●2018年8月5日(日)10:00頃、僕は近鉄長島駅前にいた

明和町の花火大会から帰ってきたのは今日の1:00A.M頃。
なかなか素敵な1日ではあったが、クッタクタになった



しかし、時間がある時には出来るだけ走っていたい。たとえ、名古屋の気温が40℃近い予報だったとしても



●シゴトの関係で海津市の雰囲気を掴んでおきたかった

そこで、北へ20km先の海津市おちょぼ稲荷をゴールとしてポタをしようと思ってきたわけだ。
しかし、あまりの暑さに、走り出して30秒後には、名古屋方向に帰りたくなる





●早くもくじけそうになる弱い心にムチを打って、北進する




右手には長良川。ときたま、涼しい風も吹いてくるものの、基本的には暑い。
プリント付きの黒いTシャツを着て来たら、背中のプリント部分が超高温になって、『熱い』ハチャハチャ



シャツ、重ね着して来てなかったら、火傷していたかもしれないぞ

●船頭平閘門に立ち寄る

明治時代、それまで複雑な流路を辿っていた木曽三川が完全に分流される大工事があった際、
水位が変わってしまう長良川と揖斐川の間で船の往来をさせる為に建設され、今も現役のゲートだ。
ここは、今から5年近く前に、購入したばかりだったBROMPTONくんの乗り初め的ポタでも訪問している

少し涼んでいきたいところだが、気温が低い分蚊が活動してそうで、スグに北進を再開。
●立田大橋付近までやってきた




今年は『ポタ旅重視』の方針であり、加えて、シゴトや珍スポ探訪が忙しくて手が回っていないソロキャンプ。
名古屋近郊でたまに実施していたココに来るのも、ずいぶん久しぶりに思う。
さて、いつもなら揖斐川と長良川の間の自転車・歩行者専用道路を行くのだが、
今日は立田大橋で揖斐川をわたり、画面左の外にある堤防道路で北進しよう。

このあたりは、明治時代以前は、揖斐川、長良川、木曽川の区別がほとんどつかないほど
大小さまざまの川が入り乱れて流れていて、その『川幅』は、現在の数倍あったという。
さぞ、日本離れした光景が広がっていたことだろう・・・といつもの様に思いながら、橋を渡る

●それにしても、暑すぎる






駅を出た後に購入していた500ml入りペットボトルは早くもカラになりそう。
とても、ポタ的にあちこち立ち寄りながら走る気になどなれない



甚だ遺憾だが、『おちょぼ稲荷』まで行って、後は帰ることにしよう



●お・・・




堤防道路から降りて神社の方に向かうと、景色がよくなったぞ。

集落のお宅は、立派で趣き深いものが多い


おお~、ドラマの旧家とかに出てきそうな迫力

素晴らしいなあ、見学させてもらいたいくらいの立派さだ。
水田や大樹が多いからかな、今まで走ってきた場所よりか、吹き付けてくる風も涼しい


街角も趣深い。
日本も、あんまり都市開発せず、こんな住居ばかりだったなら、もっと涼しかったんだろうになあ・・・

●通常の舗装路に出るとクソ暑いハチャハチャ






駅を出てから25km、途中で購入したボトルも合わせてもう2L近く水分をとっているのに、
喉が乾くッ・・・

●おっ




ようやくおちょぼ稲荷到着か



一応、ゴールには設定していたけれど、もう何回も来ているし、暑いし、食欲も無いし、
鳥居をくぐったら帰っちゃおうか・・・

●いや、ブログ的にも寄っていかないとな




BROMPTONくんを駐輪して、すぐに本日5本目のペットボトルを購入してゴキュゴキュゴキュ><;
さらに、氷結ボトルに6本目の飲料を注ぎ込んで、車体のサーモバッグに入れっぱなしで門前町を歩く。
いや、本当に暑いなハチャハチャ





デカいタオルを持ってきてよかったよ

●おちょぼ稲荷門前町で有名なのは串カツだが・・・

ここまで暑いと、串カツなんか食べる気がしない





以前、真夏にここに来た時の様にかき氷だけ食べて帰るか・・・

●いや、ブログ的には、やっぱり串カツを食べていかないとな




門前町は、何年か前に来た時と比べて大型の店が増えていた様に思えた。
入りやすかったこのお店に入ると、おお、涼しい~


まずは、文字通りのムギチャをゴキュゴキュゴキュ><;
あひぃ、・・・ただのムギチャ・・・


串カツ2本と どて煮串1本を注文。このくらいなら、まあ、喰えるだろ。
では、いただきます。
パクッ・・・モグモグ・・・(*u.u)。。
うん、フツーの串カツ。美味しくはあるけれど、串カツ以下でもなければ以上でもない(*u.u)。。
●さすがに、この程度の食事で『心から美味しい』と思えるほどは、僕も若くないか・・・




まあ、独りの食事なんてこんなもんだ。
その点、五郎さんはスゴイよな。ワカコは若いから感動もしやすいのだろうけど・・・と思いつつ、
おちょぼ稲荷さんの方にやってきた。

サクッと拝んで、サクッと帰ろう(´ε`)~♪
●再び、炎天下を走り出す




往路の25kmよりも明らかに暑くなってるぞ

この日差しの下を30km走って帰るのは結構キツイなあ、ハチャハチャ






景色はいいんだけどなあ、いかんせん暑すぎるハチャハチャ





●東海大橋を渡って津島市方面へ向かう

もはや、最短ルート以外を通る気にはならない。
氷結ボトルで冷やしたドリンクを飲みつつ、ヨタヨタと帰り道を進む





●あっ






蓮の花か・・・





来世へ連れていってくれそうな感じ。
●あっ






このあたりで散見される、昔の火葬炉の扉が開いているぞ





見た事ないし、ちょっと立ち寄ってみよう






刈り取った雑草やら、何かの空き箱が置かれた炉が見える。
この炉で人を完全に燃やすのは大変だったろうな。こんな小さな炉で2体同時に焼く事もあったんだろうか・・・
ってか、僕のカラダが燃えてきそうハチャハチャ





●名古屋都心まであと15km

都心が近くなるに連れて、空気がどんどん熱くなってくる





息を吸い込むごとに体温が上昇していく感じ。気温が体温以上って事か


のろのろペースで走っているにも関わらず、呼吸が荒くなってくる。
犬と同じで、外の冷たい風を吸ってカラダを冷却しようとしている人体の防衛機能なのかも知れない

…が、今、それやっても加熱するだけ。逆効果ってヤツだ





人体の進化の歴史はこの気温での適応を経験してないか、進出しても撤退したか、淘汰されたに違いない。
ヒトも土地を開発するにしたって、緑を10倍、20倍くらい残しておけば、気温も違ったんだろうになあ。
もうちょっと、なんとかならなかったもんだろうか。
●家の近所のここだけはちょっと涼しかった

環状線のおかげで道路が日陰になっているヤレヤレ
=3

家に着いたら、ガンガンにエアコン効かせて、冷たいシャワーを浴びて、高島晒の作務衣に着替えて、
ソファでごろ寝しよう



●MAP(キョリ55km)

シャワー浴びてソファに横になった後も、呼吸はしばらく荒いままだった

この日の名古屋の公式気温は39.9℃。余裕で42℃、43℃越えの地点もあったろう。
ポタも、珍スポ探検も、気を付けないと危ない季節。油断しないようにしよう。
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