●中山道の旅(*v.v)。。 MAP

『旅』と言っても、しょせん1泊・・・まァ、旅情など期待出来まい。

とにかく、昔の旅人のように、起伏に富んだ丘陵地帯をてくてく歩き、

夕闇せまる頃、食事と寝床が待っている宿場町に転がり込む『安堵感』を体験する為だけの旅だ。



















●中央本線で中津川へ
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ブーツはポタで使ってるホーキンスのエンジニアブーツではなく、ノースフェイスのトレッキングブーツを選んだ。

小坂の滝巡りや雪原の旅にも耐えられる様にと購入したゴアテックスのブーツ。さすがにタフだった。

後から考えると、エンジニアブーツで来ていたら酷い目に遭ったと思う。



















●旧街道をGPSマップでチェックしながら辿る旅
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開発が進んだ中津川市街、旧中山道の場所を見つける為にはこれが一番手っ取り早い。

駅から300mほど離れたあたりが、出発地点の中津川宿らしい。




















●中津川宿
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宿場町の風情を表現しようという気持ちは伝わってくるが、往時の建物は見当たらない。

仕方ない。こんなもんだろう・・・。

・・・おや?




















●老舗っぽい和菓子屋さん
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「やす」?「すや」?

何も調べないで来ているので、よくわからない。

歩き出す前に、和菓子で滋養補給なんてのも乙かも知れない。昔の旅人のように・・・(*v.v)。。

KOU:「ごめんくださぁい」




















●ブルーベリーようかん
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トラディショナルなようかんを選べばいいものを、ブルーベリーが大好物なのでこれを買ってしまった。

このようかん、めちゃ美味しいぞ

そして、和菓子屋さんのお店の中も、とても素敵だった。

時間があったら、座敷でお抹茶と、ちゃんとお菓子を頂きたかったくらい。




















●でも、あいにく、先を急ぐ旅でござる
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ここから落合宿を経て、本日の投宿先である馬籠宿までは約2里。

時速約5.5kmの僕の歩足で1時間半程度の距離・・・平地ならば。

多めに見積もって、倍の時間がかかったとして、午後3時過ぎには着けるだろうか。




















●出発~
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当分、楽しくない道が続きそうな予感。

中津川市が割と開発されちゃってるのは、もう、判ってるからねえ。




















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空には入道雲になりかけの様な雲が。

季節の流れ、齢を重ねるごとに、疾く感じる・・・(*v.v)。。




















●桝形と庚申塚と高札場と常夜灯

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宿場町ではおなじみの設備・史跡がごちゃっと集まっている。

近くに点在していたものを、移設したのかも知れないね。

高札場は各宿場町の人々や利用者が守るべきルールが掲示されていた場所。

ここに掲示される情報は、回状として尾張藩から宿継で回されてきていた。

名古屋から木曽路の上松宿まで、特急の回状で8日ちょっとで回ったんだっけな。

回状はただ回せばいいというものではなく、必ず各宿の庄屋が写しを取らなきゃいけなかったから、

時間を食っちゃったんだよね。



















●国道19号沿いをいくのかと思ったら・・・
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旧中山道、国道19号とかぶっているわけではなかった。

閑静な住宅街の中、大小の丘を越えながら延びているようだ。

往時、このあたりにこんなに家はなかったろう。雑木林が広がっていたのかな。きっと。



















●番所跡があったりする
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番所は人や荷物の出入りをチェックしていた役人の詰め所。

徴税なども行っていた。

前田慶次も、芭蕉も、十返舎一九も、和宮も、ここを通ったわけだねえ。。。

僕の祖先も、みなさんの祖先も、きっと誰か、ここを通ってるよ。




















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●現代の道のすごさがわかる
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自然地形を利用して続く旧中山道と比べると、国道19号線がいかに圧倒的な現代のパワーで

山を切り崩し、強固・堅牢に固められたものか判るというものだ。

旧中山道は、現代のその幅広の道路の下を、細々とした隧道で抜けて続いてゆく。




















●アップダウンがとても激しい
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国道19号もダイナミックな登りと下りを繰り返す道だが、あれは自然地形を切り通して割と平坦化されたもの。

自然地形に依存する旧中山道は、当たり前のように、いちいち丘を登り降りするように続いてゆく。

旅に出る前、僕には『もしかしたら(中津川~落合間は)、後日、ポタ倶楽部で楽しめる道かも・・・』という

期待感があったが、ほどなくそんな気持ちはなくなった。

と、いうか、今回の行程の中で最もアップダウンが激しかったのが、この区間だった- -;




















●ところどころに地味な見どころがある
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見事な桜の巨木の下に、地蔵、墓石、石碑が立ち並ぶ区画や・・・




















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たくさんの鮎を見下ろせる清流・・・




















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繰り返す丘、丘、また丘・・・

その途中にある御嶽神社・・・



















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・・・なぜ、こんな拷問のような地形に、人は住むのか・・・(*v.v;。。






そして・・・


















●おや、これは・・・
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あ、もしかして・・・




















●立場茶屋
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宿場と宿場の中間点に存在したのが立場茶屋。

旅人にお茶や、その土地の名物のお菓子(団子とか五平餅とか)、そのほか草鞋や蓑などを提供していた。

残念ながら、現代では営業していないようだ。

それにしても、ここまでの道。

トレッキングシューズ履いてる僕でも嫌になる坂道だし、草鞋で歩くなんてどれだけ大変な事だったんだろう。




















●1里(4km)の道って、こんなに長かったっけ- -;
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予想以上に時間がかかっている。

ここまで4~5か所くらいの丘越えしてるから、当然かもしれない。




















●ようやく、馬籠宿のある丘が向こうに見えてきた
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かつての旅人が眺めたのは、緑に覆われた世界だったろう。

道路も、民家も、ここには見当たらなかったに違いない。




















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ここ、電柱を地中化すれば、眺望スポットとして人気が出そうに思う。

斜面に囲まれた地形は、歩くのは大変だけれど、風景としては美しいと思った。



















●おや、これは・・・
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確か、馬籠宿付近で打ち首になった水戸浪士じゃないか。

拝んでいこう。




















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多分、このお墓だと思う。

違ったらごめん。

南無南無・・・(*v.v)。。




















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今度は地下ではなく空中で国道19号を渡る。

中津川方面を振り返ると、さっき越えてきた丘が見える。

ちょうどあの鉄塔のあたりをトコトコ歩いてきたのだ。

丘を切り通している国道19号の道の造り方と全然違う事が、よくわかる。



















●道は、さらに下る
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下がるという事は、馬籠峠に向けて思いっきり登らなければいけないという事なのだが、もういいや。

考えない事にしよう- -;

そして・・・


















●落合宿に到着(;´д`)トホホ
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いやあ、疲れた 

大昔の旅人の気持ちが判るよ~。

とりあえず、茶店でお団子とお茶でも頂こう・・・




ん・・・?

この町、人の気配が無いぞ・・・???







(つづく)