●前回、ようやく見つけたレバノンのバスマップ
bmp-eng-low

このMAPのおかげで、レバノン国内のバスやバンの路線図はなんとなく判った。

しかし、各路線がどんな車両なのかとか、どんな時刻表なのかといった細かい情報は全くない。

僕が利用するには、まだハードルが高い。

その後も色々調べてみて・・・






●ベイルート市内にある2つのバスターミナルが重要と知った
bus station in Beirut

このサイトによると、レバノンには「Charles Helou(チャールズヘロウ)」と「Cola(コーラ)」の2バスステーションがある。

チャールズヘロウからはレバノン北方やシリア国内(間違って乗ったら大変だ)行きバスが、コーラからはレバノン南方へのバスが主に発車するという。

【追記】2023.09.02
現在、チャールズヘロウバスステーションはどうやら営業していないらしい。









●と、いうことは
bibros

僕が行きたい「ビブロスのまち」に向かうバスに乗るには、北方行きのバスの拠点「チャールズヘロウ」に行けばいいワケだね



ためしに路線をたどってみると・・・





●コーラからかよ
bibros2

わけわかんねえ

ただ、ビブロスはそれほど北の都市というわけでもない。この路線図には載ってない、トリポリだとかより北の都市に向かうバスが出るのかも。

そして、その後も色々検索して見つけた・・・






このサイト
がとてもありがたかった!
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このサイトも、ごちゃごちゃしたレバノンのバスをわかりやすくするために「有志」が作っているものらしい。

ポイントは右側下の方にある「リンク」だ。ここにまとめられている情報がすごいのだ。

ためしにNo.6 Cola-Jbeil線をクリックしてみる。






●こ、これは
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すげえ

キョリ、車体、チケットどこで買えばいいか、運行の曜日、始発・終発と毎時の運行密度、所要時間、どうやって乗り降りするか、お値段、そしてバスの外見までちゃんと表示してくれている



バスは朝7時から夜7時までの間、15分に1本の頻度で出ていることがわかる。なかなか便利。

40kmの移動で1時間20分かかるというのはあまり速くないが、BROMPTONくんの巡航速度の大体倍くらいと考えていい。

「使って損はない」ということだ。







●さらに、Googleマップと連動した経路図もある
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コーラから「ビブロスのまち」までの行程が一目瞭然!

乗れる!これなら乗れるぞ!!

僕もBROMPTONくんもレバノンのバスに!!






・・・でも、北は何とかなりそうだけど、南方面行きのバスの紹介が足りない。

レバノン南部のスール(tyre)にどうやって行けばいいのか判らない。

wikiトラベルによると、コーラから大型バスで一気に行ける様に書いてあるけれど、他の参考情報(トリップアドバイザーの旅人のレビュー1人旅好きなオランダ人の女の子のブログ)ではミニバスを使った「コーラ→サイダで乗換え→スール到着」の行程しか書いてない。


私営のミニバスはかなり混雑する上に「満員になるまで発車しない」という流儀で30分以上客待ちをしていたりという様なものの様だ。人見知りの引きこもり、かつ、時間的猶予にも乏しい僕にはつかいづらい。


なんか、だんだんめんどくさくなってきた







まあ、ゆけばわかるさ!

ベイルートに到着したら「コーラ」のバスステーションに行き、そこから南を目指すことにしよう。

首尾よく南の「スールのまち」行きのバスが見つかればよし。乗換しなければならない様なら、それはそれで「ミニバス」を使うしかないのだろう。自信がなければ「プライベートタクシー」を使うことを決めておけば、致命的な旅程崩壊は無い筈だ。

そして、全体的には南→北へ移動する旅とする。

レバノン区間はこれを軸に詳細に設計しよう。




●あとはギリシャだが・・・
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なんかちょっとこう・・・何度も観光番組で見ているし、カオス感にも欠けるエリアという事もあって「未知の世界を探走する」というワクワク感が乏しいんだよな(←行ったこともないクセに我ながらよく言うもんだとも思う(*v.v)。。)。

非日常感を求める旅で、メテオラとか、ミコノスとか、日本人が多そうな場所に突っ込んじゃいそうなのもちょっと怖い。アテネのアクロポリスで聖闘士星矢を読みたいという思いはあるが、ギリシャを立ち寄り先にしたのはミステイクだった様な気がしてならない。







●ブルガリア経由とかを再検討してみるか?
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イスタンブールからブルガリアの首都ソフィアへは鉄道(1日1本の寝台特急しかないらしい)で移動できる。世界中が無味乾燥な高速鉄道だらけになっていく中で、昔ながらの旅情(ロマン(*v.v)。。)を味わえる道中になるかも知れない。ただし、支払済みのターキッシュエアラインズ・イスタンブール発アテネ行チケット28,800円(キャンセル不可)は無駄になる

そのお金はどうすることもできないが、イスタンブールの宿泊を1日減らし、寝台特急車中泊1泊を入れれば、イスタンブールでの行動時間を殆ど減らすことなくブルガリアへの立ち寄り時間を確保できそうな気はする。

とはいえ、その後、ソフィアからアテネまでの移動はどっちにしても必要。その交通手段が「航空機」ならイスタンブール→アテネ便と同じ程度の出費をさらに覚悟する必要があるし、「高速バス」だとしたら時間のロスは大きい。

うーん



(つづく)


不定期掲載です。




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