走行日:2013.07.28(日)

お天気:焼けるような快晴

乗車:DAHON Vitesse P16





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気分転換の『でんポタ』(名鉄おススメのポタリングコース)\(^0^)/

今回は『木曽三川歴史の道 御千代保稲荷と水郷を巡る』コース。

スタートは名鉄竹鼻線の『羽島市役所前駅』。全く土地勘もない場所だ。

『かんかん照りの中40km走るのはちょっとしんどそうだなあ・・・』と思いながら、スタート。










東本願寺竹鼻別院
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すごく立派な堂宇が印象的だった東本願寺竹鼻別院。

1200年代にこの地を訪れた親鸞上人の説法を受けた村の人が建てたお堂が始まりだったという。

明治時代に濃尾地震で本堂が倒壊してしまい、現在の堂宇は大正時代に建設されたもの。

町はこのお寺を中心に作られたようで、今でも格子戸の古い町並みがよく残っていた。











千代菊酒造
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竹鼻の町の中にある造り酒屋は、日曜日でお休みだった。

商店街のスピーカーからは『演歌』が流れていて、なんか、本当に昔の商店街のイメージ。










木曽川
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今回のコース、全体を通してポイント~ポイント間の移動は炎天下の地味な道を走り続ける感じ。

田園風景でも、街なかでもない、住宅地沿いの地味な道というか・・・

巡航速度せいぜい20km程度のミニベロでのポタではなかなか苦痛で、この程度の景色でも嬉しく感じる。












お千代保稲荷(おちょぼいなり)
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スタートから14.5km、炎天下のポタでかなり消耗して、一つ目の経由地に到着@ @;

ここは日本三大稲荷の一つに数えられる有名なお稲荷さん。

実は僕の実家の近くにも日本三大稲荷のひとつといわれる志和稲荷があって、ぜひ来たいと思っていた。

ただ、「日本三大稲荷」と名乗っている稲荷は、国内に8箇所くらいあるそうで、

どこが『三大』なのかよくわからない。










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っていうか、ここの門前町、すごく大きい

最初は『柴又の帝釈天前みたいだ』と思っていたけど、明らかに帝釈天より大きい。

もしかすると、伊勢神宮内宮前のおかげ横丁と同じくらいの長さがあるかも。

川魚料理の店が多く興味をそそられたが、暑さにやられて消耗していたので・・・









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すごく大きな喫茶店に入って、かき氷を食べた。

カラダが急速に冷却されるのと共に、元気が出てくるのを感じた。

もしかしたら、熱中症にかかりかけていたのかも知れない。











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門前町では『串カツ』も名物らしく、立ち食い出来る店がたくさんある。

さっきは見向きもしなかったのだが、元気が出たので食べてみると・・・うまい












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お千代保稲荷の入り口は、一種独特の雰囲気。

別に外国人が多いわけではないが、飾りっ気のないそっけない雰囲気が、アジアっぽいというか・・・。

ここで油揚げが売られていて、何に使うのだろうと思っていたら・・・












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神社の中にある稲荷さんにお供えされていた笑












中江川沿いの道
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あまりにも暑かったのでお千代保稲荷の門前町で帽子を買ってみた。

小学生の頃に野球帽かぶって以来、炎天下の遊びで帽子をかぶった事など無かったのだけど、

こんなに涼しく感じるものだとは思わなかった

ただ、道は相変わらず単調で、本当にしんどいx x;












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ここはいい感じの道だったんだけど、この日はちょっと暑すぎたな。












アクアワールド水郷センター
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突然見えてきたオランダのような風車に目を奪われる。

なにか、テーマパークの様な施設らしい。

立ち寄ってみたいという気持ちもあったが、『先を急ぎたい』という気持ちの方が強くてパス。











木曽三川公園センター
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高さ65mあるタワーは、日本最大の国営公園である木曽三川公園のシンボルタワー。

展望エレベータの入り口がある区画は有料区画になっているのだが、単に展望台だけではなく、

木曽川・揖斐川・長良川という3つの大きな河川にまつわる文化や水害・水防の歴史などを

わかりやすく伝えてくれる展示物が充実している。

展示物と言っても、その多くが高度なプロジェクターを使ったり、シアターになっていたり、

体験型のアトラクションだったりと、かなりお金がかかっている感じだし、楽しめる

ただ、客の入りがガラガラなのが気にかかる・・・












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左から木曽川、長良川、揖斐川。濃尾平野を代表する三つの川。

1Fのシアターで学んだところによると、江戸時代以前はこの3つの川が結合していて、

巨大な川の中に大小の島(中州)が点在するというかなり日本離れした光景だったらしい。

複雑な流路のせいで、雨が降る度に大洪水を起こすので、江戸時代以降からコツコツと河川改修を行い

明治時代に近代的な手法で3つの流れに分けたのだそうだ。

よく見ると、それぞれの川で水位が違うのがわかる(揖斐川が一番水位が低い)。











津島神社
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木曽三川公園でのんびり休憩をとり、最後の10kmの単調な道をひた走って津島市へ。

津島神社という、非常に風情のある神社が最後のチェックポイントだ。

僕には馴染みがなくてよく判らないのだが、全国に約3000社ある津島神社・天王社の総本社という。

810年創建というから、かなり古い神社だ。











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1605年に建てられた本堂と、さっきの写真の奥にある楼門(1591年に豊臣秀吉から寄進)が重文。

現在の主祭神は建速須佐之男命であるが、中世・近世は牛頭天王(ゴズテンノウ)が祭神だったそうだ。

牛頭天王といえば京都の八坂神社(祇園)の神様だね。

この神社には『天王祭』という大きなお祭りがあるそうだが、その名前に『天王』が残っているんだって。











あそこまで暑くなければ、もうちょっと楽しめたかも。10月くらいに走るとちょうどいいかなあ。

せっかく買った帽子は、津島に入る直前の長良川を渡る時に、風に吹かれて川に吹っ飛んでしまった。

まあ、また帽子買って、でかけてみようっと。




地図はコチラ。(PDF)