走行日:2008.09.07(日)

お天気:快晴

乗車:DAHON Vitesse P16





●正門前
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9/7に行ってきた富岡製糸場。明治初期、品質面で海外製品に遅れをとっていた日本の製糸業を変える
大きなきっかけとなった官営製糸場。女工哀史などでも知られていますね。







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ポタでゆくと、正門のすぐ中の駐輪場に停めるコトが出来ます(無料)(^▽^)
勿論、マイカーの場合は、どこか付近の有料駐車場に停めて、歩いてこなければいけません。








●構内
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明治の香りが漂うレンガ造。キーストーンに刻まれている様に、明治5年(1872)に建てられ、操業を開始。









●当時の様子
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教科書でも有名な絵。フランスによる当時の最先端技術を集約した大規模な工場になりました。
ただ、その大規模さ故に日本人による官営工業としては十分に機能せず、操業から21年後には民間企業に
払い下げとなったそうです。








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操業間もない頃の工女は、全国からやってきた士族の娘さんたちがほとんどだったそうな。
風通しの良い日本家屋と異なる密閉された建物や、当時の日本では考えられなかった集約型の仕事
(おしゃべりNGの流れ作業)など、異なる文化に慣れ親しむ事は大変だった様です。







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動力炉(エンジン)建設風景。大正時代の模様。
富岡製糸場は女工哀歌などのイメージから明治時代のハナシと思われがちかも知れないですが、世の中が
平成に変わる直前の1987年まで115年にわたり、時代に対応しながら操業を続けた工場なのです。








●現在の様子
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建物は当時のまま残され、一部エリアでは物産展などが開かれています。










それでは、少し歩き回ってみましょう(´ー`)












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ベルトコンベアがあり、製品を入れていた?麻袋のレプリカが置いてありました。
20年前までは稼動していたんでしょうか・・・ちょっと危なっかしいカンジの支柱が印象的。












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ああ・・・20年前、70年前の工員さんたちや、115年前の女工たちの憩いのひと時が見える・・・。