●大名古屋周辺で安全に走れる80kmのサイクリングコース
都心を出発、大治浄水場から「尾張水道みち」を走って木曽川までやってきた。
ここまでのキョリは27km。
ここで折り返すと、都心から50kmの安全なサイクリングコースの完成。
今回記事では端折っているが、尾張水道みち周辺には甚目寺、福島正則菩提寺などおススメスポットがいくつかあるので、利用すれば楽しい半日ポタコースになるだろう。
●この先は木曽川堤防沿いの道をゆく
この道は車両も通るが、交通量は限定的で快適
3~4km下流にある馬飼大橋にのんびり向かう。
●馬飼大橋(マガイオオハシ)
僕の記事ではおなじみの橋。
この橋には大きな堰「馬飼頭首工」があり、名古屋市や三重県に上水道、工業用水、灌漑用水を供給している。
昭和52年(1976)にこの橋が出来るまで、上流には渡し船「八神渡船」(ヤガミトセン)があった。
八神渡船の船着き場は江戸時代には川湊として大変栄えたようで、この堤防上に食料や雑貨などを扱う露店が建ち並んで賑わっていたという。
●馬飼大橋を渡って木曽川堤防を下ると・・・
3kmほどで、再び自転車・歩行者専用道となる。
ここから先10kmは、木曽川・長良川という大河川に挟まれた超快適な堤防道路
正式名称:木曽川長良川背割堤。
●少し進むと大きな橋が目の前を横切る
木曽川・長良川を一気に横断する東海大橋だ。
堤防道路と東海大橋の道路には管理用のゲートがあるけど、現在は基本的に封鎖されている。
なので、東海大橋はくぐることしかできない。
東海大橋の下は日陰になっていて休憩に便利。
実際、先客がいる事も多い。
ただ、最近の僕は別の場所で休憩するのが好きなので、華麗にスルー(´ε`)♪
東海大橋を過ぎると、左手側に広大な原っぱが見えてくる。
ここは、グライダーの滑走路だ。
純粋な滑空機専用の滑走路らしい。
彼らは自力で離昇できないため、大型の「牽引車」を使い、ワイヤーで機体を引っ張って揚力を獲得するシステム。
ワイヤーの長さは見た目で2km近くあるみたいで、離れたところにある車両が爆発的な力で巻き上げると、牽引されるグライダーが離陸時の飛行機の様な高速度で原っぱを文字通り「滑走」し、翼に十分な風の力を得た時点で急角度で大空へと飛翔していく。
一般的な航空機の様に爆音を立てる事もなく静かに舞い上がっていく様は、ちょっとした感動を覚える光景だ。
ただ、高所恐怖症の僕には一生縁の無いスポーツでもある(*v.v)。。
●堤防道路周辺では空の遊びをしている人が多い
さきほどのグライダーの他、パラグライダー、ラジコンプレーン、ラジコンヘリ、僕もこの前飛ばしたドローン、etc..
木曽川、長良川、さらには揖斐川といった大河川が3本もあると、空の遊びはやりやすいのかも知れない。
やがて、道の先に何かの陰が見えてきた。
あれこそ僕の最大の目的地。
河川道路に生えた松の巨木。
ここがお気に入りの休憩スポット
BROMPTONくんを停めて、早速休憩の準備だ
●今春購入したヘリノックスのテーブルワン(バイタルコレクション)
アウトドアでの使用を紹介するのは今回が初めてかも知れない。
スタッフバッグ込で重量661gの超軽量な折り畳みテーブルだ。
フレームを15秒ほどで展開して・・・
キャンバストップを5秒でくっつけて完成。
●こちらはおなじみ、チェアワンミニ
フレームを手に持ってガシャガシャ振ると、勝手に展開する。
5秒。
キャンバスシートを10秒でくっつけて、完成!
