●KOU:「あ、大きな星が点いたり消えたりしている」
「あはは、大きい。彗星かなあ」
はっ
!!
あぶないあぶない。
ここ数カ月蓄積したストレスで「あっちの世界」へ行ってしまうところだった。
●しかし、僕はストレス耐性と孤独耐性だけは常人の10倍程度の数値を持っているつもりだ(*v.v)。。
ステータス
しょくぎょう:スチャラカかいしゃいん
LV:22
かしこさ:10
つよさ:10
こうじょうしん:5
やしん:3
ストレスたいせい:255
こどくたいせい:255
いちょうのつよさ:125
仕事に忙殺される時期さえ過ぎてしまえば・・・
●復活!!

・・・とはいえ、今回は脳を焼かれた期間がかなり長かったため、ちょっとだけ後遺症を感じる。
一刻も早くリフレッシュ旅に出てリハビリしたいところ。
そこで、4月2日の夜に思い立って宿だけを検索、富山県の宇奈月温泉(ウナヅキオンセン)に出る事にした。
当然、いつもならBROMPTONくんを連れていく。
しかし、日曜日は完全に雨であり、土曜日も現地到着が15時ぐらいになる為、乗る時間がほぼ無い。
否応なく「フツーの一人旅」として出かける事と相成った。
(本日、このブログ執筆時点で「僕は旅のさなかである」)
●2021年4月3日(土)8時43分発の「特急ワイドビューひだ3号」で名古屋を出発
ひだ号富山往復割引きっぷ利用でJR区間の往復料金13,040円。
目的地への交通費としては、この他に富山地方鉄道線 地鉄富山⇔宇奈月温泉往復で3,700円ほど必要。
合計16,000円程度。
レンタカーの方が安くて自由も効くが、とにかく疲れているので、
のんびり広々した空間で何も考えずに時々眠ったりしながら移動できる方法を選択した(´ε`)~♪
朝ご飯として手こね寿司(480円くらい也)を頂きながら、さっそくウトウト・・・
3時間半ほどで富山市付近に到達

