「移動は文化(*v.v)。。」 名古屋ポタ・2021早春【前篇】

2021.02.23








●2020年度のテーマは「次のロマン探求ポタ(*v.v)。。に向けての体力づくり」

roman


真冬の間もほぼ毎日スポーツセンターにて無心でペダルを漕ぎ続けている。

秋の鳥取ポタ旅以来、BROMPTONくんでまともなキョリを走る事はなかったが、春以降培ってきた体力は衰えていない(ハズだ)。

・・・緊急事態宣言下とはいえど、旅に出られない日々って本当につまらないもんだね







●しかし、日差しは徐々に春めいてきた
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『温暖化、マジヤバいな』・・・と思いながらも、ほどよい陽気に出かけたくなる。

・・・久々に、「ちゃんとしたポタ」に出かけてみる事にしよう








●実は、前日にザっとルートを考えていた
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テーマは「リフレッシュ&知的好奇心の充足」。

トヨタ博物館、東山動植物園、そしてバンクシー展の順番に巡るコースなのだが、出来るだけ「何も考えずに走れるルート」を選択する事によって、精神的な疲労を抱える事のない行程を目指す。

まあ、間もなく異動の時期になり新しく名古屋に来る方もいると思うが、そんな方が名古屋周辺をミニベロでのんびり愉しめるようなコースを提案してみたいという思いもあったりする。







●4か月ぶりに「指なしグローブ」を装着!
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この感触が嬉しい







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足回りもWESTRIDEのサイクルパンツとレギンスの組み合わせで問題ない気温。

2月でこんなあったかくなるなんて、30年後、日本でまともな雪降るのは北海道の一部くらいになってるかもだな。






●名古屋の春も12回目か
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片道キップだったとは言え、こんなに長くなるとはな







●見慣れた街並みをスイスイ進んでゆく~(´ε`)♪
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家の近所の白川公園に菜の花が咲くと、大規模マラソンの時期だなあと思わされる。








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公園内にある日本最大級のプラネタリウム。

行こう行こうと思いながら既に10年、一度も行った事がない。








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伏見にある会社近くの長者町繊維街は全長2km以上の長さ。








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いかにも名古屋っぽい大通りのひとつ・桜通を貫いてなおも続く。







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やがて外堀通から名古屋城三の丸の区画へと入ってゆくと・・・







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あれ?いつのまにか「BBQパーク」なんてものが出来たのか







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数年前に開設されて(あまり賑わっていないらしい)金シャチ横丁の隣に造成されたらしい。

こういうのをあまり批判したくないが、今時、都市の中にある貴重な森林をわざわざ切り拓いて商業スペースを造るべきなのだろうか。

緑豊かな都市の方が、住環境価値高いと思うんだけどな・・・。







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二の丸の方に向かう。







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あ、県営体育館に愛称がついたらしい

ドルフィンズ・・・水泳のチームかしら?(→プロバスケチームらしい)

12年暮らしているのに、名古屋のスポーツ団体「ドラゴンズ」しか知らないのがスポーツ音痴の僕だ。







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大きな石垣の合間に市庁舎の尖塔が見える。

この先、名古屋城跡を出て官庁街に戻る。






●名古屋市庁舎と愛知県庁舎
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帝冠様式で有名な建物だ。

この画角で眺められるのは地下鉄「市役所駅」出口前なのだが、その一角に・・・







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こんなオブジェがある。

そして・・・







●すぐ近くに名古屋市政資料館
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名城公園~このあたり一帯は、名古屋に来てスグのあたりの格好のミニベロポタスポットと思う

この市政資料館はもともとは拘置所で、色々な展示や素朴な喫茶室を愉しめる







●そこから名鉄瀬戸線「東大手駅」前の急坂を下り降りると・・・
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柳原商店街に入る。

10年前はひなびたいい感じの商店街だったが、ここ2年ほどで古い建物が壊されてコンビニになったり駐車場になったり、急激に変化している。

その先、「堀川」に当たったら右折、その先「ずっと川沿い」に進む。






●この先、もう、ぼーっと走れる
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少し走ると、同じ堀川でも雰囲気がちょっと変わり、「御用水街園」というゾーンに入る。

ここは、江戸時代、この先の庄内川から名古屋城に上水を届けるための水路だった。







●やがて「黒川樋門」が見えてくる
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ここで堀川(黒川)とはお別れ。

堀川はこの先で交差する矢田川の下を「伏越」という技法でくぐり抜け、その向こうの庄内川に接続する。





●一方、僕らは矢田川の川沿いを延々と上っていく事になる
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この川沿いの道、これまで本格的に遡上した事が無かったのだが、今回のポタで「かなり使える道」という事が明らかになった







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川沿いの道なので、基本的に平坦。

歩行者・自転車専用道で、友達・カップル・ご家族で並走してゆくのも楽しいだろう








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途中、ダートになったり・・・







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道が一旦無くなるかと思わせられたり(よく見ると続いている)







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遡上したい(右に行きたい)のに下る道しかなくなったり・・・と焦らせられる事もあるが








●大丈夫!
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えんえんと川に沿って道は続く








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マジで、心を空っぽにしてぼーっと走り続けられる素晴らしい道だ!







●矢田川と香流川(かなれがわ)の合流点まできたら、後者に沿って進む
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川の上流に向かって右手を進んでいれば何も問題ない。

その後、川の分岐がある場合は左側の川(香流川)の右手を上ってゆく。








●長久手市内に入ったら、一応、ナビを確認しよう
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長久手イオンのすぐ近くで香流川から離れる必要がある。

まあ、ここまでくればどう進んでも楽勝だ。







●トヨタ博物館が見えてきた
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名古屋からのキョリはほぼ20km。







●楽勝で到着
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それなりに起伏があるグリーンロード(広小路から続く道)を走ってくるよりずっとラクでびっくり。

自転車に乗り慣れていない人には遠いキョリに感じるかもだが、「ルートの大半は自動車が通らない道」であり、かつ「平坦」なので、走ってみれば「めちゃめちゃラク」なハズだ。

ちなみに、単にこのルートを往復するだけであれば、帰りは一応「下り」になるのでなおさらラクだ。

(ただし、超初心者の方には、風が強い日には注意されたい)




次回、トヨタ博物館~東山動植物園見学の巻!



(つづく)


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