●アタマにつけてた骨伝導ヘッドセット「アフターショックAEROPEX」を外す
つけっぱなしでも全然かまわないのだが・・・
XPERIAをこの様に置くことで、スタンドとしても使える。
(動画を見たい時は画面を邪魔しない様に置く事も可能)
※今回もつくづく感るが、マジでこのヘッドセットはサイクリングやランニングに最高だと思う。(→詳細記事)
●いつものように、自作してきたおむすびをいただく(*v.v)。。
今日の気温は36℃。
走行中はそれなりに暑いが、やわらかな風と、巨木の日陰のおかげでここは涼しい
●響き渡る蝉時雨、焼け付くアスファルト、松の木陰のコントラスト
ああ、夏の空気が、愛おしい・・・(*v.v)。。
融解中の氷結ドリンク、ゴクゴクといただく(*v.v)。。
キンキンに冷えたボトルについた水滴がしたたり、アスファルトを濡らしていく。
ゆるく風が吹いている。
頭上にはパラグライダー。
そのはるか上にグライダー。
蝉の声。
XPERIAからジャズの音。
ヒバリの声も聞こえてきた。
アリがなにか運んでいる。
木曽川の水面でデカい魚が跳ねた。
対岸の海津市役所の広報車はコロナ対策を告知中。
目の前をローディーが駆け抜けてゆく。1台、2台、3台・・・
また、頬に風があたる。
巨木の陰が、じわりじわりと傾いていく。
●1時間ほどぼーっとしていたようだ
さて、行くか!
「くつろぎグッズ」をちゃちゃっと収納し、再びBROMPTONくんにまたがって進む。
この先、3~4km先で車両通行止め区間は終わる。
しかし、まっすぐ長良川の堤防道路に入れば、自動車が走ってくる事はほとんどない。
●立田大橋を横切ると岐阜県の水質観測所がある
現在地まで約48km。
ここから名古屋都心までのキョリは大体25km足らず。
ここから名古屋に戻ると総走行キョリ70km程度のルートとなる。
ミニベロでそれだけ走れば多くの人は「もうおなか一杯!」だろう。
全然、それでもいいと思う。余裕があるなら、先に進めばいい。
●船頭平閘門(センドヒラコウモン)
木曽川と長良川をつなぐ水路に設けられた閘門(ロックゲート)だ。
かつて、木曽川と長良川、揖斐川は合流したり分流したりを繰り返していて、船を使ってそれぞれの川湊に行き来できた。
しかし、川の複雑な流路で大洪水が頻発したため、明治時代に三本の川は堤防で分離される事になる。
結果、洪水は激減したけど、船は河口まで一旦下ってから川湊に遡上しなければならなくなった。
そこで、木曽川と長良川を連絡する水路を作る事になり、その水位差約1mを克服する為に作られたのがこの閘門だった。
明治32年(1894)着工、3年後に完成、年間2万隻の船舶が行き交う水上交通の要衝となった。
その後、架橋と陸上交通の発展に伴い、現在は年間200隻程度の往来となっているらしいが「現役」である。
なお、驚くべきことに長らく「手動」だったそうで、電動化されたのは平成6年(1994)という。
平成12年(2000)、明治期建設の現役閘門の貴重性を評価され、重要文化財に指定。
車両進入禁止の長良川堤防を8kmほど下ると、川下に巨大な構造物が見えてくる。
長良川河口堰(ナガラガワカコウゼキ)だ。
建設について大論争ががあり、全国的にも度々ニュースになった建造物なので、僕と同年代以上の人であれば中部地域在住でなくても何かしら聞き覚えはある名前じゃないかしら。
(高校時代にそういったニュースに触れていた僕は悪の建造物というイメージを持っていた)
川の上に出ると、吹き抜ける風が一層涼しい(´ε`) ♪
平成6年(1994)竣工。
完成してからもう四半世紀以上経つんだね。
ちなみに、総工費2,500億円。
当然、競争入札とかでやったんだろうけど、フツーの入札同様、入札書に「250,000,000,000円」とか書いて提出するのかな?
