「・・・ハッ」
チェックインしたあとベッドにゴロンと横になったら、いつの間にか眠りに落ちていたようです。
時間は1時間ほど過ぎて、16:00過ぎでした。
いかんいかん、那覇をポタする時間を失ってしまいます。
●福州園
とりあえず、海辺に出るつもりで県道42号線を走っていると、丘の上に見えてきたのは・・・
あれ?江南の朱家角で見た寺院の雰囲気を醸した建造物。
ソロリと中を覗くと、とても立派な中国式の庭園が広がっていました。
福建省の『福州市』との姉妹都市提携10周年を記念して、1992年に当地から腕利きの職人を招聘して
建造した庭園との事。
なるほど、過去数千年の歴史を紐解いた時、日本本土より大陸との関係の方がより密だったとも謂われる
沖縄らしい取り組みかも。
『海がそこにあるよ』という感じの景色は、あっさり見えてきました。
交差点を左折すると、那覇市内のビーチである『波の上ビーチ』があるそうなので、見物していきます。
●波の上ビーチ
あれ?神奈川や静岡の東名高速沿線の海岸にバシルーラされたような錯覚・・・^ ^;
でも、海の色は沖縄ですね。
海の上を走っている道路は、那覇と空港を結ぶ自動車専用道らしく、比較的最近開通したものらしいです。
●客船ふ頭(この日は閉鎖中)
不定期便の客船が那覇に寄港する時に仕様される立派なふ頭(画面右奥に続いています)。
出島の様に海に突き出していて、周囲に何隻も停泊できるようになっているみたいでした。
この日は寄港の予定が無い為か、ゲートが閉鎖されていて奥に入れずに残念。
●泊大橋
このあたりは客船ふ頭、漁港、そしてフェリーターミナルが集積している地帯。
画面左側に客船ふ頭と漁港があり、右側にフェリーターミナルがあります。
フェリーの出入りが出来る様、航路を跨ぐ橋は結構高いところ(海面25mくらい?)を通っていますね。
橋を渡って向こうに行ってみます。
大した斜度でも長さでもないですが、モータリゼーション全盛の時代ですし、
この時間帯、チャリでここを越えてる人は、他には見かけません笑
橋の最上部手前くらいに、退避所も兼ねた休憩スペースが。
歩いて渡れる橋にしては、まあまあの眺めです。
おお!
道路案内に『首里(Shuri)』の文字が。俄然、沖縄っぽい!
この案内標識を見た僕は、首里に向かって(ると勘違いして)、この後、ひたすら直進するのです。
●休憩
風が吹いていて蒸し暑くはないものの、日差しは強くて少し消耗したので、自販機で飲料補給。
何か沖縄らしい飲み物を・・・と思って、目についた『琉球Cola』を。
味は、昔なつかしい『チェリーコーク』味(あるいはドクターペッパーか)。
●浦添市に面した海岸(西洲)
しばらく走ると・・・防潮堤に遮られて、道が行き止まりに。
首里方面に向かっていたつもりが、道を間違えたようです。
防潮堤に上って海を眺めると・・・おお~、いい風。とても気持ちいい
遠く、正面に見える緑のエリアは、おそらくは嘉手納飛行場。
関西国際空港や成田と比肩する、日本国内最大級の航空機運用能力を持つという。
右側に見えるのは浦添市エリアで、緑の丘は、僕が『首里城だろうか・・・?』と勘違いしていた丘。
あまりに気持ち良くて、防潮堤の上でゴロンと横に。
もう、どこにも行きたくなくなるくらい、気持ち良いです
このまま夕暮れを待ってもいいか・・・とも思いましたが、沖縄の夕暮れまではまだまだ時間がかかりそう。
西洲のあたりは広々・整然としたエリアで、なんかホノルルのハワイ大学周辺の雰囲気と似た感じ。
あそこも、確か倉庫街っぽいところだったな・・・。
道端に果実が落ちていたので、見上げてみると・・・ああ、柿の木だ
だいぶ、色も変わってきている感じ。
ビーチで泳いでいる人たちを見てきたばかりなのでフシギな気分だけれど、
沖縄の季節感って、こういうものらしい。
●シーサー
家並みを眺めていて気になるのは、やはりシーサー。
新しいマンションにも・・・
フツーのお宅にも・・・
お店にも、様々な意匠のシーサーが。
きっと、沖縄ではホームセンターで売ってるのでしょうね。
●なかよしパン
なんと、名古屋発祥のコンビニ『COCOストア』を那覇でも見つけたので立ち寄ってみます。
パン売り場に並んでいる『なかよしパン』は、確か、パンに切れ目が入っていて、
友達同士で分けて食べれる様になっているこの地方独自のパンでしたでしょうか^ ^
●泊ふ頭へ
那覇から慶良間諸島や大東諸島などを結ぶ定期航路の港・泊フェリーターミナル。
左手に見える大きな建物は、ホテルも兼ねたターミナルビル『とまりん』です。
明朝、ここで乗船券を買って離島に向かうので、一応、下見で来てみました。
●夜の那覇
友達や後輩へのおみやげと、夕食の為に、再び国際通りへ。
日曜の午後8時だというのに、日中の5倍くらい賑わっている感じ
明日、休みをとっている観光客が多いという事でしょうか。
こういう街は、国内では他に見た事がないかも。
国際通り周辺はどこに行っても大混雑で、一人旅のポタリストとしては、ちょっと落ち着かない感じ。
この際、BROMPTONの機動力を生かして、フツーの観光客があまり歩いてないエリアの見物に行ってみます。
ガイドブックで見た市場の中。
午前0時くらいから、行商の「おばあ」たちがやって来て活動が始まるそうです。
多分、僕は・・・そういう時間は寝てしまってるだろうなあ^ ^;
●桜坂
国際通りが今の様に栄える前、那覇の繁華街と言えば、この桜坂だったそうな。
お金を持って無い人が置物片手に飲みに来たり、飲んだ分働くという事で飲みに来たりする様な事も
全然珍しくなかった・・・と、ガイドブックには書いてました。
23時くらいから、完全にあたりが明るくなるまでが営業時間という事で、まだ開いていない店も多いです。
ちょっと『入ってみたいなあ』というお店もあったのですが、地元の『おじい』がたくさん入っている店だと、
一見さんの自分はちょっと入りにくいんだよなあ・・・
それにしても、『随分、集積度の高い街だなあ』というイメージ。名古屋どころか、東京の下町みたい。
後で知ったところによると、那覇市の密集度は地方都市の中では断トツで、三大都市圏レベル。
ある資料では、東京圏・大阪圏に次ぐレベルなのだそうです。
お。
ん?
おやおや・・・
たくさんのニャンコたちが集まってきているみたい。
夜の桜坂や、そのお店の酔客たちは、この子たちにも寛容な一面がありそうな気がしますね
●さいおんスクエア
牧志駅のちょいさきにある施設。このあたりで国際通りはおしまいの様。
どうも、国際通り付近のお店は入りにくい感じで・・・
●バーガーキング
結局、一番、敷居が低かった『バーガーキング』で夕飯を
『なんか沖縄っぽいから』と思って入ったんだけど、後で調べてみたら、バーガーキングは名古屋にもあって、
しかも沖縄と名古屋の出店時期は同じらしい(笑)
味は普通のハンバーガー。
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