●今年に入り、引越しを考えていた
名古屋暮らしとなって12年目。
支払った家賃は当然ながら1,000万円を軽く超え、今後もしばらく増えていくだろう。
「こんなに長く住むのが判ってたらマンション買ってたのに」とも思うが、覆水盆に返らず(*v.v;。。
他方、9年ほど暮らしてさすがに飽きてきた今の住居、気分転換の為に場所引越しする事は容易。
でも、色々考え、結局しなかった。
<理由>
これという不満もないのに引越しするめんどくささの方がよっぽど不満だから- -;
でも、引越しはめんどくさいけど、気分転換はしたいというワガママは残る。
そこで、2月頃からちょこちょこと「模様替え」に取り組んでみた。
●昨日、ひと通り落ち着いた
壁紙張り替えたわけでもなければ、まだまだ使える家具を入れ替えたりしたわけではない。
「ダイニングテーブル周り」、「リビングテーブル周り」を中心に現在の生活に合わせてレイアウトや機能をアップデートしたのだ。
※Vaioの下でごちゃってるケーブルは数日後にはスッキリする(後述)。
●ダイニングテーブル周りにテレワーク用機能を付加
<具体的には・・・>
この後も度々登場する「壁美人」。
ホチキスを使って細い専用針を壁に打ち込む事によって、壁に傷をつけることなく重量物を壁固定できるスグレモノ!
取り付けの為には土台(?)部分が針打ち出し口に対して180度開くホチキスが必要。
僕はそういうホチキスを持っていなかったので、それも合わせて購入。
これは、思ったより安くて助かった。
他、モニターの取り付けには「壁美人」と「モニタ」を接続させるパーツが必要。
モニタ裏のネジ穴にブリッジを渡し、それを「壁美人」で受ける様にすればいいだけ。
適当なボルト・ナットを購入してきて簡素な壁掛けパーツを作り(3分)、10分程度で作業完了。
さらに、5,000円ほどのBluetoothキーボード、4,000円ほどの多機能マウスを近所の電気屋で購入。
当面使うものなので、電気店で色々な品物に触れて比較した上で購入してきた。
いずれもAmazonで買えば随分安かったみたいだが、イイモノに辿り着かずヘンテコなモノを購入してた可能性は高いし、致し方あるまい。
電気店で「コンパクト、打鍵感良い、10キー有、白色」で探してこれ一択になった。
Vaioとは勿論、XPERIAやタブレットなど3つまでの機種とペアリング可能。
また、ワンタッチでそれらの接続切替も可能。アイホンなどApple製品にも使えるらしい。
ごくたまに、短い時間だけ反応が滞る事があるが、ほとんど気にならないレベル。
なお、全く同じ形でより安いが複数製品の切り替えは出来ない「Wi-Fi接続タイプ」もある。また、黒色バージョンもあるので、好みに応じて買えばよかろう。
マウスも電気店で色々試して、握りやすかったコレに。
僕は「Mサイズ」がしっくりきたが、他にSサイズ、Lサイズの選択が可能。
まあ、キーボードやマウスはお好みで購入されればよかろう。
モニターおよびこれらをVaio Z(2016)に接続したところ、会社となんら変わらない快適環境で仕事できる様になった!
