●なけなしの2日間をギリシャで溶かすことに抵抗を感じている
僕が選ぶ旅先について「日本人の旅先として王道的な都市・地域」を若干外しているのは、もともと王道的な場所に興味があったが、お金が無く出かけられない間にテレビ番組他で見すぎて興味がやや薄れてしまったことと同時に、非・日常感を強く味わうため日本人が少ないであろう地域を可能な範囲で選択していることによる。
そういう事もあって、今までの旅先で日本人旅行客とすれ違ったのはルーマニアのトランシルバニア地方の「ブラショフのまち」と、モロッコのサハラ砂漠に面した「ワルザザートのまち」くらい。非・日常感を味わうという目的の上で、僕は自分の選択を「正解」と感じている。
しかし、ギリシャについては、おフランスやイギリス、イタリアなどに比べればマイナーで日本人も少ないのかも知れないが、今まで僕が旅ポタしてきた地域の中ではスペインに並ぶ大観光国であり、日本人観光客も相当数いると思われる。ちなみに、スペイン行も同じ理由で相当躊躇したが、あの時は「アンダルシア地方を走ってみたかった」のと「ジブラルタル海峡を渡ってアフリカに行きたい」という思いが強かった。だが、今回のギリシャ行は旅程の都合で消去法で入ってきた場所であり、正直、「積極的に行きたい」というほどではない。
だったら、ギリシャの滞在時間を減らし、自分にとって全く未知の「ブルガリア」の旅を加えるか?
●寝台特急+航空機の組み合わせで可能そう
(当初案)
[トルコ]イスタンブール 2泊
空路で移動
[ギリシャ]アテネ 2泊
合計4泊
(変更案)
[トルコ]イスタンブール 1泊
寝台特急車中泊 1泊
[ブルガリア]ソフィア 1泊
空路で移動
[ギリシャ]アテネ 1泊
合計4泊
この場合、ギリシャでエーゲ海の島に渡ったりメテオラを見学したりする事はできなくなるが、現時点で僕がほとんど情報を持っていない「ブルガリア」を体験することができる。
●ブルガリア・ソフィア行き寝台特急時刻表
イスタンブール発 ソフィア着の時刻表は「下から上」方向に見ることになる。
イスタンブール市内の駅はオリエント急行ヨーロッパ側のターミナルだった「シルケジ駅」かと思っていたが、違うらしい。20:00出発、翌9:41到着。割とゆっくりできそうだが、到着が遅れるとブルガリアの行動時間は結構減っちゃうかも。
途中、Kapikule駅(1:00)でパスポートコントロールがあるそうだ。
・・・と、時刻表の中にルーマニア「ブカレストノルド駅」の表示があるのに気づく ブカレスト行きの車両も明け方まで併結して走る列車らしい。これはなかなかロマン(*v.v)。。があるぞ。
そういう事もあって、今までの旅先で日本人旅行客とすれ違ったのはルーマニアのトランシルバニア地方の「ブラショフのまち」と、モロッコのサハラ砂漠に面した「ワルザザートのまち」くらい。非・日常感を味わうという目的の上で、僕は自分の選択を「正解」と感じている。
しかし、ギリシャについては、おフランスやイギリス、イタリアなどに比べればマイナーで日本人も少ないのかも知れないが、今まで僕が旅ポタしてきた地域の中ではスペインに並ぶ大観光国であり、日本人観光客も相当数いると思われる。ちなみに、スペイン行も同じ理由で相当躊躇したが、あの時は「アンダルシア地方を走ってみたかった」のと「ジブラルタル海峡を渡ってアフリカに行きたい」という思いが強かった。だが、今回のギリシャ行は旅程の都合で消去法で入ってきた場所であり、正直、「積極的に行きたい」というほどではない。
だったら、ギリシャの滞在時間を減らし、自分にとって全く未知の「ブルガリア」の旅を加えるか?
