
馬籠からの帰り際、五輪塔からもうひと踏ん張り漕いで、馬籠宿上の見晴らし台にやってきた。
定番の撮影スポット。
恵那山、美しいね


さあ、帰ろう。
ここからは10kmほど、ほぼ下りになる訳か。
なるほど、少し物足りなさを感じる・・・いやいや、気のせいだろう。

(後篇)
●一気に下る

帰り道は道路状況の良いバイパスを下っているので、午前中に登った棚田が谷を挟んで反対側に見える。
道路は終始下りで、一時、最高速度で49.0km/h超を記録。
夏は気持ちよさそう。

クルマで走っている時は気づかなかった景色。

道路の法面を支える石垣のスキマから、湧水がこんこんと流れ出している。
●夜明け前橋

あっという間に落合川の橋まで降りてきた。
登りの10倍以上のスピードかも知れない。
しかし・・・この先、中津川まで行こうとすれば、山を2つ越えなければいけない- -;
さっき感じた物足りなさ感はどこへやら、いざ、山を目の前にすると『萎える』。
●そういえば、駅がもうひとつあった筈

国道沿いの分かれ道で、タブレットを開いてMAPを確認。
思いだしたもう一つの駅がA「落合川駅」。朝、使ったのがB「中津川駅」。現在位置がC。
朝の電車は中津川どまりで、乗り継ぎにも時間がかかる為下車したわけだが、本当は落合川駅に来たかった。
帰りの電車の時間を調べて決めようか。
2時間待ちとかだったら、山2つ越えて中津川に行く方がマシだろう。

あっ、1時間ほどで電車が来るぞ
!

これを見た瞬間、僕の頭の中から中津川駅までの自走は無くなった。
●落合川駅までGO!

地図で見るに、駅まではせいぜい5分。
何も無さそうと思っていたら・・・

吊り橋か。
こういうのがパッと出てくるから、楽しい。
まあ、僕はそれほど下調べしないで旅に出かけて、現地で情報知る事の方が好きという事もある。
これだから、旅×輪はやめられない。


川砂利の採掘施設かな。この橋はそこに通じているようだ。
施設には入れないだろうから、引き返そうか。

橋のゲートは歴史を感じさせるコンクリ製。
右に見える電灯がいい感じ。
夜、人気のないこの場所で灯る電灯の青白い光が、ぼわっと橋や、水面を照らしているんだろうな。
なんか、どこか懐かしいような、ちょっぴり切ない様な、そんな景色は昔から嫌いではない。

少し走ると、ダムの堤体が見えてきた。
やっぱりダム湖だったんだね。
「落合ダム」。
●湖畔は桜並木

春、咲き始めたら綺麗だろうなあ。
こういう光景、長野県側の旧中山道沿いの木曽川でも続いてるんだよね。
だから、今年はポタリングや、キャンプポタにも行ってみたい!
●落合川駅

ひー、まさかの跨線橋

またBROMPTONを上げ下げしなければならないのかー。
やめて~!!

そして、まさかの外から小便器丸見え+女子便一緒のトイレ。
いかに田舎でも、これは非常に嫌で使いにくいわ。
おそらく、女側の立場でもこんなの使いにくいだろう。

・・・などと、もろもとビックリしつつ、ひいひい言いながら島式ホームへ。
おお、無人のホームにたたずむ輪行バッグとDONKEカメラバッグ。いい感じじゃない(笑)
でも、転がし輪行OKにならないと、JRでBROMPTONは使えないよ。
ベビーカーよりコンパクトで、カバーもかけていて、なんでNGなんだろう。
別にお金とってもらってもいいから、転がしOKにしてほしい。

再び駅構内をだましだまし転がして、駅外の鶴舞公園でちゃちゃっと組み立て、自走で帰宅♪
登りはきつかったけど、なかなか味のあるエリアだなあと痛感。
次の中山道沿いポタは、長野県内区間の平坦地を走りたい。2泊3日位で。
1日は旅館・民宿、もう1日はキャンプでいいんじゃないかな。
JRが意地悪で転がして荷物運べそうにないから、宅急便を利用するしかなさそうだけど(笑)
本日の走行距離25.1km(名古屋市内含む)
馬籠付近の走行データ・ルートはコチラ
※長文、最後までご覧頂きありがとうございます。
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