立山連峰を背景とする富山の情景は、いつ見てもホントにステキ。
こんな街、多分、全国でも他にないよなあと思う。
ここからは富山地方鉄道に乗り換え、普通電車で2時間ほどの旅となる。
ローカル電車の旅が好きな人は喜ぶ路線なんじゃないかなあ、と思う。
ただ、僕は国内の鉄道旅で何か感じることがほぼほぼ無くなって、もう何年も経つ。
時間を持て余すので、結局、3時間ほどは仕事に時間を割り当ててしまった。
こういうところは自分でも非常に残念に思っている。
若い頃だったら車窓眺めながら何時間でも思案したり出来たのになあ。
「感受性の衰え」、「慣れ」、「景色自体の変化(全国共通のモノが増えた)」
・・・このあたりが原因なんだろうか。
●14:30頃、宇奈月温泉駅に到着
一応、少し厚めのコートを持ってきたのだが、全く必要ないほどあったかい
周囲には残雪もあるし、気温10℃くらいの予報だったハズなのに、大ハズレじゃないか?
駅周辺も、温泉街も、非常に静かだ・・・
お店、ほとんど開いていない様に見えるぞ。
●温泉街の先に、投宿先が見える
宇奈月グランドホテル。
ここしか空いてなかったので予約したのだった。
普段「グランド」なんて冠が着く(僕にとっては高級な)ホテルに泊まる事などないのだが、
まあ、今回は「リハビリ」として奮発してみることに。
・・・と、入口前まで行って「湯快リゾート」系列である事を知る。
え
?
湯快リゾートって爆安系のブランドじゃなかったっけ???
経営難に陥った老舗旅館が買収されたってパターンかしら?
●イヤな予感がする・・・
建造物は当然ながらグランドホテル時代のものだが、
調度品などは湯快リゾートのやり方で入れ替えたってとこらしい。
1泊2日食事付の料金を自動精算機で支払う・・・スーパー銭湯かよ。
20,000円弱也。
●『やっぱ、チープな感じだな・・・』
マンガコーナーとか、こういった休憩コーナーがあったりする反面、ラウンジなどは無い。
効率重視の姿勢が見て取れる。
●『・・・そうでないととても経営していられないのだろう』
普段せいぜい1泊7~8,000円くらいの宿にしか泊まらない僕だ。
1泊20,000円で、いつものホテル同然のオペレーションだと少しガッカリなのが本音。
『・・・結局、僕はこのレベル以上のホテルには泊まれないって事か- -;』
まあ、仕方ない。
部屋はどうだろうか?
古めかしい廊下を進み、古めかしいドアを開けてみると・・・
・・・社員旅行で使う宿の部屋がパッと思い出された。
ふすまを開けてみると・・・
狭っ
!
『マジかよ。三畳しかないぞ』
びっくりしながら、バルコニーコーナーとおぼしき正面のふすまを開けてみる。
『なるほど、そういうことか』
さっきの小部屋は居室への前室だったらしい。
ますます社員旅行の部屋っぽくなってきた。
『・・・しかし、予約した部屋は「和洋室」だったハズだけどな(・・)?』
畳部屋にベッドが置いてある部屋を想像していたが、何かの間違いか?
そう思いつつ、正面の障子を開けてみる。
ああ、こういう事か。
こうなってくると、一人旅にはムダに広い部屋という事になってくる。
カーペットの撚れがビミョーに気になる・・・なんか、残念だな。
でもまあ、普段僕が泊まる部屋の3倍くらいの広さはある。
システム効率化図ったり、このくらい「手抜き」しないと、1泊3万~4万くらいになるのかもだ。
●窓からは立山連峰の景色が見えた
絶景、というにはほど遠く、なんともビミョーな景色。
雪が積もっている時期に来れば、より新鮮な光景になるだろう。
せせらぎの音が響いてくるのは心地よい・・・(*v.v)。。
しかし、僕は気づいていた。
この旅、あまりにもする事がないぞ- -;
やむを得ず、せせらぎの音を聴きつつ、ソファに腰掛けて1時間ほどウトウト・・・。
それでも、17時に設定した夕食までまだ1時間ほどあるので・・・
●「ファミコンコーナー」に赴いて、ダブルドラゴンⅡに挑戦
いや、だって、ホテルの近くに喫茶店とかあるワケでもないし、散策する様な場所も無いし。
19XXねん、かくせんそうごのニューヨークをぶたいとするゲームだ。
まちではばをきかす ぼうりょくそしきにたちむかう きょうだいのけんぽうつかいがしゅじんこう。
●昔、やりこんだゲームなのでサクサク進む
超強力な必殺技「爆魔龍神脚」(だったかな?いわゆるとび膝蹴り)を徹底的に叩き込み、
殆どのザコキャラを一撃で倒しながら突き進む!
早、物語は終盤に!
殺された筈の恋人が登場して混乱する主人公・ビリー!
ストーリーをすっかり忘れた僕も、ワクワクしながら結末を見届けようとするが・・・
ラスボスにあえなくやられて、そこでタイムアップに- -;
●17時から夕食だ
バイキング形式の夕食らしい。
ちなみに、僕の宿代が20,000円近いのは通常料金より約4,000円高い「氷見牛プラン」だから。
他のプランは全て埋まっていた様で、僕にはその選択肢しかなかった。
●いつもと違い運動していないので、正直、おなかもさほど空いていない
揚げ物とかカレーとかピザとかグラタンとかは胸やけしそうで選択肢から外す。
まちがいなく「ごちそう」の夕食を前にしているのに、いつもの様に気分が上がらないのが意外。
『自分の足で移動した旅と、こんなに気分が違うものか・・・
』
●とりあえずいただきます(*v.v)。。
ゴキュゴキュゴキュ><。・・・
・・・うん、フツーのビール。
キツイ仕事もほとんど片付いたし、沁みるなあ。。。
・・・んんん???
やっぱり、いつもの「旅」と、味わいが全然違うぞ
●お肉も頂く(*v.v)。。
まあ、これも好んで食べるというよりは「このプランしか選べなかったので食べる」というもの。
こんなごちそうを目の前にしてこの感覚って、僕もずいぶん贅沢になったもんだよなあ・・・。
●モグモグ(*v.v)。。
・・・うん、美味しい(*v.v)。。
以上。
●があっ!!
なんなんだ、このアガらなさは
!
これは一体、どういう事なのか??
●温泉街に出てみよう
何の計画もなく出かけるってのは、やっぱりこうなっちゃうものなんだろうか。
全く、盛り上がる「なにか」を見出す事が出来ない

