリーの店だけ。なんて、アンバランスな宿なんだ

とにかく、宿を出てしまい、このまま1里先の馬籠宿を目指すしかない。




















●風景は『木曽路』に近づいてきた感じ
イメージ 5

この丘をトコトコ越えていくと、奥に馬籠宿が見えてくるはず。






















●道に沿って歩いてゆくと・・・
イメージ 6

落合川に滝が見えてきた。

感じからするに、古い砂防ダムのようだ。

風景もいいし、少し休憩していくか・・・。




















イメージ 7

木の切り株を利用したベンチに腰掛け、バックパックからおにぎりを・・・

・・・って、このおにぎり、手に取るなりボロボロと崩れていくぞ- -;

全然握ってない、おにぎりとすらいえない『コメのかたまり@コンビニ』。

どうしようもない粗悪さだが・・・無いよりはマシ。

なお、僕は『しそ昆布むすび』『しゃけむすび』『すじこむすび』が好きだ・・・・・・どうでもいい情報だな。




















●お、この分岐は・・・
イメージ 8

去年、馬籠宿の歴史や文化に関する仕事をした時、資料で研究していたので、初めてでもなんとなくわかる。

左は十曲峠行経由ルート、右は湯舟沢経由ルートだろう。

中山道の長い歴史において、ごくわずかな期間だけ、右側のルートが使われた事がある。

左側の道の先にある落合川が暴れ川で、度々橋をや路面を流されるなどした為に道が変えられたのだ。

ただ、たしか距離が7kmほど延びる上に悪路で使う人が減った為、元のルートに近い道に戻されたのだ。

僕は左側の道を選び、先ほど滝の前に見えた橋を越え、トコトコと道をゆく。




















●少しずつ高度があがってきたぞ
イメージ 9

中津川~落合間と違って、のぼったり下りたりの繰り返しではなく、ゆる~~~い登り坂が続く。

この前、棚田の中を抜けて、チャリを押しながらのぼった様な厳しい坂はない。

落合宿~馬籠宿間の旧中山道なら、僕でものんびりトロトロとポタリングで行けるかも知れない。

ある一部区間を除いて・・・。




















●医王寺
イメージ 10

じんわりと暑さを感じるようになってきた頃、古びたお寺の前に差し掛かった。

確か、医王寺の筈・・・うん、間違いない。

薬師如来さん、拝んでいくか・・・。




















イメージ 11

腰が痛くてかないませんからなあ・・・(´0`)ヤレヤレ

拝んだ後に、門扉の前の階段に腰掛けて・・・どっこいしょ、と。

人っ子一人来やしないんだなあ・・・。もっと外人さんとか歩いているかなあ、と思っていたんだけれど、意外。



















●さらに歩くと・・・
イメージ 12

おお、石畳の道が見えてきた。

わざわざ中津川からトコトコ歩いてきた目的のひとつは、ここを歩きたかったからだ。




















●落合の石畳(国史跡)
イメージ 13

ここから800m程度の区間は、江戸時代の石畳が残っているところ。

森の中を通る地点という事もあって、往時の風情を感じる事が出来る。

・・・もっとも、石畳の道全体が江戸時代のものというわけではなく、むしろ、復元箇所の方が多いのだが。




















(3か月前、BROMPTONを押して歩いたのはこの道)

BROMPTONは、こんなシチュエーションをのんびり押しながら歩くのも楽しいトコがいいよね。

ピチピチのスーツにビンディング履いたカッコでロード押しながら・・・では、こうはいかないと思うし。

なお、この時は馬籠側の出口からちょっとだけ石畳の上に入って撮影しただけだった。




















イメージ 14

800mの道は、わりと変化に富んでいる。

やわらかい木漏れ日があるので、コケが生えている石も少なくない。

そんな風景も愉しみつつ、トコトコ歩き、石畳を抜けると・・・




















●おなじみ、新茶屋エリアに
イメージ 15

昔からある一里塚は、見えやすい左手側ではなく右手側の茂みの方にある。

今日はしっかり眺めてから、先に進む。




















●ここの民宿は、今日は満員だった
イメージ 16

梅の家は満員、その隣も満員。泊まりたかったのだが、ダメだった。

どうも、外国人の観光客が多いらしい。

まあ、いい。

ここまでくれば、馬籠宿まではおよそ半里。

のんびり、景色を愛でながら歩いていこう



















イメージ 17




















イメージ 18




















イメージ 19

岐阜の夕景100選のひとつ。

「100箇所の中のひとつかよ」というなかれ、なかなかキレイな場所でござるよ。

ぜひ、『中山道夕景ポタ(*v.v)。。』ででも来てみてくだされ。




















イメージ 20




















イメージ 21




















イメージ 22




















イメージ 23




















イメージ 24

荒町諏訪神社。

今年は、ここで、町のみなさんと一緒にシゴトが出来る。

嬉しい限りだ。




















イメージ 25

前方左上のあたりに馬籠宿が見えてきた。

国内有数の斜面立地の宿場町。




















イメージ 26

恵那山。

土地の人に愛される山。

僕にとっての岩手山みたいな、ふるさとの山だね




















イメージ 27

この坂をのぼると・・・




















●馬籠宿に到着!
イメージ 28

とにかく、ちゃ、茶店




















イメージ 29

ふう・・・。

茶店茶店大騒ぎしておきながら、こんなの頼むんだからなあ・・・笑

少し疲れたカラダに、氷の冷たさとシロップの甘味が優しくしみわたる・・・(*v.v)。。



















●4時間かかった
イメージ 30

中津川宿を出発したのが12時、約2里先の馬籠到着が16時という事で、4時間かかった。

時速に換算すると・・・2km

随分かかったなあ。





仲間との待ち合わせには、まだ、時間がある・・・

・・・と、LINEを見ていると・・・・・・なにィ、ポタ仲間の みほさんがBROMPTONを買っただと !?

思い切ったな~

でも、『ナイス選択』だと思うわあ。

乗ってみて、遊んでみて、出かけてみて、あれほど面白いチャリも珍しいんじゃないだろうか?

やっぱ、転がして持ち運べるメリットが一番大きいと思うね。

空港とかもラクラク移動できるし、沖縄とか海外にも簡単に持ってけるのは、BROならではじゃないかな。

ぜひ、あちこちおでかけしてほしい。

そんな事を考えながら、僕は少しウトウト・・・







(つづく)