●2018年9月22日 7時20分
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僕は朝もやにかすむトランシルヴァニアの草原を眺めていた









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ブダペストからの寝台特急も、ロマ族の子と出会った先日の列車も、そして今日の移動でも感じる。








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『鉄道利用の旅は、ローカルであればあるほどいい感じ・・・だな

・・・おや・・・?






●あっ、あれは・・・
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あの、馬にひかせた荷車に乗っている人・・・

彼は・・・まさか・・・!!






トラヤン
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(浦沢直樹1994 『MASTERキートン』最終章CHAPTER.9 「チャウシェスクの隠し資産」より)

い、生きていたのか










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(浦沢直樹1994 『MASTERキートン』最終章CHAPTER.9 「チャウシェスクの隠し資産」より)

・・・まあ、どっちにしても、この後殺されることになるかもだけれど。







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この日もいくつもの小さな村々に停まりつつ、先へと進んでいく。







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トランシルヴァニアの田舎道、BROMPTONを駆って、村々に滞在しながら旅したらホント楽しそう

とはいえ、丘陵地帯を行き交う未舗装の道を何百キロも走るのはガチの大冒険。

僕には厳しい・・・が、""ならば走り切ってしまうのかも知れない。







●そんな事を考えながら列車に揺られること3時間30分・・・
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ブラショフ駅に着いた・・・うぉ、降りる客が多いッ









●駅も大きく、立派
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ブラショフはシビウよりも、もちろん、シギショアラよりもかなり大きな街なのかも知れない。







●駅の中に『オレンジを生で絞ってくれるジュースの販売機』があったので、買ってみたりする
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本当に目の前で絞ってくれたジュースは、なかなか美味しかった。

さて、街に向かうか・・・。






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(ルーマニア) 要塞都市シギショアラ 突入篇






●ロマン探求ポタ2018(*v.v)。。後半テーマ曲 KONAMI 悪魔城伝説(1989)♪Aquarius 









●トランシルヴァニア篇リージョンマップ
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旅の最終版・トランシルヴァニア篇の最終ステージ・ブラショフ。

ブルガリアやハンガリー、ドイツ騎士団やザクセン人の商人たちの歴史の舞台となり、

13世紀には塔をたくさん備えた城壁が築かれて要塞都市化された。うーん、おそろしい・・・(*v.v)。。








●駅前の街・・・大きい
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ブラショフ市の人口は25万人で、シビウのおよそ倍。僕のふるさと、盛岡市と同規模の街ということかしら。

駅前に『カジノ』の文字を見つけ、ルーマニアにはカジノがあることを知る。






●・・・まあ、興味はない
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XPERIAのGoogleマップにしたがって、広々とした通りを街の中心部に向かう。

フツーの街を2~3kmトコトコと歩いていくと・・・







●歴史的街並みの地域に入ってきたようだ
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昔は、このあたりが街の外縁部で、要塞のカベがあったんじゃないかと思う。

さらにその先に進むと・・・







●うぉっ
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なんじゃこりゃあ






●大都市ッ!
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観光客だらけ









●ブランチをとりながら、落ち着こうとする(*v.v)
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田舎なのに観光客だらけの場所に来ると、効率性偏重の国内観光地と変わらん気分になる。

アジア人こそ見当たらないけど、僕の『異国旅気分』は完全に吹っ飛んでしてしまった







●まあ、しかたない・・・
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やたら食べにくいハンバーガー、ナイフで切り分けながらモグモグ・・・(*v.v)。。

名物料理、ちゃんと調べてからくるべきだったな。






●ホテルチェックイン可能時間になるまで、町を調査しておこう
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うーん、すごい交通量

情緒は感じられない。






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ひと気の少ない方に行ってみるか・・・








●要塞のカベらしきものが出てきた
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ここ、ブラショフにはこういった要塞がいくつか残っているらしい。

そういや、愛馬・BROMPTON号を駆って訪ねるつもりだった最終決戦地、どうやって行くか考えないといかん。






●なんだったかの、有名そうなスポットにも立ち寄っていこう
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なんだっけ、この像。

押し寄せる観光客の圧迫感に押され、早々に立ち去る。







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この通りもなんだっけ?

写真映えする有名なストリートだったはずだが・・・





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観光客だらけで、通り抜けるのもしんどいくらいだった

くそ、人でごちゃごちゃした場所に行きたくなかったから、こんな田舎にやってきたというのに。








●人混みにつかれた
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通りでバックギャモンをやっている人がいた。

その先にあるのは・・・







●黒の教会
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ここは、ホテルに荷物を置いてきてから攻略しようと考えている場所だ。

・・・と、そろそろホテルに向かうか。






●ホテルはあのブラショフ要塞からすぐ下のものを予約してある
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先日のシギショアラ同様、古城の敷地内の宿だ。






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愛馬・BROMPTON号がいない分、かなり歩き回る旅になっている。

多分、連日30km近くは歩いているだろうが、涼しい環境なので特段の負担は無い。







●要塞につながる道を上っていく
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すると・・・






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お、これか






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もっと歴史的な建物を予想していたが、小ぎれいなフツーのホテルといった感じ







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小ぎれいな、フツーの部屋






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眺望はまあまあだ





さて、愛馬・BROMPTON号無しでどうやって、最終目標地のドラキュラ城にいけばよいか、

ホテルスタッフに情報屋に聞き取りしに行こう。

・・・しかし、その行為によって、僕はこの旅最後かつ最大の『陰謀』に巻き込まれるのだった。








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■ロマン探求ポタ2018(*v.v)。。INDEX
序章

Ⅰ.イスラエルの章

Ⅱ.トルコの章

Ⅲ.ハンガリーの章

Ⅳ.ルーマニアの章

終章