ウィキペディアで『名古屋市』を見ていた時、名古屋名物として掲載されていた『オリエンタルカレー』。
確かに近所のスーパーの調味料コーナーに、なんかそんな名前のカレールーを売っていたような・・・。
あれって、名古屋企業の製品だったのか・・・。
名古屋で暮らして5年になりますが、名古屋で育った人ほど名古屋の事を知っている訳ではありません。
ウィキペディアでそのまま『オリエンタルカレー』を調べてみると、大正2年に大須で誕生した企業らしいです。
『オリエンタルカレーか・・・』
僕にとって日曜日はカレー曜日。
どんなカレーなのか作ってみようかな…
と、いうわけで、名古屋生まれの方にはなじみ深いであろうオリエンタルカレーを
初めて作ってみる事にしました。
●大須・サノヤ
現在、オリエンタルカレーの会社は大須にはありませんが、こだわりを持って大須に来てみました。
大須で食材を買うといったら、万松寺通のこの店だと思います。惣菜も、生鮮食品もめちゃ安い。
日曜日の大須はこの通りも仁王門通りも激混みなので、
チャリで行く場合にはアーケードが無い裏通りを使いましょう。
しかし、サノヤでは肉や野菜は買えたものの、『オリエンタルカレー』を売っておらず購入できませんでした。
と、なると・・・
●大須・アミカ
おなじく大須にある業務用食品スーパー『アミカ』。
初めて入りましたが、業務用で使われるボリュームサイズの調味料や冷凍食材などが、
びっくりするような破格値で売ってました。
サノヤとこのお店をうまく使えば、月間の食費はかなり抑えられるんじゃないかしら?
このお店で『オリエンタルカレー』のルーをゲットする事ができました。ただし、業務用。
以上、ポタ終わり!(ただの買い出しじゃん)
●オリエンタル即席カレー(業務用)
近所のスーパーで取り扱っていた家庭用のパッケージとはだいぶイメージが違うように思いますが、
中身は同じ筈です。
ただ、1kgっていうのがすごいな。
50皿分!?
材料の中の『水またはスープ』が6000ml(6リットル)って、かなりの量ですね。
しかも、この袋の中のフレークを別の鍋で750mlの湯で溶いて合わせなければならないのかあ。
具材の量も考えると、15リットル級の鍋が無いと安心して作れそうにないですね。さすが50皿分。
でも、このフレーク1袋524円なんですよね~。50皿分なのに。
いつも僕が使ってる横濱カリー亭のフレークは8皿分で330円くらいだったっけ。業務用は、やはり安いなあ。
『作り方』を見ていて無水調理向きではないのかと思ったのですが、
中を見てみると、いつも使っている他社製品同様のフレークタイプ。
これならば目分量で無水調理も出来そう。
●調理開始
去年、1年半待ちで購入した名古屋ドビー社製『バーミキュラのナベ』を使い、無水調理開始
バーミキュラのナベとは、もともと自動車製品や産業機械を手掛けていた名古屋の町工場が
その高度な加工技術を活かして作っている『ナベ』です。
フタと胴の接触面などはロケットの部品などを研磨している職人が磨いてるというから
加工精度・品質は世界中のナベの有名メーカーを圧倒しているんじゃないかなあと思ってます。
勿論、ブランド力はまだまだだけど。
この愛用の(メイドイン名古屋の)ナベに、鶏肉、ニンジン、玉ねぎ、ぶなしめじを目いっぱいぶちこんで、
40分とろ火で加熱します。
40分とろ火で加熱する間、蒸気が逃げる事は全くありません。
フタを開けてみると、いつもどおり具材からしっかりスープが出ています。
ここにカレーフレークを目分量で投入し、さらに20分とろ火で加熱。
いつも作っているカレーより、だいぶ色が薄いカレーになりました。
マイルドな味なのかな?
●オリエンタルカレー(無水調理版)完成
出来上がりました
無水調理すると、大体はもっと褐色系の色になるものですが、
このカレーは水を加えて作ったバーモンドカレーの様な色をしていますね。
やっぱり、だいぶマイルドそうなイメージ。
いただきます。
モグモグ・・・
やっぱりマイルド
ってか、無水調理でこれなら、フツーに作ったらどれだけマイルドなんだろう???
お味については、上手な形容が思い浮かばないなあ・・・
なんだろう。『カレーの王子様』がこんな味だったかな???
あるいは『給食のカレー』がこんな感じだったかしら???
これはこれでカラダには良さそうだけど、僕の好みとはだいぶ違う味です^ ^;
メーカーでは色々売ってるみたいだから、また今度、別の製品を試してみよう。
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