
ポタリング時のバッグとして愛用しているDOMKEのワックスウェアF803 。
オイルを塗った帆布のビジュアルに痺れて購入し、以来、5年ほど使っている。

もともとが使いこまれた様な風合いが特徴のバッグなのだが、
本当に使いこんでいるうちに、風合いだけとは言えなくなってきた。

このバッグ、『頑丈』という謳い文句ほどではない様な気もする。
30,000円のバッグって、何気に僕が持ってるバッグの中で一番高いんだけどなあ。
5年間毎日使ってる20,000円のビジネスバッグはまだまだビシッとしてるんだけどなあ。
まあ、それでも気に入ってるからいいんだけど、アウトドアを走りまわってる分には問題無く使えても、
ちょっとした空間に入る時にここまでボロだと、さすがにちと厳しい。

そこで、5年ぶりに新しいポタリング用バッグを買う事にした。
ヤフオクで「バッグ レザー」で検索をかけて見つけた『面白いバッグ』を落札し、それが今日届いた!

ものすごく丁寧に梱包されている。
発泡剤からうっすら透けて見えるバッグと、封筒が。
まず、この封筒を開けてみよう。

メッセージカードらしい。
お手紙と、僕が買ったバッグの写真。
・・・左下のイラストはよく判らない。

今回購入したのは、男性用牛革バッグの仕事に40年間携わってきたという方がデザイン、制作したというもの。
購入したのはオークションだけど、手作りの新品だ。
デザインが面白く、一点ものという事、作られたエピソードなどが気に入って入札した。
あと、他の購入者の評価が非常に高かったという事もある。
商品受け渡しまでの対応、梱包の丁寧さ、メッセージカード、そして他の人の評価を見れば、
この人の商品に間違いがないであろう事は予想に難くない。
さあ、プチプチから出してみよう\(^0^)/

じゃーん!
赤茶色と黒の牛革メンズバッグ。A4サイズのファイルが余裕で出し入れ出来る。
DOMKEのバッグもA4だが、気持ち、こちらの方が大きい。
色は僕の目で見ている実際の色より、少しだけ濃く写っている。
手触りがものすごくいいし、縫製もとても丁寧だぞ、このバッグ。

遊び心を感じるハンドル部分。
ちょっとハートをくすぐられた。

オリジナルのロゴ。
無くてもいい様な気もするし、これはこれで味の様な気もする。
オークションの説明には「カジュアルシーンでもビジネスシーンでも使える」と書いてあった。
ひと昔前だったらあり得ない様に思うが、
確かに最近、ビジネスシーンでもカジュアル化の波は激しくなってきている。
営業部門の社員がデニムのパンツで出勤するのも当たり前になってきたくらいなので、
企画部門の僕がこのバッグで出勤しても、何も言われないだろうな。
ボロボロになったDOMKEのバッグだったらやばいけど。
では、金具を外して、開けてみよう・・・おお、フラップのカセットフックの感触がしっとり滑らかで高級感高い


A4サイズのモノが余裕で出し入れ出来るね。今使ってるバッグよりも容量は多いな。
緩衝材と組み合わせれば、LUMIX用のカメラバッグとしては十分いけそうだ。

この部分にポケットは2つ。
内側には小さめのタブレット、外側にはクリアファイルに入れたMAP等入れるのにちょうどよさそうな感じね。

こちら側のポケットは、スマホや名刺、財布とか入れればいいかしら。
ムリに全部使う必要も無さそうではあるけれど。

ショルダーベルトを着けてみよう。
ポタリング用バッグには必須の装備だね。
負荷がかかるこの部分も、非常に丁寧な縫製とパーツの組み合わせで、十分な強度がありそう。

BROMPTONには勿論、白のDAHON vitesse活用シーンにもマッチしそうなバッグ、いいね。
お値段は25,000円。入札はそこからスタートだったのだが、結局、その値段のまま落札出来た。
同じ価格帯のCOACHやその他のヤツ買うより、かなりお得な買い物だったんじゃないかしら。
思えばレザー製のバッグを買ったのはこれが初めてだな。
30歳になった時、親友Tに「お前もそろそろレザーバッグくらい買えばいんじゃね?」なんて言われてから
既に10年以上経ってしまった。
あいつは、ロウでコーティングされた高そうなバッグ使ってたっけな。
あの頃はあいつが使ってるようなレザー製品というものの価値がさっぱり判らなかったが、今なら判るわ。
とにかく、これからいい時期だし、新調バッグひっさげて、元気出してあちこち出かけようっと~



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