昨日の外出はひどい結果に終わり、目的を全く果たせなかった- -;
なので、今日は『名古屋市内のキャンプ用品店』を検索して出かける事にする。
多分、普通の人なら最初からこうするよな・・・汗
と、言うわけで、今日出かけたのは守山区の『CAMPAL SHOP(キャンパルショップ)名古屋』。
お店のHPは無いらしく詳しい情報はよく判らないが、キャンプファンのブログによると、いいお店らしい。
プロショップなら、僕のような初心者にも色々アドバイスしてくれる事だろう。
●MAP
詳しい地図で見る
名鉄瀬戸線の瓢箪山(ヒョウタンヤマ)駅近くにあるようだ。
名鉄瀬戸線・・・6年間の名古屋生活で2回しか乗った事が無い。
都心・栄の地下にある『栄町駅』で直接乗れるので、今日は栄までトコトコ3km歩いて行った。

グーグルマップが示したお店の場所まで僕の足で5分くらい。
住宅地の中の道路前に、ひときわ目立つ大きな看板が!
スノーピークという表示がたくさんある。
モンベルやらコールマン同様の『有名なメーカー』という事くらいしか僕には判らん。
ショップに入ると、オーナーらしい中年の男性と、同じくオーナーの奥さんらしい女性、
それに常連さんと思しき男性・女性が談笑していた。
当たり前だが先日のリサイクルショップとは全然違って、
主要なキャンプグッズからガソリン燃料や『薪』まで、色々置いている。
いずれ買おうと思っているシュラフ、ここに置いてあるのは登山用のものだろうか。
シュラフの性能はたしかこんな内容で表現されていた。
・気温5度くらいまでなら一般体格の女性が快適にぬくぬく眠れて(快適下限)
・気温1度くらいでも一般体格の男性が何とか8時間眠る事が出来て(最低下限)
・氷点下14度でも一般体格の女性が震えながら6時間生命を維持出来る(極限下限)
何故「快適」と「極限」は女性の体格で表記され、「最低」は男性の体格で表記されているんだろ(・ ・)?
体脂肪率低い男性が女性表記アテにして使ったら風邪ひいたり即死したりするかも知れん・・・。
まあ、自己責任か。
いずれにしても、僕のシュラフとしては過剰性能っぽい。逆に暑苦しくて眠れなかったりするかも。
ただ、この性能でかなりコンパクトにまとまり、相当軽いというのは魅力的だよね。
値段は大体30,000円くらい。相場を知らないのでよく判らないが、性能が良いだけにお手頃に感じる。
1個買って、平時は『避難ぶくろ』に入れておけば、安心感がグッと増すような。
常連さんが帰ったところで、オーナーをつかまえてバーナーの相談をして、色々教えてもらった。
なるほど、ガソリン式もそれほどめんどくさくなく、燃料入れたまま移動出来るんだ・・・など、
基本中の基本的な事を一から教えてもらう。
オーナーは「燃料調達のしやすさはガスボンベ式が上だけれども」と言った上で、
ガソリンストーブがお奨めの様だ。僕も、話しを聞いているうちにガソリンストーブがいい様に思えてきた。
しかし・・・

お店に置いてある3タイプ、ちょっと、ほしいものとイメージが違うんだよな~。
多分、性能は申し分無いんだろうけど。
KOU:「30年くらい前、伯父が弁当箱みたいに収納できるボックスのガソリンバーナー使ってて。
あんなのが欲しいんですけど」
(つまり、こんなの)
オーナー:「あ~、それは『オプティマス』だね。それと同じものは、どこの店でももう売ってないよ。
あの当時のものは、取扱いに更に手間がかかるよ」
まあ、確かにそうかも知れないけれど、そのひと手間が愛着のエッセンスだったりするんだよな~。
・・・そんな事を考えながら、ガソリンバーナー購入を躊躇しつつ他の商品を眺めていると・・・

あっ
!