また、Vaio Z下でごちゃついていた配線は「外付けHDD絡み」のものだが、HDDをSSDに置き換えることで解消する。
6月28日に購入したばかりのポータブルSSD(1TB)。
これを外付けHDDドライブ(1TB)と置き換える。
外付けHDDは8年ほど前に購入したもので、すこしガタが来ていた上、コンセントにつなぐ必要があり配線がごちゃつき気味だった。
このSSDはバスパワー駆動なので配線がUSBだけで済むのに加え、重いデータのやりとりもHDDと比べるとかなり早い。
ただ、購入直後に会社の後輩に貸し出す事になってしまい、今日時点ではまだ接続していない。
●次はリビングテーブル周り
以前はこんな感じだった。
テレビボードの上に42インチのREGZAとSONY製サウンドバーHT-NT3を載せていた。
ボードの中にはDVD、Blu-ray、PS4(Blu-ray再生機としても使える)、録画用HDDなどを収納。
また、ボードの脇にHT-NT3のウーファーユニットを置いていた。
このレイアウト、実は外光がテレビに反射しにくくて「悪くなかった」。
他方、斜め置きテレビセットの裏側に、めちゃくちゃな配線が隠されている状態だったりする。
しかもそのデッドスペース、誰の目に触れる事もないので埃もそのままだったりしたのだ。
●REGZAを壁掛けにして、ボードは廃棄
TVやサウンドバーを壁掛け型にすると同時に、配線も全て見直し整理した
近づくとこんな感じ。
REGZAのすぐ下にサウンドバーHT-NT3も設置されていて、これまでとなにも変わらない迫力あるサウンドを響かせてくれる。
<具体的には>
REGZA壁掛けに使ったのはコチラ。
65インチのTVにまで使えるタイプを選んだ。
僕のREGZAはたしか2010年製で、もう、いつ壊れてもおかしくない。
壊れたら、大画面BRAVIAなどを購入しそうな気がするので、それに対応できる様にしたもの。
取り付け位置についても、今後より大画面のものを取り付ける場合の事を想定したものにしている。
(カベにとりついたパーツはこんな感じ)
(20kg越えのTVを1人で持ち上げてパーツに引っ掛ける作業は、腰が悪い時期だったらムリだった)
サウンドバーHT-NT3の設置に使用したのはコチラ。
これだけでサウンドバーを固定するのは不可能なので、これのフック部分にひっかかり、HT-NT3の台座となるパーツも自作。ホームセンターで補助金具やアーム、振動抑制&角度補正用の硬質スポンジなどを購入して作成。材料費は全部で2,500円くらいだった。
また、配線がごちゃごちゃしてみっともないので壁紙と合わせたケーブルカバーで配線を隠している。
最初に用意したホームセンターで買えた最大幅のものでは多数のケーブルを収納することが出来なかったため、追ってAmazonでより太い幅のものを購入。
それでも、ケーブルが収めて「カチッ」と綴じるところには至らず、若干浮いている様な状況だ。
さらに・・・
コレを3セット購入、リビングテーブル周りの部屋壁下部分に設置、混雑する配線を目隠し出来る様にした。
ちなみに、これらのケーブルカバーは背面のテープで壁に固定するものだが、剥がそうとする場合、壁紙や壁塗装が剥がれることは必至。
賃貸物件に入居してから5~6年以内に引越しする人は「剥がせるテープ」などを別購入するなどして壁に固定したほうがいいと思う。
※僕の場合は既に10年ほど居住していて既に壁紙の価値がゼロになっている(退去時に壁紙にダメージがあろうがなかろうが、僕の退去後に大家の責任で壁紙を張り替える年数になっている)事、また、「なにかいちゃもんつけられたら壁紙代払えばいいやと思っている事」もあって、そのまま接着している。
●ウーファーはテーブル下に格納
最初、置き場所をどうしようかかなり困ったのだが、この場所は全くの盲点だった。
ウーファーユニットの下には振動防止のスポンジブロックを敷き詰めているのだが、床置きだった前より、心なしか音が良くなったような気が。
このテーブルにはウーファーやタッチ式充電器などに電源を供給する為のタコ足ケーブルとHT-NT3経由でREGZAに動画信号を送る為の5mのHDMIケーブルが伸びてきている。
お掃除ロボットがそれらケーブルに引っかからない様にする為の床面カバーをホームセンターで購入してきて、両面テープで床に固定、その先はさきほどの壁面カバーにケーブルを逃がして、とにかくごちゃごちゃした配線が隠れる様にしている。
●浮箱
ご覧の様に、各種機器や配線を収納したケースは底面から浮かせている。
これによって後述のお掃除ロボットがケース下までキッチリ掃除出来る様になった。
箱の中には、以前テレビボードに入っていたPS4、録画用HDD、光回線モデム&Wi-Fiルーター、およびタコ足ケーブルを収納。
<具体的には>
ハコはホームセンターで買ってきた1,000円ぐらいのもので、ケーブルを通すための穴をあけたもの。
十分な容量と強度があれば、なんでもいいと思う。
今回、初めて充電式の小型電動ドリル・ドライバーを購入。
上のは僕がホームセンターで買ったものとちょっとだけ違うが、メーカーも内容も殆ど同じ。
電動ドリル・ドライバーがこんなに安くてこんなに便利だなんて知らなかった。
もっと早く買っておけばよかった。
ハコの「浮かせ取り付け」に使ったのは再登場のコチラ。
この他、壁にくっつけた2つの「壁美人」の間をブリッジさせる補助金具(400円くらい)と、そのブリッジに箱をひっかけるためのフック(200円位✕2個)を購入してきて、電動ドライバーでサクサクッと工作。