ってか、僕がいつも使ってる入札書だとケタが足りないかも?
(後で調べたら百億円単位までしかなかった。ってか、百億のケタがあったのにびっくり)
もし、ダンゴーじゃなかったとしたら、開札はどんな雰囲気になるんだろう?
コ〇シアイになってもおかしくない金額の様に思うな。
●さて、あとは帰るだけ!
尾張大橋で木曽川を渡る(*v.v)。。
しかし、実はこの先、「安全な道」があるかどうか、皆目見当もついていなかった。
『まずいなー、この橋降りた後のルート、どうしよう』
正確に言うと、市町村によって「快適」なところもあれば「まァぼちぼち」のところもあった。
ただ、「他の国道より結構手当されている!」という感覚は強かった。
今まで車道走った事なかったので全然気づかなかったが、さすが天下のイッコク(国道1号線)!
●順調に出発点が近づいてくる
排ガスは仕方ないが、安全に走れる道があってよかった~♪
●やがて名古屋市内に
既に70km以上走行しており「まあまあ走ったな感」を感じる
ここで気を抜かず、最後まで安全運転を心がけよう。
●最後の道は江川線
名高速都心環状線(西側)下の道。
近年更新されたばかりの最新の自転車通行帯が10km以上に渡って延びる。
さすがに快適
●松重閘門(マツシゲコウモン)に立ち寄る
江川線の脇にある、お気軽立ち寄りスポットだ。
中川運河と堀川を結んだ水路跡地に遺る建造物。
50年以上前にお役御免になったが、この先50年後に復活させようという動きがあるらしい。
市が本気になって3年くらいで堀川も中川運河も水をキレイにして、松重閘門も整備すれば、名古屋の都心部ガツンと変わると思うけど、50年後だとどうなんだろう・・・
●都心部(名駅付近)到着
総走行キョリ82km。
7:10出発、14:30帰宅。
お昼ごはん以外ただ走るだけならこんな感じで半日コース。
途中、いくつかの場所に立ち寄れば1日コースとしてまとまる感じだね
●ルートマップ
これから涼しくなってくる季節、今まで40~50km程度のポタを愉しんでいたミニベロオーナーの方も、お弁当持って出かけて愉しんで頂けるコースじゃないかなあと思う。
※遠乗りに慣れていない人は、風がある日にはやめておく事をおススメする。
<おまけ>
今回のルートからスグ立ち寄れる主なスポットには下記の様なものがある。
・甚目寺(じもくじ) あま市 仁王門、三重塔など重文がある古刹
・菊泉院(きくせんいん) あま市 福島正則のお墓がある
・祖父江ぎんなんパーク 稲沢市 休憩場所に最適。日光川を越えた先にある
・中野の渡し 一宮市 木曽川の貴重な渡し船。2022年、新濃尾大橋開通で廃止見込
・ワイルドネイチャープラザ 一宮市 休憩場所に最適。馬飼大橋の手前
・木曽三川公園センター 岐阜県海津市 お食事、展望タワー
・ミツウロコグローサリー 三重県桑名市 あの「ココストア」そのもののコンビニ!
・船頭平閘門 愛西市 明治生まれの現役ロックゲート
・長良川河口堰 三重県桑名市 総工費2500億円の巨大堰
「中野の渡し」は何年か前に使ったが、結構おススメ。大阪など大都市内にある渡し船とは全く違った情緒がある。無くなる前に体験しておくのもいいんじゃないかと思う。
あと、「ミツウロコグローサリー」も大好き。名古屋に来て大好きになった「ココストア」がいまだ残っているのが本当にうれしい。ぜひ、みなさんにも使って頂き、逆にファミマを飲み込み返すほどの勢力になってほしいものだ。
(おしまい)
都心を出発、大治浄水場から「尾張水道みち」を走って木曽川までやってきた。
ここまでのキョリは27km。
ここで折り返すと、都心から50kmの安全なサイクリングコースの完成。
今回記事では端折っているが、尾張水道みち周辺には甚目寺、福島正則菩提寺などおススメスポットがいくつかあるので、利用すれば楽しい半日ポタコースになるだろう。
●この先は木曽川堤防沿いの道をゆく
この道は車両も通るが、交通量は限定的で快適
3~4km下流にある馬飼大橋にのんびり向かう。
ミニベロでものんびり安全に愉しめる!
