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第2ステージのゴールはベイルートの北80km先、シリア国境40km手前にある「アンフェのまち」。

前日と合わせるとレバノンの海岸線の約4/5程度を走ることとなる。

それは僕が旅して問題ない海岸線沿い地域の全域に近い。

でも、キョリは2日合わせてたったの160km。

(レバノンの面積は日本最大の県・岩手県の2/3で、世界で36番目に狭い国だそうだ)








●ロマン探求ポタ(*v.v)。。中東世界テーマ曲
KONAMI Pop'n Music(2010) ♪The Sky of Sadness 










●まずは「ビブロスのまち」に向かう
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ベイルート中心部から39km先に位置するこのまちは、今回の旅全体の中でも期待度が高い場所だ。








●ビブロスのまち(現・ジュベイル)
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地中海沿いの小さな港町なのだが・・・








●「世界で最も古い都市の1か所」とされる
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とても絵になる古代遺跡だらけなのだ



ちなみに

世界の古い街トップ10ランキング

ダマスカス(シリア)
…11,000年前に成立(*v.v)。。

アレッポ(シリア)

…8,000年前に成立(*v.v)。。

ビブロス(レバノン)
アルゴス(ギリシャ)
アテネ(ギリシャ)
…7,000年前に成立(*v.v)。。

スーサ(イラン)
…6,300年前に成立(*v.v)。。

エルビル(イラク)
シドン(レバノン)
プロヴディブ(ブルガリア)

…6,000年前に成立(*v.v)。。

バラナシ(インド)
…5,000年前に成立(*v.v)。。



ダマスカス(←めちゃくちゃ行ってみたい)もアレッポもお隣・シリア国内であり、現状、僕が旅することはできない。

つまり、ビブロスは「僕が行ける最も古い都市」という事になる






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この手のランキングはたくさんあり、ランキングごとに都市の成立年だとか都市名だとかが違う。

何が正解か、正直僕は判らない。







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ただ、情報が錯綜するその手のランキングに必ず入るのがこのまちだということは知っている。

愛馬・BROMPTON号とともに世界最古の都市であるこのまちを訪問して、記念写真を収めたいではないか







●また、このまちは「アルファベット発祥の地」とされる

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正しくはアラビア文字、インド文字、そしてラテン文字の元となった「フェニキア文字」発祥の地。

その為、ヨーロッパ人は「アルファベット発祥の地」と呼んで親しみをもっているらしい。




なかなか面白いネタ。使わない手はない。






●ステージミッション 「アルファベット発祥に係る土産品」の購入
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このまちでも「土産品」に注目しよう。「お宝さがし」を愉しめる筈だから!。



第二ステージ「北部レバノン」のステージミッションは「アルファベット発祥の地・ビブロスのまちでそれ関連のおみやげ」をGETすることとする。








●他にもキャラバンサライなどを探索したい
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さて。

ビブロスの記事がだいぶ長いのには理由がある。

実は、「もしかするとこの日はこの町からUターンかも」と懸念している







●勿論、先のルートは組んでいる
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この日の目的地はビブロスから35km北方の「アンフェのまち」。







●アンフェのまち
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ここはギリシャの離島の様な雰囲気の場所。

また、アンフェの手前には有名なオールドスークを持つまちもある。

なので、ビブロスから先に進みたい!

しかし、目下、このアンフェからベイルートに戻る方法を見いだせていない






●帰りのバス停の場所が判らないのだ
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結構調べたけれど、どこでバスに乗ればいいのか全くわからない。

レバノンでバスマップを作っている団体にメールを送ってもみたが、返信もない。

仕方ないのでストリートビューでアンフェ周辺の道路をしらみつぶしに見回る






●すると、ハイウェイ沿いにバス停らしきものが
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●これなのか???
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北のタラーブルス(トリポリ)始発の高速バスの筈なので、可能性はそれなりにある。

ただ、間違ってたら悲惨。

レバノンのバスは手を挙げるとどこでも乗れるそうだが、バスの通り道が判らないとお話にならない。








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レバノンのハイウェイは全てフリーウェイという。

そのためか、ハイウェイ上のストリートビューではランプ付近を歩く人の姿も。

「なんか、自転車でも走れそうな気がする」

そこでレバノンの交通法規をかなりくわしく調べてみた。

結論

「走っていいかどうか結局不明。ただ、かなり危険なことは確実」


そもそも、アンフェ出発が16:30頃であり、それから75kmをこの国で走ること自体ナンセンスだ。

 日没後もしばらく走ることになり、事故・犯罪に遭うリスクが倍増。






●と、いうわけでここの予定は未定
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どうするか、レバノンについてから考える。

なお、バスの始発地タラーブルス(トリポリ)は危険度レベル2の地域で、僕の行動計画範囲外だ。










●翌日は空港まで自走、フライト
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イスタンブール行便は6:30出発のため、朝3:40にホテルを出る計算になる

空港までは9km弱の道。夜明け前だが、このくらいは行けるだろう

フライト時間は1時間50分。

機内で少しでも寝られればいいが。



(第3ステージへつづく)





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