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●2023年9月21日(木)11時すぎ(ブルガリア共和国 現地時間)
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・・・僕は旅マエに準備したブルガリア共和国首都「ソフィア」のポタ計画を思い出していた・・・(*v.v)。。








●ブルガリア共和国首都・ソフィア
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超メジャーな観光地を避けるべく無理やり組み込んだ立ち寄り地。
バルカン半島の中心部に位置する欧州最古の都市のひとつ。
都市としての歴史の長さはシリアの首都ダマスカスの「1万年」には及ばないものの、「ロマン探求ポタシリーズ(*v.v)。。」で旅してきたイスラエル、レバノンの地中海沿岸都市に匹敵する「7千年」に達するという。

また、温泉♨や鉱泉も豊富という、なかなかユニークな都市と言えるんじゃないだろうか。
人口は約130万人程度らしい。








●計画していたルート(午前の部)
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駅を出発、中心部の温泉♨博物館などを経て、約15km程度先のボヤナ教会に至るルート。








●ボヤナ教会
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戦争だらけだった13世紀に建てられた世界遺産のキリスト教会。
フレスコ画で非常に有名であり「ソフィアに来たら必ず訪れるべきスポット」と言われているそうだ。









●計画していたルート(午後の部)
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のどかな風景を求め郊外に進出、30kmほど「田園風景」を愉しみ、ごはんを食べて駅(バスターミナル)に向かう。









●こんな道を走れるだろう
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・・・と期待しつつ、中東と異なり亜寒帯に属する「ブルガリア」では降雨に見舞われる可能性もあると予想していた。









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また、ストリートビューで見かけた寂れた農村の様子に・・・









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東欧の寒村を舞台としたバイオハザード4(2004 カプコン)の空気感を味わえるのではないかと妄想していた。














●とりあえず、快適なポタとはいかなそうな天気
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今にもほつれそうな雲。
たった500km西に移動しただけで、中東の気候と変わってしまった

・・・計画どおりポタする気には全くならない。

「今日はテキトーに走ることにしよう」








●とりあえずコインロッカーを求めてバスターミナルへ
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今晩は「夜行バス」での移動(それしか手段がなかった)。
ホテルに荷物を預けられず、コインロッカーを使うしかないのだった。










●しかし、バスターミナルにはコインロッカーはなかった
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かわりに、有人の「手荷物預け所」があったので、キャラダイスバッグなどの大荷物を預け、かわりとなりレシートを受け取る。

日本や先進国のカウンターだったら安心なんだが、第三世界の場合「なぜか無人になっていたりすることが往々にしてある」んだよな。
一抹の不安を感じつつ、バスセンターを後にする。




















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23.(ブルガリア)
古都・ソフィア(前篇)篇

















●11:35
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大通りのそばに年季が入った立派な自転車通行帯がある。すばらしい街だ。
しかし、走り始めたばかりなのに、今日は既に半分終わってるじゃないか

とりあえず、旧市街に向けて走り出す。











●道路脇に非常に小さなトラム(路面電車)の車庫
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「とても素朴だ

ひなびた景色に、ソフィアへの好感度がUP⤴ビョビョビョ











●少し煤けた感じのふるくさい街
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「いわゆる昭和っぽさ」という様なものに近いような。
ロシアや東欧の一般市民の生活エリアに漂っているのは、そういう雰囲気だと個人的に思う。









●お、ここは・・・
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旅マエに調べた「ライオン橋」か。

ライオンズマンションのライオン像を大きくした様なものが橋の四隅に各1頭(計4頭)いる橋を越えて、旧市街へ入ってゆく。









●色々な教会を眺めながらペダルをこぐ・・・
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名前の知らない教会。カトリックのものだろうか・・・














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お、これはソフィアシナゴークだ
シナゴークはユダヤ教の寺院だね。











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大きなモスクもある
イスラム教の寺院で、ミナレットと呼ばれる尖塔が象徴的。

非常に狭い区域に多様な宗教の大規模施設が点在しているイメージ。
そういえば、ベイルートでは巨大なキリスト教会とモスクが並んで建っていたっけ・・・






・・・と












●ここでポツポツと降ってきた
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寒っ、つめたっ!!










●今日の天気は「雨」になっていた

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ワールドポタで雨に降られるのは前回2019年旅でのサハラ砂漠(ワルザザート)以来2回連続だ。







●たまらず、マックに逃げ込み、朝昼ごはんとすることに
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「こっちの人は、雨降っても傘ささないんだっけ・・・」と思いながら、ダブルビーフバーガーセットを頂く(*v.v)。。





ん・・・?