大名古屋周辺 安心サイクリングコース
( 80kmコース 後篇 )
2021.07.31
●馬飼大橋(マガイオオハシ)
僕の記事ではおなじみの橋。
この橋には大きな堰「馬飼頭首工」があり、名古屋市や三重県に上水道、工業用水、灌漑用水を供給している。
昭和52年(1976)にこの橋が出来るまで、上流には渡し船「八神渡船」(ヤガミトセン)があった。
八神渡船の船着き場は江戸時代には川湊として大変栄えたようで、この堤防上に食料や雑貨などを扱う露店が建ち並んで賑わっていたという。
●馬飼大橋を渡って木曽川堤防を下ると・・・
3kmほどで、再び自転車・歩行者専用道となる。
ここから先10kmは、木曽川・長良川という大河川に挟まれた超快適な堤防道路
正式名称:木曽川長良川背割堤。
●少し進むと大きな橋が目の前を横切る
木曽川・長良川を一気に横断する東海大橋だ。
堤防道路と東海大橋の道路には管理用のゲートがあるけど、現在は基本的に封鎖されている。
なので、東海大橋はくぐることしかできない。
東海大橋の下は日陰になっていて休憩に便利。
実際、先客がいる事も多い。
ただ、最近の僕は別の場所で休憩するのが好きなので、華麗にスルー(´ε`)♪
東海大橋を過ぎると、左手側に広大な原っぱが見えてくる。
ここは、グライダーの滑走路だ。
純粋な滑空機専用の滑走路らしい。
彼らは自力で離昇できないため、大型の「牽引車」を使い、ワイヤーで機体を引っ張って揚力を獲得するシステム。
ワイヤーの長さは見た目で2km近くあるみたいで、離れたところにある車両が爆発的な力で巻き上げると、牽引されるグライダーが離陸時の飛行機の様な高速度で原っぱを文字通り「滑走」し、翼に十分な風の力を得た時点で急角度で大空へと飛翔していく。
一般的な航空機の様に爆音を立てる事もなく静かに舞い上がっていく様は、ちょっとした感動を覚える光景だ。
ただ、高所恐怖症の僕には一生縁の無いスポーツでもある(*v.v)。。
●堤防道路周辺では空の遊びをしている人が多い
さきほどのグライダーの他、パラグライダー、ラジコンプレーン、ラジコンヘリ、僕もこの前飛ばしたドローン、etc..
木曽川、長良川、さらには揖斐川といった大河川が3本もあると、空の遊びはやりやすいのかも知れない。
やがて、道の先に何かの陰が見えてきた。
あれこそ僕の最大の目的地。
河川道路に生えた松の巨木。
ここがお気に入りの休憩スポット
BROMPTONくんを停めて、早速休憩の準備だ
●今春購入したヘリノックスのテーブルワン(バイタルコレクション)
アウトドアでの使用を紹介するのは今回が初めてかも知れない。
スタッフバッグ込で重量661gの超軽量な折り畳みテーブルだ。
フレームを15秒ほどで展開して・・・
キャンバストップを5秒でくっつけて完成。
●こちらはおなじみ、チェアワンミニ
フレームを手に持ってガシャガシャ振ると、勝手に展開する。
5秒。
キャンバスシートを10秒でくっつけて、完成!
