淡路島珍スポ探訪記2019
【02】夜の新世界の巻
2019.10.18
●2019年10月18日(金)19:33 大阪・阿倍野橋付近
電車に乗っている時から判っていたが、酷い雨だ。
KOU:「僕の旅で雨は珍しい。もしかしてYクンは雨女なのでは?」
Y:「私の旅でだって雨は珍しい。KOUさんこそ雨男でしょう」
●おっ、通天閣
Y:「やっぱり、なんか独特の感じがする塔ねえ

KOU:「設計者は名古屋のTV塔と同じ人(内藤多仲さん)でも、だいぶ違うもんだねえ

僕も、まだ名古屋になじみが無かった頃には大通公園と合わせてTV塔を凄く新鮮に感じた事を思い出す。
世界中の街角、津々浦々に、そういう情景は当然あるだろうな。
●あれ?
KOU:「おかしいな、どうも、思った場所にピンが合わないぞ」
Y:「そんな事はどうでもいいから、早く晩ごはんを

とりあえず、新世界方面よりディープそうな正面の「物??商店街」に向かってみよう。
●ひなびた商店街だ
Y:「あっ!」
●Y:「薬局ののぼりが虎模様に


KOU:「ほんとだ・・・あっ、キャラクターがトラッキーじゃない

●KOU:「おっ、なつかしい

昔、母方のじいちゃん(飲んべだった)がこれでよく熱燗を買ってきて、ばあちゃんに怒られていたな。
ワンカップの自販機は、まだある所にはあるだろうけど、数はずいぶん減った様な気がする。
Y:「保温中はともかく、常温中

KOU:「まあ、熱燗1つ買ってみようよ

・・・入れた小銭はそのまま返却口に落ちてきてしまった


残念。
●これは・・・
Y:「『甘すぎるお好み焼き』って事かしら

KOU:「いや、『甘口のお酒ばかり置いている居酒屋』なのでは・・・

それとも、『甘すぎてすみません』という店名の居酒屋で、お好み焼きに自信があるのか?
Y:「やっぱり、最初は串カツを食べたい

●「物??商店街」では串カツ屋は全く見当たらなかったので、新世界に向かう
前回の大阪珍スポ旅以来、1年ぶりの新世界

大阪と上海は今年度中にBROMPTONくんと再訪したかったけれど、時間無くて、ちょっとムリだったな。
●毎回、眺めてしまう囲碁・将棋倶楽部

実は、ウチの会社が入っているビル内にも囲碁倶楽部はある。
当然ながら、雰囲気はこことは全く別物だ。
●射的
近年、名古屋の大須商店街にも立ち上がったが、地元に出来たからと言って行くもんでもないね。
KOU:「日本一狭いレトロゲーセン・・・

狭い事は狭いが、あまり「ゲーセン感」は無いかな。
KOU:「松茸・・・土瓶蒸しの季節(*v.v)。。たまには、美味しいモノを探しに行く旅などもいいかも知れぬ」
Y:「あ、それもいいかも

やがて、アーケード街が途切れると、その先はざんざん降り

店探しどうするかと話し合っていると、近くで呼び込みしてた兄さんが声をかけてきた。
兄さん:「串カツならウチがええねん!
このあたりのお店はあと30分かからず閉まってしまうで~」
Y:「えっ

兄さん:「そうなんですわ~。
このへんは朝はよから開いとる分、夜は早いねん

今でこそ観光の人も来とるけど、もともと日雇いさんたちがぎょーさんおった町で、
朝から飲んどる人も多くって、昔っからずーっとそんなんやわ」
KOU:「そうか、釜ヶ崎が近いから


兄さん:「そやから、これからゆっくり飲んで串カツ食べられる店といったら、
ウチか そこにある居酒屋(よくある全国チェーン店)さんくらい!
ほんで、個人店ならウチだけなんですわぁ!
別にムリに誘うつもりもないけど、値段も同じくらいやし、
どうせなら大阪の味楽しんでって~な」
KOU:「・・・ほな、そうしとこうか

