ID:vritd7
沖縄ポタ2日目
ぜひ、行きたかった沖縄の離島に出発~♪
向かうのは座間味島
那覇の西方およそ40kmの慶良間諸島に浮かぶ、小さな島。
日帰りで渡れる島の一つです。
●那覇フェリーターミナル『とまりん』
今回の旅を決めたのは、実は出発の3日前。なので、船の予約なんて出来ませんでした。
9時出港の高速船(島まで50分)は満員。キャンセル待ちの人もいて、乗れそうにありません。
予定通りではありますが、僕は10時出港のフェリー(島まで2時間!)に乗る事に。
こちらも満員だったらどうしよう・・・と思っておりましたが、平日という事もあり、フツーにきっぷを買えました
往復の乗船券は4,030円也。
●フェリーざまみ
さらに、フェリー前にあるひなびた小屋で、自転車運搬料を払います。
往復780円也。
『座間味行き』と書かれたシールを手渡され、BROMPTONにペタリ。
船員さんに手招きされます。どうやら、チャリは自分で船に積むみたい。
小さなフェリーです。
以前乗った太平洋フェリーの1/10くらいしかないんじゃないかしら・・・と思ったら、
1/30もありませんでした。(太平洋フェリー「いしかり」15,762トン、「フェリーざまみ」446トン)
実はこのフェリー、民間船ではなく座間味村役場の『公営企業課』が運航している『村営フェリー』です。
「自転車は早く載せて~」ときっぷ売り場のおっちゃんに急かされて早く載せましたが、
出港までまだ1時間近くあります。
●「とまりん」のcafeテラス
ターミナルビル「とまりん」のカフェテラスへ。
僕はアンカー(いかり)とか浮き輪とかカモメとかの海に纏わるデザインや、藍とか群青色が好きなので、
こういう入り口見ただけで嬉しくなります。
チープなポリコップだけど、スタバとかのより断然こっちが好きです。
●乗船
出港30分前、着席出来なかったら嫌だったので乗船。
キャビンはまだガラガラ、どうやら平日のフェリーはフツーに来ても余裕がありそうです。
(ただ、出港直前にはほぼ満席になりました)
出港
汽笛を鳴らして離岸した小さなフェリー、ものすごく小回りが効く船体みたい。
その場で回転するようにして向きを変え、泊大橋をくぐって行きます。
泊大橋をくぐって間もなく、船内アナウンス。
「ただいま、本船の右舷前方にクジラを発見しました」
『マジで!』
乗客が一斉に右舷に出て行きます。
勿論、僕も。
●???クジラ
おお!!
けっこう大きい!
後で検索してみたら、このクジラは『マッコウクジラ』らしいです。
那覇港に出現するのはかなり珍しいようで、新聞記事に取り上げられていたみたい。
8日午前8時ごろ、那覇港内に係留しているタンカー船の男性船員から港内の三重城沖で「体長4~5メートルの生物が潮を吹いている。クジラではないか」と那覇海上保安部に通報があった。
沖縄美ら島財団美ら島研究センターによると、クジラは丸みを帯びた背びれや潮吹きの方向といった特徴からマッコウクジラとしており「港で確認するのはまれで、珍しい。迷い込んだのでは」と話している。
同保安部によると、クジラは海面を繰り返し浮き沈みしながら那覇港内を午後1時ごろまで周遊した後、姿が見えなくなったという。
船上からクジラを見たダイビングショップ代表の國吉真栄さん(51)は「20メートル近い大きさに見えた。ダイビングでもマッコウクジラにはなかなか会えない。まさか港に来るなんて」と驚いた様子だった。
第11管区海上保安本部は付近を航行する船舶に警報を発令し、クジラとの衝突を避けるよう注意を呼び掛けている。 (沖縄タイムス 9/8)
(沖縄タイムス公式動画)
小さくなってゆくクジラに見送られ、那覇港を出ます。
●2時間の船旅
「ひゃっほーい」
小さい船だからなのか、波の影響をまともに受けるみたいでかなり揺れる。
ちなみに『フェリーざまみ』の速力は全速力で17ノット(31km)。
遅い!自転車の方が早いくらいだ。
船からは色々な島が見えます。
これは水平線上にギリギリ見えた、低い島。珊瑚礁で出来た島かしら?
双眼鏡を持ってくればよかった。
かと思えば、こんなコンモリした島も
崖の様なところにはヤギのような白い点々が見えたんだけど・・・
『とまりん』のコインロッカーに置いてきた荷物の中に望遠レンズを忘れてきた為、撮影できず。
1時間半ほど揺られてるうちに、海の色が変わってきたと思ったら、港に入港。
目的地・座間味島の隣にある『阿嘉島』です。
ここも、かなりいい島らしい。
阿嘉島で人や積み荷を降ろして、すぐ出港。
座間味はもうすぐの筈です。
座間味島が近づいてきました。
あの海岸線の道路は必ず走ろう
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