●チキンナゲットが2つくっついている
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しかも、衣が分厚い。
まあ、ええねんけど。











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あ、バーガーは日本のよりずっと美味しい感じ

・・・道端の光景を「ぼーっ」と眺めつつ、30分ほどかけてのんびりとくつろぐ。
そのうちに雨は小降りになり、止んだ。
地元の人が傘を差さないのは、すぐに雨がやむことを知っているからだったのかしら。














●ロマン探求ポタ(*v.v)。。東欧世界テーマ曲
♪Audite Nostalgia 












●ポタを再開する
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写真正面に見えるのはブルガリアの国民議会らしい。
あの建物の先に立ち寄り予定スポットのひとつ「王宮」がある。
そこには7世紀から遺る立派な石壁があるとかなのだが、今日は「とある事情」で行けないかも知れない。






●横断歩道がなく、自転車では簡単に渡れない道路だった
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一旦、国民議会と反対方向に走り、横断できるポイントを探す。

一見ムダな時間なのだが、僕は海外で「観光地ナイズされた場所以外での素の暮らしを見ること」がむしろ大好きなので、こういう何気ない通りを見るのも楽しい。










●なんだ、これは?
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「渡れる場所」のすぐ近くにあったオブジェ。
無視して通り過ぎてしまったが、あとで調べたらソフィアにとって重要なものだった。

Monument to National Revolutionaries from Macedonia and Thrace
マケドニアとトラキアの革命家記念碑


●「トリップアドバイザー」の旅人のコメント

「美しい記念碑」
ニール・Kさん(イングランド)

マケドニア紛争 (1893 - 1908) は、ブルガリア、ギリシャ、セルビアの連合軍がマケドニアをめぐって戦った激しい内戦でした。紛争は 15 年間続き、領有権は徐々にギリシャとブルガリアに移りましたが、紛争は 1908 年の青年トルコ革命によって最終的に縮小され、この美しい記念碑は、この戦争で亡くなった人々に敬意を表しています。
私はこの記念碑の外観がとても気に入りました。遠くから見ると、懇願する一対の手のように見えます。とても美しい芸術作品で、この地域にいるなら間違いなくチェックする価値があります。ステファン スタンボロフ通り沿いで簡単に見つけることができます。


ふむふむ、なるほど。









●道路は渡れたが、議会方面に向かうクルマは大渋滞
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理由は明らか。
議会前でデモをやってるから
さっきハンバーガーを食べている時、外務省の「旅レジ」から「ソフィア市内でデモが開催されているので近づかないように」という注意喚起があったのだった。








●よりによって今日かよ
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旅レジからの通知によると、明日(9/22)がブルガリアの独立記念日だそうで、今日と明日に市民活動が活発化するという。








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議会前にはデモ集団がいて、大音量の音楽と演説が響いている。
武装警官のユニットもそこらに見られる。
「とはいえ、かなり平和的なデモに見えるけど」・・・と思いつつも、万が一暴徒化したら僕などひとたまりもない。

道の先にある王宮方面も人で埋め尽くされているのが見えたので、そちらの探訪は諦める。









●他の近所の立ち寄りスポットをそそくさと眺めつつ、移動
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聖ネデリャ教会。正教会の教会だ。
10世紀頃、木造で建築されたのち度々破壊→修復され、現在の姿になっている。
美しいイコン(聖像)が有名。


また、近くにある半地下の「聖ペトカ教会」とかも眺めたりするんだけど、武装警察の多さに落ち着かない。








●聖ゲオルギ教会
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4世紀はじめ、ローマの公衆浴場として建てられた施設。
現代となってはかなり小さな教会だが、敷地の中にはローマ時代の遺跡であったり舗装路が残っていたりして、「ソフィアに現存する最も古い建物」と評されている。








●公衆温泉浴場
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・・・に来てみたのだが、さっきからますます天気がやばそう。
ここは是非立ち寄りたかった施設(博物館)だけど、駐輪場も見当たらないし諦めるか。









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ローマ時代の温泉を再現しているらしいが、写真があまり出回っておらず興味があったんだがな。
土砂降りになったりしたら、ちょっときついしな。










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飲用の鉱泉水。
前はなんでも割と口にしていたが、ポルトガル旅(ロカ岬ポタ)で水あたりしてから海外の水にはちょっと慎重になり、これも口にせず。

嗚呼、僕は一体、何をしにこんなところまでやってきたのか。







次回、『古都・ソフィアポタ(後篇)』篇


※不定期更新です


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