お墓参り出発が一週間後に迫ったのだけど、お墓に持ってく写真とかお経とか以外の旅支度、何もしてない

30歳ごろまでは、出掛ける時なんて行き先どこでも、張り切って支度した様に思うが
歳とるにつれて『ギリギリまでやらない』風になっちゃった。。。
未知の第三世界行きなのに、危機意識低すぎだな、これは。
今日明日で、現地の事を色々調べよう。
そのモチベ高める為に、もう一回、地図を見ておく。

行き先は、本当ユーラシア大陸の真ん中。
一旦モスクワまで行って、そこから国内線に乗り換えて移動するルートだ。
まあ、じいちゃんが亡くなった経緯も含むロシアという国の歴史、最近のクリミア半島問題もある。
いまだに『ロシア上空』を飛ぶなんて生きた心地がしない。もっと短いルートは無かったのか?
地上で一番信用しちゃいけない国とチラと思ったりもする。そこで暮らしているフツーの人にはスマンが・・・。

じいちゃんの墓がある町はここだ。
ハカス共和国という国の中にある。
旅行会社の話では、ハカス共和国を含む周辺エリアには日本語話者は勿論、英語話者殆どもおらず、
ロシア語以外全く通用しない地域という事だ。
自分で調べたら、ハカス共和国にはいくばくかの中国企業が進出しているようで中国人もいるらしいのだが、
広い国土にわずかばかりの中国人がいたとしても、中国語が公用語になるはずもない。
もっとも、仮にチャイ語が使われていても、僕のチャイ語は筆談じゃないと相手に意味が伝わらないが。

地図をちょっと拡大。
ロシア語の地図でも、辛うじて地名が読める場所もあるね。
国内線の空港があるのはaの町。日本語表記でアバカン。
ハカス共和国(ハカシア)という国の首都で、宿泊地でもある。人口16万人。
お墓がある町がb。日本語表記でチェルノゴルスク。
地図を見る限り、2つの町はかなり近くて10kmも離れていない。
幹線道路の両側は、何もない原野・荒野なのかな。
広域地図に切り替えてみても、無限に近い『スペース』が広がっている。
今回は間違いなく目的地(墓)に辿り着くため、旅行会社にクルマと案内役の運転手を手配してもらったけど、
英語圏や中国語圏なら自力で全く問題なく移動出来るだろうな、とも思う。
※逆に、案内してもらえるから、甘く見て余裕かましたりしてしまう・・・悪いクセだ


地図をさらに拡大。
目的は墓参りであって、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、なかなか訪問する事がない地域である事は間違いないので、見聞は広めておきたい。
アバカンはコンパクトにまとまっている町で、地図を見る限りでは、ポタリングにはものすごく相性よさそう。
流れる川はエニセイ川。ユーラシア大陸No.1の流域面積を持つ川で、世界でも6番目だ。
利根川の150倍、木曽川の300倍に相当する大地を潤している。
それがいくつかの筋に分かれて流れている。
きっと、味わい深い情景を醸しだしている事だろう。
また、この町は鉄道網が比較的発達しているみたい。
『アバカン支線』というシベリア鉄道の支線らしい。
正直、BROMPTONを持っていくのはキツイ。他にスーツケースもあるから。
『だったら、シベリア鉄道に乗って、近くを周遊してみようか・・・』と思ったんだけど、
ふと、70年前にその建設現場でじいちゃんが強制労働させられて、そして死んだかも知れない…と思ったら、
僕の中でシベリア鉄道のレールの上を観光気分で移動するプランは完全に霧散した。
なんか、軍艦島の世界遺産登録で、かつて強制労働させられた人の遺族が反発するのも判る気がする。
もし、シベリア鉄道が世界遺産になるとしたら、僕は際立った反発はしないけど、『うーん』とは思いそう。
BROMPTON、持っていけるだろうか?
今回利用するロシアの大手航空会社・アエロフロートの持ち込み規定を見てみる。
と、チャリの持ち込みの前に、ビックリした事がひとつ。
武器・弾薬
武器一式(または複数の武器を収納したケース)1個と弾薬1包を無料受託手荷物として取り扱うことが可能です。
ナニコレ

まあ、いいや・・・。
手荷物として、自転車は1台までは持ち込めるらしい。
悩みどころだ。
スーツケースとBROMPTONどちらも持っての旅なんて、体力的にナンセンス。僕には無理だ。
だったら、沖縄ポタの時みたくキャラダイスフロントバッグに入る分程度に着替え等の荷物を抑えるか・・・
なんて考えてみるけれど、2泊3日分の荷物でギチギチだったもんなあ・・・。無理っぽい。
・・・と、こんな事考える前に、とりあえずBROMPTONに乗ってでかい本屋行って、
もう一度ロシアの旅情報本調べてこないと汗。
ルーブルへの外貨両替もやっておいたほうがいいよな。
色々、不安になってきた。
無事に戻ってこれるかしら???
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