●寝台特急+航空機の組み合わせで可能そう
(当初案)
[トルコ]イスタンブール 2泊
空路で移動
[ギリシャ]アテネ 2泊
合計4泊
(変更案)
[トルコ]イスタンブール 1泊
寝台特急車中泊 1泊
[ブルガリア]ソフィア 1泊
空路で移動
[ギリシャ]アテネ 1泊
合計4泊
この場合、ギリシャでエーゲ海の島に渡ったりメテオラを見学したりする事はできなくなるが、現時点で僕がほとんど情報を持っていない「ブルガリア」を体験することができる。
●ブルガリア・ソフィア行き寝台特急時刻表
イスタンブール発 ソフィア着の時刻表は「下から上」方向に見ることになる。
イスタンブール市内の駅はオリエント急行ヨーロッパ側のターミナルだった「シルケジ駅」かと思っていたが、違うらしい。20:00出発、翌9:41到着。割とゆっくりできそうだが、到着が遅れるとブルガリアの行動時間は結構減っちゃうかも。
途中、Kapikule駅(1:00)でパスポートコントロールがあるそうだ。
・・・と、時刻表の中にルーマニア「ブカレストノルド駅」の表示があるのに気づく ブカレスト行きの車両も明け方まで併結して走る列車らしい。これはなかなかロマン(*v.v)。。があるぞ。
●ブカレストノルド駅(*v.v)。。
人生で一番好きなマンガ「マスターキートン」終盤の舞台のひとつだ。
ロマン探求ポタ2018で立ち寄りを計画していたが、道中の交通渋滞で訪問できなかったのが残念。(→関連記事)
まあ、ウクライナで安全な旅ができる様になった時、ブカレスト含めてルーマニアは再訪してみたいなあ、とも思う。
それはともかく。
ブルガリア鉄道のサイトによると、イスタンブール→ソフィアの寝台特急の構成はトルコ式クシェットと2人用のコンパートメント、それに個室があるらしい。個室の場合は個室寝台料金の他、乗車券も割高な「一等車料金」になってしまうようだが、安全面やら気楽さの面等から、僕は当然個室を利用したい。
料金は一等車乗車券が62BGN(ブルガリアレフ)、個室料金が68.45BGN。2023年8月現在のレートで合計10,600円くらい。ちなみに、僕が予約したイスタンブールの宿(2018年の旅と同宿)は今回日本円で1泊14,000円少々なので、かなりお得感を感じる。
問題は「オンラインや電話で予約ができず、国際線取扱の各駅で手配しなければならないこと」
トルコ側の取扱いでも同じらしく、そうなると、僕はその列車の手配ができるかどうか「イスタンブールに到着した日まで判らない」という事になってしまう。忙しない僕の旅で、これはちょっと難しい。
●しゃあない、また、ここに問い合わせしてみるか
ヨーロッパ鉄道チケットセンター。
2018年、ハンガリーのブダペスト・ケレティ駅発ルーマニアのブカレスト・ノルド駅行き寝台特急チケットの手配をしてもらった会社だ。あの時も、たしか日本で事前にチケットの購入が難しかった事でお願いした様な気がする。
若干の手数料がかかった筈だが、今回、もし手数料が5,000円程度で収まるならば(つまりチケットと合わせて15,000円程度なら)、もともとのイスタンブール宿泊費1泊分14,000円強とほぼほぼ相殺になるので、許容範囲だろう。
●当然ながら、ソフィアからアテネの航空運賃は別にかかる
エアトリで調べると直行便(所要は1時間)もそれなりに飛んでいることが判った。
ここでは3,500円とか5,900円とか書いてあるけれど実際は燃油費が別途かかり、僕が利用できる時間帯の最安価格(航空会社に直接予約)で25,000円程度といったところ。
ちなみに、同区間はバスでも格安で移動できるそうだが、片道11~13時間ほどかかり、僕の忙しない旅では到底使えない。
●ふしぎな錯覚に陥る
前回記事で書いた通り、当初案に沿って予約済の「イスタンブール発アテネ行き航空券28,800円」はキャンセル不可。なので、ソフィア経由とすることによってそのチケットのお金は死に金となる。
ただ、イスタンブールでの宿のキャンセルはまだ可能で、宿泊費1泊分14,000円強を寝台特急料金15,000円程度(予想)に充当できる。
また、アテネに2泊の予定をソフィア1泊+アテネ1泊に切替えする差額は無視できる程度だろう。
つまり、ソフィア経由を加えることで発生する追加コストは「ソフィア→アテネ間の25,000円の航空運賃」だけだ。しかし、なぜかそのコストが「死に金」と合わさって「53,000円の無駄遣い感」となって僕にのしかかってくる
●「高速バス」も検討してみるか?
