●レバノン(*v.v)。。
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https://www.flickr.com/photos/masser/198909816/

写真は首都ベイルートがイスラエル軍の空爆を受ける模様(2006)。僕も、こういう印象が強かった。

しかし、色々な旅人のブログを見ると「イメージと違ってだいぶ安全だ」と例外なく書かれている。



ほんとかいな?

南側の隣国・イスラエルに訪問した2018年。

あの時「イスラエル→レバノン→トルコ→・・・」というルートを考えていたのを思い出す。

<記憶の中のレバノン安全情報>

LV4-退避勧告 西~北をぐるっと囲むシリア国境側
LV3-渡航中止勧告 南のイスラエル国境側と各地の難民キャンプ
LV2-不要不急の渡航中止 国土の大部分
LV1-十分に注意を 首都ベイルート近郊のみ

「行けるとしてベイルートだけだな」と思っていたのを覚えている。

ただ、空爆されたレバノンは当然ながらイスラエルと敵対していて、「イスラエル→レバノン」という移動経路など存在しなくて、結局、ベイルートに行くのは諦めるしかなかった。

いずれにしても「僕にはハードルが高い国だ」という印象が強い。

そのレバノンが・・・





●2023年7月時点で、国土の6割がLV1
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2018年と全然違う(たぶん)。

全土の危険度が、LV3のところ以外1段階下がった感じ。

これなら、5年前のイスラエル同様、割と広い範囲を見られそうだ



『では、何を見に行くのか?』

そこが難問だ。

正直、僕は「ベイルート」などという非日常感あふれる名称に引っ張られているだけ。

イスラエルの時は、調べる前から「エルサレム」「ベツレヘム」「アッコー(アクレ)」、「カイサリア・マリティマ」といった気になるスポットはある程度浮かんでいたけれど、それが全くない。





TABI CHANNELさんで情報収集してみよう
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レバノンのビブロスは世界史で習った「フェニキア人」の故郷の町らしい

そして、紀元前10世紀頃に発生した彼らのフェニキア文字は、現在世界中で使われているラテン系文字、アラビア文字、インド系の文字のご先祖様だという。

かなり由緒ある町だな。

さらに、「ビブロス」という町の名前は聖書「バイブル」の語源にもなっているという。

これは伝説の類らしいが、ここを訪れればBROMPTONくんにも箔が付きそう。







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お隣・イスラエル同様、紀元前後のローマ遺跡はふんだんにあるらしい。

しかも、その規模はイスラエルにあったものよりだいぶ大きそう

イスラエルでは海辺の「カイサリア・マリティマ」の探索が思いの外愉しかった。

自分の好奇心の向かい方に気づいた旅だったが、この国にもそういった刺激は多そうだ。







●スーク
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僕がイスラムの町を積極的に訪ねるのは、スーク(市場)に魅せられているから。

勿論、この国にもたくさんのスークがある

BROMPTONくんでそれらを通るのは、本当に味わい深い。








●そして、キャラバンサライ
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かつて、交易路を旅した隊商(キャラバン)が活用した宿(サライ)ハアハア

「キャラバン」にとてつもないロマン(*v.v)。。を感じている僕としては、何が何でもホンモノに触れてみたいと思うところ。

Wikipediaによると、一般的には中庭がある2階建ての建築物で、1階は取引所、倉庫、厩、管理人や使用人の住居にあてられ、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていた。アガと呼ばれる責任者や、荷運びの監督、夜警などの役職が常駐していたらしい。

中東や中央アジアの交易路の町のスークやバザールの近くには、現代でもそれなりに残っているらしい。どこにあるのか、現地のサイトで調べてみるべきだろう。

残念ながら宿の機能は失われているらしいが、宿になってるところもあるかも知れないから、探してみてもいいかもだ!






●また、「Seiの弾丸 海外一人旅blogさん」の記事を見て、ベイルートも面白そうと思う!
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↑ 現役サラリーマンの旅人、Seiさんがご覧になったベイルート旧市街の模様(詳細はリンク記事のとおり)を見て、ワクワクしてくる。


よっしゃ、決めた!