●アタマにつけてた骨伝導ヘッドセット「アフターショックAEROPEX」を外す
つけっぱなしでも全然かまわないのだが・・・
XPERIAをこの様に置くことで、スタンドとしても使える。
(動画を見たい時は画面を邪魔しない様に置く事も可能)
※今回もつくづく感るが、マジでこのヘッドセットはサイクリングやランニングに最高だと思う。(→詳細記事)
●いつものように、自作してきたおむすびをいただく(*v.v)。。
今日の気温は36℃。
走行中はそれなりに暑いが、やわらかな風と、巨木の日陰のおかげでここは涼しい
●響き渡る蝉時雨、焼け付くアスファルト、松の木陰のコントラスト
ああ、夏の空気が、愛おしい・・・(*v.v)。。
融解中の氷結ドリンク、ゴクゴクといただく(*v.v)。。
キンキンに冷えたボトルについた水滴がしたたり、アスファルトを濡らしていく。
ゆるく風が吹いている。
頭上にはパラグライダー。
そのはるか上にグライダー。
蝉の声。
XPERIAからジャズの音。
ヒバリの声も聞こえてきた。
アリがなにか運んでいる。
木曽川の水面でデカい魚が跳ねた。
対岸の海津市役所の広報車はコロナ対策を告知中。
目の前をローディーが駆け抜けてゆく。1台、2台、3台・・・
また、頬に風があたる。
巨木の陰が、じわりじわりと傾いていく。
●1時間ほどぼーっとしていたようだ
さて、行くか!
「くつろぎグッズ」をちゃちゃっと収納し、再びBROMPTONくんにまたがって進む。
この先、3~4km先で車両通行止め区間は終わる。
しかし、まっすぐ長良川の堤防道路に入れば、自動車が走ってくる事はほとんどない。
●立田大橋を横切ると岐阜県の水質観測所がある
現在地まで約48km。
ここから名古屋都心までのキョリは大体25km足らず。
ここから名古屋に戻ると総走行キョリ70km程度のルートとなる。
ミニベロでそれだけ走れば多くの人は「もうおなか一杯!」だろう。
全然、それでもいいと思う。余裕があるなら、先に進めばいい。
●船頭平閘門(センドヒラコウモン)
木曽川と長良川をつなぐ水路に設けられた閘門(ロックゲート)だ。
かつて、木曽川と長良川、揖斐川は合流したり分流したりを繰り返していて、船を使ってそれぞれの川湊に行き来できた。
しかし、川の複雑な流路で大洪水が頻発したため、明治時代に三本の川は堤防で分離される事になる。
結果、洪水は激減したけど、船は河口まで一旦下ってから川湊に遡上しなければならなくなった。
そこで、木曽川と長良川を連絡する水路を作る事になり、その水位差約1mを克服する為に作られたのがこの閘門だった。
明治32年(1894)着工、3年後に完成、年間2万隻の船舶が行き交う水上交通の要衝となった。
その後、架橋と陸上交通の発展に伴い、現在は年間200隻程度の往来となっているらしいが「現役」である。
なお、驚くべきことに長らく「手動」だったそうで、電動化されたのは平成6年(1994)という。
平成12年(2000)、明治期建設の現役閘門の貴重性を評価され、重要文化財に指定。
車両進入禁止の長良川堤防を8kmほど下ると、川下に巨大な構造物が見えてくる。
長良川河口堰(ナガラガワカコウゼキ)だ。
建設について大論争ががあり、全国的にも度々ニュースになった建造物なので、僕と同年代以上の人であれば中部地域在住でなくても何かしら聞き覚えはある名前じゃないかしら。
(高校時代にそういったニュースに触れていた僕は悪の建造物というイメージを持っていた)
川の上に出ると、吹き抜ける風が一層涼しい(´ε`) ♪
平成6年(1994)竣工。
完成してからもう四半世紀以上経つんだね。
ちなみに、総工費2,500億円。
当然、競争入札とかでやったんだろうけど、フツーの入札同様、入札書に「250,000,000,000円」とか書いて提出するのかな?
