●2018年11月3日 13:10に贄川宿を出発した僕だが・・・

いくらなんでも、ゆっくりしすぎだ

塩尻に着いたのが10時40分頃なので、ここまでの5里(20km)に2時間30分くらいかけた事になる。

木曽路はここから22里(約88km)。

途中で一泊するので走破自体は問題ないが、この後、鳥居峠越えをすることを考えると、

今日は福島宿あたりに宿をとるのが妥当かしら・・・。










(2)贄川~宮ノ越宿 篇






●北向きに流れる清流を越える
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「木曽路」というと、僕は南向きに流れ落ちて伊勢湾に注ぐ木曽川水系の川しかないイメージだったが、

どうやら鳥居峠が大きな分水嶺になっているようで、その手前の川は逆向きに流れていた。

この川は奈良井川という信濃川水系の川で、遠く越後國まで流れて日本海に注ぐらしい。







●一旦、国道に合流すると、ふるびた漆器の直売所が見えた
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・・・ちょっと、寄ってみようかな







●「まだ、こういう店があるのか」・・・という様な、とてもひなびた感じのお店だった
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木曽と言えば木曽ひのき・うるし・木工が特産品

家のさいばしがボロボロになってきているので、お土産も含めて買っていくことにしよう。

1膳300円×5膳=1,500円也。







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若干、登り基調ではあるものの、概ね平坦の気持ち良い道が続く~♪

しばらく進むと・・・







●分岐点があらわれた
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「木曽平沢」って木曽路の宿場町ではないけれど、木工職人の町として栄えたところだったような。

一応、見に行ってみるか







●おおっ
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現役の漆器店さんが軒を連ねているようだ。

漆器を作る工房と販売する為の店舗が一体化した構造で、この土地特有のものらしく興味深い。






●今日は時間が無いので、後日、改めて訪ねることにして先を急ぐ
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奈良井川の向こうに一里塚らしきものが見える。

より古い道は向う側かも知れないが、その道が次の宿場までつながっている保証はない。

これらを確認しながら旅をすると、たった22里の道でも1泊2日では時間が足りなくなる。

ところどころ妥協して進むしかない。







●やがて、江戸から34番目の宿場「奈良井宿」に到着
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●にぎわっちょる
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妻籠・馬籠の次ににぎわっちょる宿場と聞く。

江戸時代からの建物が豊富に現存しているそうだ。







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奈良井は平安京方面(上方)から江戸方面に向かって、上町、中町、下町と3つの町があるそうだ。

それぞれの水場も残っていて、なかなか風情がある







●時刻は14時15分
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このお店でお蕎麦を食べていくことにするか。






●空席待ちの時間を使って宿を予約しよう
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投宿先を、大きな町の福島宿(3宿先)か、その先のひなびた上松宿にするかでちょっと迷う。

結局、少しでもキョリを稼ぐために、上松宿の旅館にすることにした。

最初、素泊まり(6,000円)で予約したが、飲食店やコンビニが無いリスクに気づき食事付(9,800円)に変更。

豪勢な「お食事」でもついているんだろうか






●野菜天ぷらそば(1,200円也)を注文
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おばあさん、その娘さん、さらにその娘さんが切り盛りしているらしく、非常にフレンドリーな対応が好印象。

ツルツル・サクサクのお昼ご飯をおいしくいただいて、大満足

さあ、この先、いよいよ鳥居峠だが、時刻は既に15時。

秋の早い夕暮れ前に、本当に超えられるだろうか?








●木曽路ポタテーマ曲(*v.v)。。 NOMADIC NATION 2「Esperanza LONG」(KONAMI 2014)









●奈良井宿を出てすぐ、道路と遊歩道の分岐があった
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木曽路ではよく見かける光景。

本当は全区間を通して遊歩道を行きたいのだが、迫る日没を考え、行けるとこまで舗装路を走る事にする。








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やはり上の遊歩道はBROMPTONで走れる道ではなさそう。

ちょっと道路と高低差が大きくなっているのが不安だが、とりあえずこのまま進もう。







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なかなかの上り坂だ

多分、あの先を曲がれば遊歩道と合流できよう。








●舗装路は「歩道の様なモノ」と交差していたが・・・
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わー、遊歩道、思いっきり崩れてるじゃないか

これは、押して進むしかないぞ。









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江戸時代の旅人が歩いた道も、こんな風景だったのかしら

盗賊も、猛獣もいたろうし、確かに日没前に宿場につかないと危ない道だったであろう(*v.v)。。

・・・もっとも、交通量は、現代よりも多かったろうけれど。









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土砂崩れが辛うじてガードレールで堰き止められている

ここ、本当に「遊歩道」なのか








●あっ、道だ
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たすかった~!

Googleマップもまともに表示されない様な道だから、焦ったよ!

・・・っていうか、峠越えの道を進んできたつもりが・・・








●鳥居トンネル前だと???
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山奥を歩いている間に、タヌキにでも化かされたかしら











●周囲を見回すと、どこにつながるやも知れぬ細い道や、廃道が目に付く
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宿場から出た後の「遊歩道」を行けば、迷う事なく鳥居峠越えの道に導いてもらえたのだろうが、

その道から外れた場合、Googleマップナビを頼りに進めるような場所ではなかったらしい

時刻は既に15時40分。

ここまでの上り・下り道を引き返し、さらにそこから峠越えの遊歩道を進んだら、日没前に峠を越えられまい。

やむをえず1.7kmのトンネルで峠を越える

トンネルを出て右手に「鳥居峠方面」と書かれた細い道があった。

鳥居峠(遊歩道)は、いずれ攻略せねばいかん










●江戸から35番目の宿場・藪原宿に差し掛かる
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この現代の国道沿いに走ればラクだが、僕の「木曽路完走ポタ」はそういうワケにはいかない。







●国道を外れて下り、線路をまたいで昔の宿場に立ち寄らねばならない(*v.v)。。
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●ところどころで、古くからの「名水」がもてなしてくれるのがうれしい
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夏であれば、ペットボトルにこういう水を補給して旅していくのも乙なもんだろう。








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藪原宿は、今日は本当に通過するだけだが、鳥居峠(遊歩道)越えを果たしてきたのであれば、

名物の水ようかんを売っている和菓子屋さんで休憩するなどがよいだろう







●藪原宿を抜けると、夕暮れが加速していくのが感じられた
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●藪原~宮ノ越間にある廃道は、ポタ旅では心地よいスポット~♪
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●江戸から36番目の宿場・宮ノ越宿に立ち寄る
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ここも、現代道を行けば一瞬で駆け抜ける場所なのだが、僕のポタ旅では右に曲がらなければならない。








●巴淵
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鎌倉時代の武将・木曽義仲の奥さんにして武勇に優れたという巴御前は、ここで泳いで身体を鍛えたそうだ。

この辺に非常に多い木曽義仲や巴御前の話は、僕は殆ど知らない事ばかりなので、なかなか興味深い。







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宿場は、町並みとしては往時の面影は殆ど見当たらない。







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復元された本陣の「一部」は存在しており、以前、立ち寄っている。

また、木曽義仲の資料館もあり、そちらはなかなか見ごたえがあった事を覚えている。






ただ、時間はもう16:40

本日の目的地・上松宿の旅館はここから2宿先で、しかも、例によってヒザが痛くなってきている

この宿場にも立ち寄る余力はないので、先に進む






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(つづく)