●見知らぬ街を走るのは楽しい
今まで色々な街に自転車を持ち込んで走ってきたけれど、大阪の楽しさは『別格』の様な気がしてきたぞ。
それでは、メジャーなスポット『大阪城』を目指そう
●ここから先はナビに従って移動・・・
新今宮から大阪城までの道のりは、いたってシンプルらしい。
まずは東進、天王寺駅にさしかかったら左折して北進、
しばらく進んで高速道路と交差したら右折して東進、そのあたりがもう大阪城らしい。
●あべのハルカスが目の前に迫ってきた
全高300mは遠くから見ると高かったが、近づくとそれほどでもない。
上海環球金融中心(上海ワールドトレードセンター)の半分くらいの高さに見える (実際は3/5)
そのあべのハルカスの手前の交差点を左折して・・・
●『谷町筋』という通りに入った
大阪の都心部の地形は平坦かと思っていたが、意外と『立体的』なようで変化がある。
ちょっとした丘などがあり、名古屋より東京の都心部に近い様に感じた。
たまたま、ここは赤信号でクルマが詰まっている様に見えるが、全体的に交通状況はよい様で、
自転車でものんびりと快走できる~♪
やがて、目の前を横切る様な高速道路が見えてくる谷町四丁目の交差点を右折、
ちょっとした坂を登りきると、そのすぐ左に大阪城があるという
よいしょ、よいしょ・・・さあ、登り切ったぞ!
ハロー!大阪城!!
●あれっ!?
これは、僕がイメージしている大阪城じゃないぞ
『・・・もしかして、超大昔の大阪城に建て替えられちゃったとかいうことかしら??』
そんな事もチラッとで考えたが、これは、この地域に存在した高床式の家を再現した建物らしい。
視線をこの建物の斜め奥に飛ばすと・・・
●ほっ
よかった、イメージしていた大阪城、ちゃんとあるようだ。
●大阪城の周囲をぐるっと回ってみよう
大阪城のお堀と石垣、びっくりするくらい立派だった
皇居に現存する石垣に勝るとも劣らぬほど、立派じゃないか~。
ここから、反時計回りに大阪城を一周してみる事にする。
●現在の大阪城を一番大きく回ると、たしか1週4kmだったと思う
現在の皇居1周が5km、大阪城1周が4km、名古屋城1周が3kmだった筈。
それぞれ、往時と比較すればめちゃくちゃ狭くなってしまっているけれど、
それでも、それぞれ数キロにわたってポタリングを楽しめる
●特に、大坂城の周囲は・・・
水景・お堀や川が多い。
今、いるのはお城の左下の赤丸の所。これから右側の方に抜けて、川のほとりを走っていこう。
●
大阪城の東側の川にやってきた。『寝屋川』とか『第二寝屋川』とかいう川らしいが、よく判らない。
右手に見えるのはwikipediaで見た大阪の新都心『OBP(大阪ビジネスパーク)』というやつだろう。
いいね、水都っぽくなってきた
●船着き場があった
観光用と思われる平べったい船。
この他、隅田川のヒミコみたいな水上バスも走っていた。
こういうの、いいな~
今、僕が住んでいる名古屋にも『サムライクルーズ』という舟遊びがあるにはあるけれど、
ドブ川の様な堀川のコンクリートの擁壁を眺めながら、ひたすら10kmくだり、
漸く港に出たと思ったら引き返して、コンクリートの擁壁を眺めながら船着き場に戻ってくるだけという・・・。
●大阪城ホール
新日本プロレスがよく使っている会場だったっけ。
そのくらいしか、知識がない。
●大阪城は緑が多くて気持ちいいな~♪
このあたりの雰囲気は、名城公園にちょっと似ている。
同じ徳川家の城※という事もあるのかも知れない。
※現在の大阪城は、江戸時代に徳川家によって再構築されたものであるため
●天守閣が近くに見えてきた
もう少し、近づいてみよう。
・・・おや?
●石垣の上にレンガが・・・?
僕は専門家でもなんでもないけど、明治時代のレンガっぽく見える
明治時代、帝国陸軍が名古屋城に軍施設を設置したのと同様なのが、大阪城にもあったのかもだなあ・・・。
●お堀を渡って内丸に近づく
わ~、すごく立派な石だ
しかも、寸分たがわずピッチリ組まれている。
名古屋城にもこういう場所はあるけれど、やっぱり当時最高峰の技術で造られたんだろうなあと感動する。
・・・と、その少し先には・・・
●あれ?こっちの石垣はガッタガタだぞ
忍者じゃなくても・・・というか、僕でもよじ登れるかも知れないくらいガッタガタの石垣だ。
誰でも登れてしまうからだろう、石垣の上には『ねずみ返し』がついている。
これは石垣の建築年代の違いなのかなあ。古い石垣の方が、技術が未発達だった為に『稚拙』というやつ。
仙台の青葉城でも同じような対比を見たのを思い出す
そして、その先で・・・
●うーむ、うつくしい
なるほど、これが大阪城かあ
昭和の初めに建てられた再建天守だけど、当時の最新技術だった鉄筋コンクリート造りのおかげで
大空襲の中でも焼失しなかったとか、看板に書かれていた。
満足満足
●大阪城も一周したし、通天閣方面に戻ろう
時刻は17時近い。
ホテルにチェックインして、通天閣界隈でご飯を食べたい。
大阪の街も、割と碁盤状の道路が多い様なので、適当に南下していれば難波あたりまで戻れるだろう。
●おや?