今回はレバノン行ってみよう









●レバノンに行くなら、旅する範囲はこの辺り・・・
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レバノンの先に立ち寄る国について、色々な組み合わせを検討して移動経路を念入りに調べてみる。

すると、各都市間の移動において許容範囲の時間帯に飛べる「直行便」が思いの外少なく、旅程組みに非常に苦労した

色々な都合で「出かける」と決めたタイミングが遅すぎて、人気の便はあらかた埋まった後かも知れない。

しかも、円が弱くなっているせいか、エアチケットがやたら高い。

2018年の旅(日本→中東→東欧→日本)の時は交通費全体で21万円くらいだったのに、今回2023年の旅(日本→中東→中欧?東欧?→日本)では安く積み上げようと思っても余裕で40万円超えていく。








●エアチケットだけで45万!?
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もともとケチケチ旅のつもりなので、旅行会社などは使わず「エアトリ(格安チケットサイト)」でルート設定してる。なのに、この金額である。

VAIOやXperia買ったばかりだし、なんとかもっと圧縮したい。

しゃあないのでラクチンな「エアトリ」での決済をやめ、旅程をもとに、自分で各航空会社のECにアクセスしてひとつひとつチケットを予約することにした

中国南方航空、中東航空、ペガサスエアライン、ターキッシュエアラインズ、エディハド航空。

クセの強いサイトがあったり、どうやっても「メンバーシップ(安くなる)」に登録できなかったり、何故か決済できなかったり、ひとつひとつパスポート情報に間違いが無いか確認したりで、全部作業終わるのに1日近くかかったが、エアトリでとるより10万近く安くなり、35万ほどに落ち着いた。




こんな感じで、許容できるフライト時間・予算を勘案して決定した今回のルートは・・・











●ロマン探求ポタのテーマ(*v.v)。。














●この3か国となった!
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レバノン、トルコ、そしてギリシャ!







●1か国目:レバノン
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西側は地中海に面し、陸地側の大半部分をシリアに囲まれた大変な国!

また、国内にも難民キャンプがたくさんあるなど考えさせられることが多い。

ただ、僕好みの魅力があるのは先に詳述したとおりだ。

慎重に、安全に留意して詳細な行動計画を立てようと思う。

この国の滞在時間は2日と2時間。








●2か国目:トルコ(イスタンブール)
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ご存じ、アジアとヨーロッパを分かつ海峡に面した町!

2018の旅でも訪問したが、BROMPTONくんが「行方不明」になるアクシデントが発生!「アジアとヨーロッパを分かつボスポラス海峡、BROMPTONくんとともにアジア側からヨーロッパへ渡る」というロマン(*v.v)。。は果たせないまま。

今回こそ達成したい。

また、BROMPTONくんがいなかった為にやれなかった「BROMPTONくんと黒海を見に行こうポタ」もクリアしたい。








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さらに、BROMPTONくんがいなくなった際、めちゃくちゃお世話になった悪徳絨毯屋の社長

可能であれば、彼も訪ねてみたい。

こういったことを考えながら、詳細な行動計画を立ててみようと思う。

この国の滞在時間は1日と23時間30分。











③ギリシャ
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海に囲まれたエーゲ海の至宝!

「ザ・観光地」と思われ「どうしようか」という感じだが、時間と予算の都合上、ここしか選べない。








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まあ、アテネ市内のアクロポリスに行ってパルテノン神殿前で「聖闘士星矢」を読書したり・・・







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学生時代に買った「ジグソーパズル」でその存在を知って「一度行ってみたい」と当時思ったミコノス島なんかに行ったりするのがいいかも知れない。

あとは、定番と思われる「メテオラ」などだろうか。

せっかくの機会なので、ちゃんと調べて実のある行動計画を組みたい。

この国の滞在時間は2日と5時間30分。



以上(*v.v)。。









●・・・って、なんか短くね!?
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イスラエル、トルコ、ハンガリー、ルーマニアを訪ねた2018は7泊旅、ポルトガル、スペイン、モロッコを訪ねた2019は8泊旅だった。

それが、レバノン、トルコ、ギリシャを訪ねる今回2023は6泊旅。

気のせいじゃない。明らかに短い!







●また、弾丸TRIPか
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まあ、しゃあない。

不安定な新部署立ち上げた年に1週間休むだけでも、なかなかだからな。

色々段取っていかないと不安で仕方ない- -;

でも、まあいいや。それはそれ、だ。







●とにかく、いよいよZ計画(ゼータケイカク)の成果を試せる
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3年越しの実践投入。

制作したパーツがちゃんとあるかどうかも確認だ!

秋の出発に向けて、コツコツと準備をしていこうと思う。



(おしまい)




多忙のため、今後、不定期掲載です。




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