淡路島珍スポ探訪記2019

【01】出発の巻

2019.10.18







●2019年10月18日(金)

午後休をとった僕は、珍スポ旅のツレ・Yと共に17:00近鉄大名古屋発の特急に乗り込んでいた
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Y:「この前の旅の話を聞きたい

KOU:「おお・・・結構、長くなるよ」

大阪に向かう車中でVAIO Zを開いて写真や動画を見せながら、ロマン探求ポタ2019の報告をする。

KOU:「・・・と、いうわけなんだ

Y:「螺旋井戸じゃない方の宮殿行ったり、サグラダファミリアは見れないとか、大失敗

KOU:「むっ

『1年前にも似たやりとりをしていた様な気がするな』・・・と思いつつ、旅のおみやげをYに渡す。







●今回の珍スポ探検ステージは、念願の淡路島(アワジシマ)
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全国的にだいぶ珍しくなったエロ館や巨大像(崩壊中)などがある、以前から注目していた地域だ


淡路島は大名古屋から ちと遠いものの、日帰り出来ない場所というワケでもない。

しかし、今回は大阪で前泊、去年の旅で十分に出来なかった「夜飲み」を存分に愉しむ事とする


時間を気にせず晩ごはん・飲みが出来るか出来ないかだけで、外出の愉しさは段違いだと思うわ。







●Y:「では、これは私からのプレゼント
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YはゴソゴソとAMAZONのギフト袋を取り出した。

KOU:「えっ!?、これは一体
?」

Y:「誕生日プレゼント


KOU:「いや、もう2か月近く過ぎてるじゃん

まあいいか!アリガト。

ゴソゴソ・・・






●おおっ

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ヘンテコな本が3冊

Y:「どれも面白いけど、『奇祭』のが一番面白いかと


表紙をめくると・・・






●KOU:「いきなりだな
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Y:「見に行きたくなるお祭りが多いよ






●なるほど
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こりゃ、たしかに笑っちゃう見出しだ


KOU:「たしかこれ、青森にある神社だよ。実家(岩手)にいる頃、噂話で聞いたことある」









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KOU:「1年前の『ロマン探求ポタ(*v.v)。。2018』でゴルゴダの丘行ってきたけど、

 彼、案外、あっち(エルサレム)じゃなくてこっち(青森)で死んでたのかもだな」

Y:「フフフ








●海外の心霊スポットも載っているようだ

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海外ネタは基本的には東南アジアばっかりみたいだ


東南アジアも行ってみたいんだけれど、なんか蚊がうざそうで、なかなか足が向かないんだよな~。

でも、なかなか面白い本だぞ。

Y:「ヘンテコなお祭りも訪ねてみましょう


KOU:「なるほど、いいねぇ」








●こっちはレトロ感漂う一冊だ
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たしかに、妙に心が惹かれる、ヘンテコな情緒を感じる










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KOU:「おおおおお


なにこの本、めっちゃ面白いじゃん!

Y:「昭和の時代にはこんなホテルがたくさんあったんですねえ


KOU:「いや、多分、この本の殆どのホテル、現役だと思うよ」

Y:「ええっ
!」

秘宝館(ヒホウカン)並みに面白い珍スポが、日本中にまだまだあるのかも知れない。

Y:「そして・・・」

そう言いながら、彼女はまた何かゴソゴソとやり始めた。








●KOU:「えっ? これは・・・」
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KOU:「『コレを誰かに届けろ』ってこと?」

Y:「ちがう!」









●開けてみた
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おおっ、これはまさか・・・







●革の財布
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・・・ではなくて・・・








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パタン・・・








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パタパタン・・・!

KOU:「けっこう立派なソーラーバッテリーチャージャー


Y:「キャンプの時とか使えるだろうし、


  海外で危機的状況になった時にも頼りになるだろうし




海外で危機的状況になってこれに頼るレベルって、もはや帰国出来ない様な気がするが、

国内のキャンプでは大活躍しそう!


今冬のBROMPTONキャンプ
から、早速、活用する様にしよう

コレの真価を発揮させようとしたら、最低2泊3日程度以上必要そうだが、

そうすると、忙しい秋冬では正月休みくらいしかなさそう。


2年連続で正月に実家に帰らないのも考え物だし、思案のしどころだな・・・(*v.v)。。







●モチベが高まったところで、特急電車は大阪の鶴橋に到着
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KOU:「鶴橋のコリアンタウンも探検してみたいんだけど、今日は早くホテルにチェックインしたいかな」

Y:「まあ、いずれ行きましょう
・・・あっ、KOUさん、あれあれ!」

KOU:「ん?なにかな??」

Y:「もう!あれ、見えないの?」







●KOU:「ああっ!」
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KOU:「巫女さんがおみくじ運んでくれる、自動おみくじ機
!」

Y:「熱海秘宝館の『エロみくじ』を思い出す・・・


向こうは確か等身大に近いサイズだったが、こっちのは小さいな。







●いつもながら『よくあんなのに気づくなあ』と感心しつつ、大阪環状線に乗り換えて天王寺へ
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Y:「あっ
、ココの通り、去年、KOUさんがレンタカーのカギ持ち出しちゃって

  窓口までムダに歩かされた通りだ」

覚えていたか。。。

まあ、いいや。

去年、帰りの電車の都合で、のんびり心ゆくまで過ごすには至らなかった「新世界」。

今回はほーんとに、ゆっくり、のんびり、くつろぐ事が出来よう


旅の夜の愉しみって、もともとそういうものだったと思うんだよ。

この旅は、まずは、のんびり過ごすところから始めよう。




(つづく)


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