あ、そうか。「夜行バス」もあるのか。夜にソフィアを出発して、朝にアテネに着くというものなら、11時間以上の移動時間の悪影響は出なくなる。
加えて、料金面の恩恵は大きい。50GBNは本日のレートで4049円。飛行機を使うより20,000円以上安く、さらに1泊分の宿代は浮く。
その上、今まで経験したことがない「夜行バスでの国境越え」の機会となる。また、車窓の景色も飛行機の移動では見られないものだ。
一方、「ソフィアのまち」の宿泊が無くなることで、ブルガリア国内の行動は極めて限定的になり、田舎町の走行などは多分不可能だ。また、夜のまちの雰囲気の見学が出来なくなる。加えて、夜行バスでの移動は疲労度や安全面で「どうなんだろ?」とも思わなくもない。
●ちなみに、自転車での国境越えも検討してみたが・・・
国境近くまで高速バスで行ったとしても、道路が高速道路のために自転車で越えるのは難しいらしい。
あるブログでは「タクシーを拾って輪行して越えた」とあり、あるサイトのエントリーでは「自転車はタダだと言われて通してもらえた」とある。どちらも同じブルガリアのKulataという町の国境だが、両者の扱いは違ったらしい。ちなみに、通してもらえた人の手記は7年前の情報で、アテにできない。
かと言って、高速でない別の国境に行こうとすると、今度はその町までの移動時間が足りない。
今回の旅では無理だ。
●ただまあ、選択肢があるのはありがたい
ソフィア→アテネの移動方法を飛行機or夜行バスのどちらにするかは、イスタンブール→ソフィアの寝台特急チケットが買えると分かってから決めればいい。
重要なのは「よくわからん国・ブルガリアを立ち寄り先に加えることで、僕のモチベーションが高まること」だ。
よし!「悩むのはこれで終わり」でいいだろう
●ロマン探求ポタ2023(*v.v)。。「ワールドマップ」はこうなるだろう
★エジプト・カイロ空港経由で旅先に向かう。
深夜のトランジットだが、可能そうだったらTAXIでピラミッドとか見に行ってみたい。
★レバノンで3泊。
海岸線沿いを南から北に向かう事を基本に、主に遺跡などを探索してみる。
★トルコ・イスタンブールで1泊。
前回できなかった「BROMPTONくんとのボスポラス海峡渡り」や「黒海見に行くポタ」や「
★イスタンブール→ソフィア行き寝台特急内で1車中泊。
個室寝台でのんびり移動しつつ、真夜中の国境越えの情緒を味わう。
★ブルガリア・ソフィア近郊(できれば田舎)で1泊。
可能な範囲でブルガリアの田舎を探走、本場のブルガリアヨーグルトを食べてみる。
★ギリシャ・アテネ近郊で1泊。
アテネのアクロポリスで「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」を読み、小宇宙(コスモ)を高める(*v.v)。。
★アラブ・アブダビ空港経由で帰国する。
●ようやく、心の中でFIXした
今回の計画はモチベを高めるのにだいぶ苦労したけれど、ギリギリのところで何とかなった
後は、当日に向けての準備だ。
まず、体力の回復だ。
実は、著しいモチベの低下で、去年のGW明けから殆どBROMPTONで走ってなかった(それこそ、走ったのは昨秋の大東島ポタの時くらい)。ジムでマシーン漕ぐくらいの事はしていたけれど、7月末から「リハビリポタ」をしてみて、体力低下ぶりにびっくり。少しでも回復しないといけない。
持ち物の準備も必要だ。
海外輪行突入用装備「BWS」(BROMPTONくん傷つけないシステム)のチェックしなければならない。
結構かさばってしまう一眼「α7C」をどうやって持ってくかとかも悩みどころ。
また、カメラ(RX100VI→α7C)、VAIO Z(2016→2021)、Xperia(XZ3→1Ⅱ→1V)といった装備品全般が、前回2019年の旅の時のものよりそれぞれ倍近く高価なものになっているのにもちょっと躊躇する。
旧型のものでも性能的には十分だし、そっちにした方がいいのかしら?・・・でも、僕は多分それぞれ新型のものを持っていっちゃうだろう。保険とか確認しておいた方がよさそうだ。
BROMPTONくんのメンテも必要だ。
これは、久々にGo cycleに持っていってタイヤやチューブの交換をしておいた方がいいだろう。
早めにやっておいて、出発の1週間前には空港宅急便で送っちゃおうと思っている。
後は、仕事を整理して片づけておく必要がある。
これが一番大変だ。
しっかりやらなければならない。
まあ、モチベが一定量まで回復したから何とかなるだろう。
しばらくまた仕事に集中して、出発日に向けて頑張ろう。
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