『心斎橋』。
大阪の地名として、何回か聞いた事があるところだね。
行ってみよう
●ただの、大混雑したアーケード街だった
アパレル系のお店が多い一角なのだろうか。
大阪の商店街は、お店の毛色がはっきりしている所が非常に多い様に感じる。
●心斎橋からサッと離れ、松屋町通り(まっちゃまちどおり?)を南下していると・・・
駄菓子の問屋街の様な一角を発見
このお店に立ち寄ってみよう。
●店内には懐かしい『駄菓子』がいっぱい
『懐かしい』と言っても、ドンキホーテやらレトロチックなお店やらで、今でも駄菓子はちょこちょこ見かけるから
そんなに『珍しい!』というほどでもないのだけれど・・・
でも、見た事ないのも結構多いぞ
『シャンペンサイダー』は知ってるけど、『コーラ糸引』とか『フルーツ引』ってなに???
●ねり大当たり?
水あめの様なものかしら?
●ラーメン大当たり???
ベビースターラーメン・・・とは違いそうだな。
●ウチのあたりでは見かけなかったものばかりだ
デラックスサワーパック???
KOU:「これもまた、シャンペンソーダみたいに粉末のジュースなのですか??」
おばちゃん:「粉っちゃあ粉みたいなものだけど、水に溶かして飲む様なものじゃあないねえ」
そうなのかあ。どうやって味わうものなんだろう?昔からあるものなのかしら???
おばちゃん:「ああ、昔からあるよ。あんた見た事ないのかね?」
KOU:「全然、見た事ないなあ。東と西で、駄菓子も違うって事なのかしら?」
おばちゃん:「ああ、東京の方は『あんず飴』とかでしょ?あんなん、大阪じゃあ売れへんから」
岩手では『あんず飴』も見た事はなかったが・・・
●おばちゃん:「こんなんじゃよ」
あっ!
(結局どんなお菓子なのかよくわかんないけど)めっちゃかわいいぞ。
これ、購入してくことにしよう
ちょっと大きめのハコだったが、BROMPTONのSバッグに問題なく収納出来て、ひと安心。
●さらに南下して、色々な街を駆け抜けていく
大阪は本当にあちこちにアーケード街があるんだね
●ここは食べ物屋だらけのアーケード街だった
思わずすし屋とかに入りたくなってしまったけど、通天閣付近まで我慢我慢・・・
●『千日前』
・・・これも、なんか聞いたことがある地名だ。
雑然とした雰囲気は、僕が好む感じの街並み。
●方向感覚がなくなる
色々な街が、かなり狭い範囲に高密度で散在している感じだ。
2~3回走った程度では、こういった位置関係は記憶出来ないかも知れない。
大阪の街の規模、名古屋の倍程度かと考えていたけれど、4~5倍くらいありそうに感じられてくる。
●ホルモン焼きの店なんかもある
大阪・・・(*v.v)。。 ホルモン焼き・・・(*v.v)。。 じゃりン子チエ・・・(*v.v)。。
あんな感じのひなびたホルモン焼き屋で一杯なんてのも、いいなあ。
問題は、そんな店に出会えるかどうかである・・・とかなんとか思っているうちに・・・
●通天閣近くまで戻ってきていた
この街、ほんとにおもしろいなあ
明日のポタも、楽しみだ。
●今日、こうやってビジネスホテルの、それも『禁煙ルーム』が空いてくれたのは、本当に有り難い事だった
僕はズボラで雑な生き方をしているが、『睡眠環境』については割と神経質な男(*v.v)。。
キャンプの時なんか、はっきり言って物音が気になってほとんど眠れてないし、
同じ部屋に人がいるだけで、それがよっぽど親しい人でない限り寝付けないほど。
なので、ビジホが満室で仕方なくカプセルホテルとか使ったりしても、全く眠れなかったりする。
それが、今日、一発でこの部屋(しかも禁煙ルーム♪)をとれたのは僥倖といえよう。
さあ、BROMPTONをお部屋に置いて、飲みに出かける事にしよう~♪
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