KOU:「ZIPPOもキャンプ用のバーナー作ってるんですか?」
オーナー:「昔、作ってたんだよ。もう、作ってない。多分、他の店では、もう、無いんじゃいかな」
そうかあ、僕はタバコは嫌いだけどZIPPOライターは好きだったりするんだよな。
ZIPPOの白金カイロも持ってるし。
オーナー:「ZIPPOのガスボンベはもう生産されていないけれど、他の市販品が使えるから問題ないよ」
彼はそう言って、小さなケースの中に入っているバーナーを見せてくれた。
めっちゃコンパクト。タバコと同じサイズの箱に入れられる様にデザインしたのかしら。
KOU:「最後の1個?」
オーナー:「いや、ラスト2個のうちの1個だね」
(つまり、2016年1月11日13時現在、お店にまだ1個在庫があります)
こういった商品が残っているあたり、『通販サイトを持たない店の味』というものだろうか。
KOU:「これ、ください」
これに加えて、クッカー(キャンプ用の調理道具)も買ってきた。
一番コンパクトで、一番軽いチタン製のヤツ。
ステンレス製やアルミ製のものも有ったけど、重量の違いをかなり感じて、多少安くても買う気がしなかった。
見た目や手触りも、チタンの方がよかったのも大きい。
なかなか面白い買い物が出来た。
オーナーとも色々話出来たし、何かある度に相談する事にしよう。

帰りも栄町駅からトコトコと家まで歩いて帰る事に。
本題とは関係ないが、名古屋の中で『深夜食堂』があるとしたら、住吉町のこの辺だろうと思う。

住吉小路の中にある『MOMO TETSU』。
まさに、作中の時間帯に、たまに出かける。ブログにはいちいち書かないけど。

マンション1FのCAFE ALIVEのカウンターで、買ってきたものを開封してみた。
ZIPPOのポケットバーナーは、ブルーのケースの中にこんな感じで入っている。
17年前、1999年の製品のようだ。

500mlペット、G-SHOCKとサイズを比較すると、このくらい。
最近はコンパクトなバーナーも多いようだけれど、17年前でこのサイズというのは最小クラスだったのでは。
そして、ZIPPOらしくタバコを意識したサイズなのも、素敵だ(吸わないけど)。

クッカーはこのサイズ。

こんな感じで、3つの調理道具になる。
初心者なので、よく判らないが、付属の巾着袋含めても重量200gというのは、結構軽いんじゃないだろうか。

見比べたステンレスやアルミのやつより『質感』が好みだった事も、
これを選んだ理由のひとつだ。
これを選んだ理由のひとつだ。
どうせ自己満足の趣味なのだから、少しでも自己満足したい。

ここで、お昼ご飯の日替わりキッシュが出てきた。
今日のメニューはトマトソースのキッシュ、それにサツマイモのポタージュ。
とてもおいしい

KOU:「マスターみたいにパン焼ける人が、
キャンプでパン焼いたりキッシュ作ったりしたら、キャンプで一番の人気者になれるんじゃないかしら」
マスター:「私はインドア派ですから」

さて、店じまいして帰るか・・・と思った時、クッカーの中に小型のガスボンベが入るのに気づく。
省スペース化に有効、という事だろうか。
このボンベは3~4時間程度使えるそうだから、僕が考えているソロキャンプ1泊なら1個で夕・朝もつだろう。
でも、多分一応、2個持ってくだろう。

巾着袋に入れてみたところ、ZIPPOのバーナーも袋におさまった。
これは、かなりコンパクトだね。
なんか、いいな。楽しくなってきた。
家に帰った後、伯父に電話をかけてみた。
30年前、今の僕と同じ年だった彼は、小学生だった僕らをよくクロスカントリースキーに連れだしてくれた。
その時、見渡す限りの雪原の上で彼が使っていた『弁当箱の様なガソリンバーナー』。
KOU:「もし、まだ持っているようなら、僕に譲ってもらえないだろうか?」
伯父:「おお~、あれな。
捨でだ記憶は無いがら、ほんだは、多分、どっかにあっど思うけんど。
探してみっがら、少し待っででけろ」
おお~、まだ持ってたか
!

ZIPPOのバーナーもいいけど、もし、あの弁当箱みたいなバーナーがあるんだったら、是非使いたい。
オーバーホールは必要だろうけど、キャンパルショップのオーナーがいればどうにでもなりそう。
ちょっとワクワクしてきた。
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