ってか、僕がいつも使ってる入札書だとケタが足りないかも?
(後で調べたら百億円単位までしかなかった。ってか、百億のケタがあったのにびっくり)
もし、ダンゴーじゃなかったとしたら、開札はどんな雰囲気になるんだろう?
コ〇シアイになってもおかしくない金額の様に思うな。
●さて、あとは帰るだけ!
尾張大橋で木曽川を渡る(*v.v)。。
しかし、実はこの先、「安全な道」があるかどうか、皆目見当もついていなかった。
『まずいなー、この橋降りた後のルート、どうしよう』
正確に言うと、市町村によって「快適」なところもあれば「まァぼちぼち」のところもあった。
ただ、「他の国道より結構手当されている!」という感覚は強かった。
今まで車道走った事なかったので全然気づかなかったが、さすが天下のイッコク(国道1号線)!
●順調に出発点が近づいてくる
排ガスは仕方ないが、安全に走れる道があってよかった~♪
●やがて名古屋市内に
既に70km以上走行しており「まあまあ走ったな感」を感じる
ここで気を抜かず、最後まで安全運転を心がけよう。
●最後の道は江川線
名高速都心環状線(西側)下の道。
近年更新されたばかりの最新の自転車通行帯が10km以上に渡って延びる。
さすがに快適
●松重閘門(マツシゲコウモン)に立ち寄る
江川線の脇にある、お気軽立ち寄りスポットだ。
中川運河と堀川を結んだ水路跡地に遺る建造物。
50年以上前にお役御免になったが、この先50年後に復活させようという動きがあるらしい。
市が本気になって3年くらいで堀川も中川運河も水をキレイにして、松重閘門も整備すれば、名古屋の都心部ガツンと変わると思うけど、50年後だとどうなんだろう・・・
●都心部(名駅付近)到着
総走行キョリ82km。
7:10出発、14:30帰宅。
お昼ごはん以外ただ走るだけならこんな感じで半日コース。
途中、いくつかの場所に立ち寄れば1日コースとしてまとまる感じだね
●ルートマップ
これから涼しくなってくる季節、今まで40~50km程度のポタを愉しんでいたミニベロオーナーの方も、お弁当持って出かけて愉しんで頂けるコースじゃないかなあと思う。
※遠乗りに慣れていない人は、風がある日にはやめておく事をおススメする。
<おまけ>
今回のルートからスグ立ち寄れる主なスポットには下記の様なものがある。
・甚目寺(じもくじ) あま市 仁王門、三重塔など重文がある古刹
・菊泉院(きくせんいん) あま市 福島正則のお墓がある
・祖父江ぎんなんパーク 稲沢市 休憩場所に最適。日光川を越えた先にある
・中野の渡し 一宮市 木曽川の貴重な渡し船。2022年、新濃尾大橋開通で廃止見込
・ワイルドネイチャープラザ 一宮市 休憩場所に最適。馬飼大橋の手前
・木曽三川公園センター 岐阜県海津市 お食事、展望タワー
・ミツウロコグローサリー 三重県桑名市 あの「ココストア」そのもののコンビニ!
・船頭平閘門 愛西市 明治生まれの現役ロックゲート
・長良川河口堰 三重県桑名市 総工費2500億円の巨大堰
「中野の渡し」は何年か前に使ったが、結構おススメ。大阪など大都市内にある渡し船とは全く違った情緒がある。無くなる前に体験しておくのもいいんじゃないかと思う。
あと、「ミツウロコグローサリー」も大好き。名古屋に来て大好きになった「ココストア」がいまだ残っているのが本当にうれしい。ぜひ、みなさんにも使って頂き、逆にファミマを飲み込み返すほどの勢力になってほしいものだ。
(おしまい)
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