完成した浮箱にPS4他の機材やタコ足配線、ケーブル類を収めて壁に掛けると、スッキリしたレイアウトの完成だ
(カベに着けた壁美人にブリッジを渡すイメージ)※冒頭に出てきた「モニタ」も同様
(ハコにフックをつけ、ブリッジにひっかけて完成)
※「モニタ」の場合はブリッジをモニタにビス固定して、「壁美人」に受けさせる感じに。
●注意点
接続する機材が少ない人であれば問題ないだろうが、それなりの数の機器類、それなりの本数のケーブルがある人は極細のケーブルを準備することがとても重要だ。
そうじゃないと、ケーブルカバーにケーブルが全く収まらないという状況になってしまう。
今回、僕はLANケーブル、HDMIケーブル、電源延長ケーブルと、購入できるケーブルは全て細いものを買い直し、さらに電源延長ケーブルに関しては、抜き差ししやすくする為に膨らませている樹脂製の部分をカッターで削って(当然、危険など全くない様に配慮しつつ)出来る限り細くする加工などを施し、それでやっと「おさまった」と感じだった。
この様に、割と手間はかかったけれど、この新レイアウトにはかなり満足している。それは、お掃除ロボットが毎日自動で部屋のほぼ隅々までお掃除してくれる状況にできたから!
●お掃除ロボット DEEBOTくん(2020年3月購入)
現在、毎日12:00、隅々まで自動的にお部屋掃除をしてくれている。
ほぼ1年前に購入したDEEBOTくんは、この10年の数々の買い物の中で「Vaio Z(2016)」などと並び、トップクラスの恩恵を僕にもたらしてくれている。
(人生に潤いを与えてくれているBROMPTONくん(2013)は、勿論「別格」だ)
まあ、床に色々なモノが置かれている部屋には不向きだし、カーペットや配線があるのであれば、それらを巻き込まないようにする工夫も必要だ。
ただ、使ってない人は「使って損はない」と思う。専業で家事を行ってるワケでない人には、100%、3万弱以上の価値があると思う。
お掃除ロボットは別にこれでなくてもいいと思うが、部屋の形状を自動で認識・記憶したり、お掃除ロボットを侵入させたくないところ(それこそ配線やらカーペットやらがあるエリア)を「スマホ上で簡単に進入禁止設定にできたりする」モデルとしては、これが最安値の部類。
1年間使ってみて「購入してマジでよかった」と思えた。
●ベランダの快適化
ベランダは、室内の暑さ対策として「オーニング」を付けてみた。
前から興味あったが億劫で手を出していなかったのを、今回一気にやってしまったもの。
<具体的には>
オーニング本体は超安物✕3本。
あまり暗くなるのがイヤで、木漏れ日の様に光が漏れる様なものがほしかった。
また、ウチのベランダの天井~床までの高さを考えた時のベストチョイスと感じられたもの。
オーニングを天井付近に取り付ける為のフックはコレ。
1枚あたり4個✕3枚=12個必要につき、6セット購入。
※今思えば、これを12セット購入しておけば、後述の「下固定用フックおよびマジックテープ購入」が不要になり、よりラクだったと思われる。
さらに、前述のフックを天井面や壁面などに固定する際に使うテープがコレ。
タイルなどに跡を残さず剥がす事が出来るテープで、賃貸の場合はやはりこういうものは必要だろう。
ただ、ウチの外壁の様にコンクリ面に何か吹き付けて塗装されている場合、その塗装が剥がれる事が起こってしまうケースはあるみたい。そういう壁の場合はご注意されたい。
1本あたりのボリュームがさほど多くないので、2本は必要と思う。
上からぶら下げただけだと風が吹いてオーニングはほとんど役に立たない。
やはり、「下」も何かしら固定する必要がある。
方法はいくつか考えられるが、僕はベランダのカベの裏側に「フック」と「マジックテープ」で固定する様にした。
必要なフックは1枚あたり4個✕3枚=12個なので、本製品は2つ必要だ。
ただ、最初はこのフックだけにしていたのだが、しばらくすると風のゆらぎでフックがが外れて役に立たなかった。
そこで、オーニングの下と壁面にマジックテープを張り、より確実に固定できるように。こうすると、フックが外れる事もなければ割と強い風が吹いてもビクともしなくなった。とりはずしもラクチン。
1セットだけだと枚数が不足気味で、もう1セット追加購入している。
なお、僕の購入したオーニングは「3階以上で使用の場合は下固定禁止」とされているので、やる場合は自己責任にて。当然だが、風の強い時に使ったり、家を出るのに使いっぱなしにしているのはNGだろう。
基本的には上に巻き上げて収納しているケースが多いので、ゴムバンドやヒモなどでオーニングが丸まった状態を維持できる様にしておけばいいだろう。
僕はゴムバンドとカラビナの組み合わせで、ワンタッチで留め・外しできる様にしている。
●さらに、床にはウッドパネルを敷いてみた
ベランダの床、以前は人工芝が敷かれていたのだが、2年ほど前に塗装・補修する際に剥がされて、そのままになっていた。
今回、オーニングを着けることによって「くつろぎのスペース」に出来そうな気がして、強いてみたのだった。
色々検索して、かなり安く、評価も悪くなかったコイツに決定。
僕は2セット購入。
ものの数分で敷き終わり、見た目も満足
この前、キャンプ用にヘリノックスの「テーブルワン」を購入したので、イスと合わせて、今度ここでビール飲んでもよさそう。
●さらにさらに!