※大阪弁はテキトーです。
●兄さん:「おおきにおおきに、ゆっくりしてってや~

案内された店内は、割と広めの空間に余裕もってテーブル・イスが並べられていて、ほどよい感じ。
着席率は8割くらいで、ガヤガヤと活気があった

●まずはおビールで乾杯

正直、連日連夜、クッタクタ


家庭を持たず自由・気ままな僕ですらこれだけ疲れストレスを抱えているのだから、
世の中の40代のパパ・ママのストレスなどは僕の想像を絶するレベルだろうと確信しているが、
それでも、僕だって結構マジでクッタクタ


なので、心行くまでくつろげそうなこういう夜は、涙が出そうなほどありがたい。
ゴキュゴキュゴキュ・・・><。
アヒィ、美味いッ><。!!
●さて、お品書きには・・・
串カツ以外にも色々あるようだ

Y:「白子って珍しい。あと、キスは絶対に食べたいし、大阪といえば紅ショウガかしら」
KOU:「僕はししとうと、松茸(*v.v)。。・・・を追加で」
●最初に来たのはどて煮だった
Y:「あっ、白い

KOU:「早速いただいてみよう・・・パクッ・・・(*v.v)。。
・・・美味しい


しょっぱさ控えめ、お上品で優しいお味!
Y:「ホントに美味しい!」
●ただ、カメラ(8月購入のRX100Ⅵ)のピンがなかなか合わない
KOU:「だめだ、ピンがお茶碗に合ってしまう

Y:「ん~~~っ

●美味しい


薄いコロモにザクっと突き立った歯は、適度な弾力を持つ豚肉にモチッと食い込んだ後ブツッと噛みきる!
すると、お口の中でコロモ・お肉の旨味がソースと絡まってジュワッと広がり・・・(*v.v)モグモグ
・・・つまり、とても美味しい



そして、お口に広がった旨味をごくッと飲み込んだ後、おビールで洗い流す・・・!
くうッ、美味い≧v≦;!!
●あ~、幸せ(*v.v)。。
(白子の串)
Yが選んだもので、一人旅だったら注文してなかったと思う。
『くやしいけど・・・めっちゃ美味い(*v.v)。。』モグモグ
(僕も追加で頼んだキスの串)
ささやかな喜びの日が1日あれば、僕は辛く苦しい日々182.5日くらいは割と元気に乗り越えられる。
まあ、楽天家だからな(*v.v)。。モグモグ
●〆に1本だけ注文してみた変わり種「ライスカレー串」は・・・
ああっ、そういう事か


ライスカレーをそのままフライにしたものを期待していたが、ご飯のフライにカレーソースがかかったもの。
美味しくなくてボリュームだけは多いという、個人的には最悪と思うひと品だった。
KOU:「なんてこった、ラストで失敗するなんて


Y:「私はこうなるのを理解して頼んでるものとばかり・・・」
●とはいえ、ほどほどに酔っぱらえて美味しくて、大満足の串カツ屋さんだった

腹ごなしに通天閣あたりを散策することに(´ε`)~♪
Y:「魔法の絵画展とかやってるなら寄ってきたいけど、やっぱり閉まってるのね~


KOU:「そういえば、通天閣上った事ないけど、まあ、また今度でいいか(´ε`)~♪」
Y:「それよりも、お寿司をつまみにいきましょう

次回、釜ヶ崎界隈へ進撃する珍スポ探検隊!
大名古屋発の『満足確定』お手軽珍スポ探訪コース、早確定か?
そして、あの伝説の遊郭との邂逅も??
(つづく)
コメント
コメント一覧 (4)
世捨て人となりたくて・・・・・
KOU
が
しました
私は、おかげ様(わが年齢の)で、すでに自在な身の上のはずですが・・・
今日は雨の中、ふらりと松山まででした。 6年ぶりの下り線への乗車。
外海を観たくてです。
今治側とは全く違います・・・・・それと、旅だちへの徐行練習 (笑)。
不思議なこともありました・・・・・ 貴方様とすれ違ったのです。
KOU
が
しました