Y:「この前の旅の話を聞きたい」
KOU:「おお・・・結構、長くなるよ」
KOU:「おお・・・結構、長くなるよ」
大阪に向かう車中でVAIO Zを開いて写真や動画を見せながら、ロマン探求ポタ2019の報告をする。
KOU:「・・・と、いうわけなんだ」
Y:「螺旋井戸じゃない方の宮殿行ったり、サグラダファミリアは見れないとか、大失敗」
KOU:「むっ」
『1年前にも似たやりとりをしていた様な気がするな』・・・と思いつつ、旅のおみやげをYに渡す。
●今回の珍スポ探検ステージは、念願の淡路島(アワジシマ)
全国的にだいぶ珍しくなったエロ館や巨大像(崩壊中)などがある、以前から注目していた地域だ
淡路島は大名古屋から ちと遠いものの、日帰り出来ない場所というワケでもない。
しかし、今回は大阪で前泊、去年の旅で十分に出来なかった「夜飲み」を存分に愉しむ事とする
時間を気にせず晩ごはん・飲みが出来るか出来ないかだけで、外出の愉しさは段違いだと思うわ。
●Y:「では、これは私からのプレゼント」
まあいいか!アリガト。
ゴソゴソ・・・
Y:「どれも面白いけど、『奇祭』のが一番面白いかと」
表紙をめくると・・・
●KOU:「いきなりだな」
●なるほど!
KOU:「1年前の『ロマン探求ポタ(*v.v)。。2018』でゴルゴダの丘行ってきたけど、
彼、案外、あっち(エルサレム)じゃなくてこっち(青森)で死んでたのかもだな」
Y:「フフフ」
●海外の心霊スポットも載っているようだ
海外ネタは基本的には東南アジアばっかりみたいだ
東南アジアも行ってみたいんだけれど、なんか蚊がうざそうで、なかなか足が向かないんだよな~。
でも、なかなか面白い本だぞ。
Y:「ヘンテコなお祭りも訪ねてみましょう」
KOU:「なるほど、いいねぇ」
●こっちはレトロ感漂う一冊だ
たしかに、妙に心が惹かれる、ヘンテコな情緒を感じる
KOU:「おおおおお」
なにこの本、めっちゃ面白いじゃん!
Y:「昭和の時代にはこんなホテルがたくさんあったんですねえ」
KOU:「いや、多分、この本の殆どのホテル、現役だと思うよ」
Y:「ええっ!」
秘宝館(ヒホウカン)並みに面白い珍スポが、日本中にまだまだあるのかも知れない。
Y:「そして・・・」
そう言いながら、彼女はまた何かゴソゴソとやり始めた。
●KOU:「えっ? これは・・・」
KOU:「『コレを誰かに届けろ』ってこと?」
Y:「ちがう!」
●開けてみた
おおっ、これはまさか・・・
●革の財布
・・・ではなくて・・・
パタン・・・
パタパタン・・・!
KOU:「けっこう立派なソーラーバッテリーチャージャー」
Y:「キャンプの時とか使えるだろうし、
海外で危機的状況になった時にも頼りになるだろうし」
海外で危機的状況になってこれに頼るレベルって、もはや帰国出来ない様な気がするが、
国内のキャンプでは大活躍しそう!
今冬のBROMPTONキャンプから、早速、活用する様にしよう!
コレの真価を発揮させようとしたら、最低2泊3日程度以上必要そうだが、
そうすると、忙しい秋冬では正月休みくらいしかなさそう。
2年連続で正月に実家に帰らないのも考え物だし、思案のしどころだな・・・(*v.v)。。
●モチベが高まったところで、特急電車は大阪の鶴橋に到着
KOU:「鶴橋のコリアンタウンも探検してみたいんだけど、今日は早くホテルにチェックインしたいかな」
Y:「まあ、いずれ行きましょう・・・あっ、KOUさん、あれあれ!」
KOU:「ん?なにかな??」
Y:「もう!あれ、見えないの?」
●KOU:「ああっ!」
Y:「熱海秘宝館の『エロみくじ』を思い出す・・・」
向こうは確か等身大に近いサイズだったが、こっちのは小さいな。
●いつもながら『よくあんなのに気づくなあ』と感心しつつ、大阪環状線に乗り換えて天王寺へ
Y:「あっ、ココの通り、去年、KOUさんがレンタカーのカギ持ち出しちゃって
窓口までムダに歩かされた通りだ」
覚えていたか。。。
まあ、いいや。
去年、帰りの電車の都合で、のんびり心ゆくまで過ごすには至らなかった「新世界」。
今回はほーんとに、ゆっくり、のんびり、くつろぐ事が出来よう
旅の夜の愉しみって、もともとそういうものだったと思うんだよ。
この旅は、まずは、のんびり過ごすところから始めよう。
(つづく)
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