今回はもう一つ手を加えている。
それは、この「風の入り具合」。
ある工夫をする事によって、家の中を大量の空気が出入りする様にしたのだった。
●それは・・・
画面右手、開け放たれたドアの奥の玄関の方にある。
玄関に、マグネット式の防虫ネットをセットしたのだった。
これによって、家の中を大量の空気が出入りする様になった。
実は、玄関先の廊下はけっこう涼しい。
夏になっても、玄関の方から空気が吹き込んでくれば、部屋の中も涼しくなる。
昼夜とも35度とかになればさすがにダメだろうが、今年、僕はまだエアコンを使う必要を全く感じていない。
去年とかであれば、6月上旬くらいからは結構使っていたハズなのに。
<具体的には>
ホームセンターで調べてみると、玄関用網戸には色々種類があった。
業者さんに工事してもらうしっかりした網戸は、鍵もかかるし耐久性も万全。費用はちょっと高めで10万ほどするらしい。ウチみたいな賃貸だと工事はちょっと難しそうだった。
簡易的な網戸の扉をセルフで取り付けるキットもある。これだと2~3万円程度と、グッと安くなる。ただ、品質・耐久性に難があるようで、最初から建付けに不満が出たり、1年程度でガタが出たりと、ちょっとイラつきそうな感じだった。
僕が購入したものは「網」だけで、他の網戸の様に「カギをかけることが出来ない」(=家の中でバッチリ起きてる時しか使えない)というデメリットはあるものの、取付がめちゃめちゃ簡単な上、爆安なので「使い物にならなかったとしても全然問題ない」というメリットがあった。
しかも、実際、取り付けてみると「思った以上にちゃんと機能する!」
使い始めて3週間ほどだが、ストレスはゼロだ。
品物を見る限り、僕の様な1人暮らしであれば2~3年くらいは使えそうに思う。
ただ、取付の際、付属のガムテープやピンでは自宅の仕様に合わない可能性があるので、そのあたりは独自で工夫してつけたほうがいいと思う。
あと、サイズはしっかり確認して購入する事が重要だ。
●その他・・・
年代物で、壊れてファンが回らなくなっていた「ナショナル扇風機 Joker」は電気屋さんに修理してもらい、なんとか回る様に復活!
モーターがダメになっていたので、使えそうな適当なモーターを見つけてきてもらって交換してもらったのだった。修理代5,000円くらい。
ベッドの上で「弱」で回すことで、今年の夏は快適に眠れそう。
また、洗濯機が置いてある脱衣所につっかえ棒と360度首が回るサーキュレーターを設置して「乾燥室化」したりなど、色々と手を加えた。
●部屋いじりの前
●部屋いじり後
部屋いじり後で、住み心地は格段に向上!
外気が32度なのに、エアコン回してない部屋の中が「涼しい」というのはなかなか嬉しい変化だった。
作業のために購入した「踏み台」だとか「レンチ」だとか、コード類だとか、諸々含めて10万ちょっとくらい。
さすがに「新鮮味」はどうしようもないが、お金をさほど使わずに済んだし、その分、旅に出かけられるという事になろう。
早くコロナ明けてくれ!
そして、ロマン探求ポタ(*v.v)。。に出させてくれー!(←しかし、ホント遊びのことばっかだな!)
(おしまい)
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