●・・・街は静まり返っている
営業している店の気配が無い。踏んだり蹴ったりだな。
浴衣と丹前羽織ってるだけで全く寒くない、というのは助かるけれど。
(天気予報の夜の気温7~8℃という予報もなんだったのかとは思う)
●開いているお店があった
ここで軽く飲み直していこう
●大将と女の子2人で切り盛りしているらしいお店だった
地ビールとお刺身とセロリの浅漬けを頂く(*v.v)。。
いずれもとても美味しかった。
お店の人と雑談し始めたあたりで地元の常連らしい若い男性が赤ちゃんを連れて店に入ってきた。
とてもかわいい赤ちゃんで、僕の気持ちも和む
ただ、雑談する空気は無くなり、静かに飲みながら地元の人たちのやりとりを眺める役回りになった。
「・・・まあ、いいか」
●22時前にホテルに戻り、「予約」していた大浴場へ向かう
コロナ対策で密を避ける為、入浴時間を予め指定しておく必要があるのだった。
●大浴場はガラガラだった
いつもなら「最高」と思うんだけど、今日はなんか物足りないな。。。
露天風呂はずいぶん狭かった。
●「じゃらん」で見た写真はこんなのだった
「女湯」って書いてあったっけ。
入れ替え制か、そうでなかったとしても男性用の露天風呂も同様の良さだろうと思っていたけど・・・
●どうやら違かったらしい
空の星がちょっと慰めてくれた様な気も。
でも、これだったら、樹木に当てるライトの光量を下げれば、満天の星も見えようにねえ・・・
●「フツーの一人旅」ってこんなに難しいものなのか?
僕はいつもBROMPTONくんと出かけているので何だかんだで盛り上がる事ばかりだったが、
「フツーの一人旅って意外に難しい」かも知れない。
そもそも「腹が減らない→食事を思いっきり楽しめない」というのが割とでかい。
いつもの旅の様に「投宿先についてホッとするという事がない」のもそれなりにでかい。
みんな、どうやって(フツーの)一人旅を楽しんでいるのだろう
?
今まで全く考えた事もなかった気づきに、俄然、好奇心が湧いてきた。
●これから色々な方々の「一人旅」を研究して…
僕も「フツーの一人旅」を楽しめるようにフィードバックする事にしよう。
そこそこお金使って出かけた先で「ダブドラⅡ」やるはめになるとか意味不明だし!
<翌日加筆>
●次の日・・・
朝8時から予約していた朝食バイキング。
カラダを動かす事も無い旅につき、主食→とろろ(ゆずみそ付き)を筆頭に、
サバの小さな切り身2切れと出汁巻き玉子1枚以外は全て野菜類。
●もう、これで十分だ・・・(*v.v)。。
無人のテラス席で、昨晩書いたブログを読みながらのんびりと頂く(*v.v)。。
・・・この記事、そのままだとやっぱり尻切れトンボ。
そこで、朝食後にダブドラⅡをやり直してクリアする事にしたぞ(☞゚∀゚)☞!
●ラスボス「なぞのかくとうか」までサクサクッと進む!
ボス:「おれのけんぽうと おまえらのけんぽうとのあいだで くりひろがられてきた
ながいたたかいに けっちゃくをつけるときがきたのだ。
おれのげんえいをやぶらなければ おまえらにかちめはないぞ。
さあ、かかってこい!」
ビリー:「おれは まけるわけにはいかないんだ!
かくごしろ かくとうか!!」
ゆけ! ビリー・リー!!
●後ろ蹴りを徹底的に叩き込んでボコボコにしてやる
やがて、なぞのかくとうか(ラスボス)は倒れた。
さあ、どんな結末だったっけ!?
●!?
えっ
!?
これって、「わが生涯に一点の曇りもな」・・・???
●なぞのかくとうかは言う
「ついに ながいたたかいもおわるときが きたのだな・・・
さいごに わがけんぽうにのこる ふるいいいつたえをおしえてやろう・・・
げんえいがひろがればあくまはよみがえり
2ひきのりゅうがてんをかけるとき てんしはまいおりる・・・
ぼうりょくというあくまは わたしとともにきえる・・・
さらばだ ダブル・ドラゴン・・・」
ながいれきしをもつけんぽう・・・
ぼうりょくというあくまはわたしとともにきえる・・・
ものがたりのぶたいは19XX年、かくせんそうごのニューヨーク・・・
ぼうりょくがしはいする よのなかでたたかってきたのが しゅじんこうだった。
『どこか別の世界で見たことがあるような、無いような・・・
???』
気のせいかな。疲れているのか???
とにかく、しゅじんこうのふくしゅうはおわった。
おわったのだ。
そして・・・
ユリアマリアンの目が開いた
!
エンディングのBGMはいい感じ
なんか色々思うところはあるが、ハッピーエンドになってよかった
さて、どしゃぶりになる前にチェックアウトして、僕も2021年の名古屋に帰ろう
(おしまい)
「あはは、大きい。彗星かなあ」
・
・
・
・
・
・
・
・
はっ


あぶないあぶない。
ここ数カ月蓄積したストレスで「あっちの世界」へ行ってしまうところだった。
●しかし、僕はストレス耐性と孤独耐性だけは常人の10倍程度の数値を持っているつもりだ(*v.v)。。
ステータス
しょくぎょう:スチャラカかいしゃいん
LV:22
かしこさ:10
つよさ:10
こうじょうしん:5
やしん:3
ストレスたいせい:255
こどくたいせい:255
いちょうのつよさ:125
仕事に忙殺される時期さえ過ぎてしまえば・・・
●復活!!

・・・とはいえ、今回は脳を焼かれた期間がかなり長かったため、ちょっとだけ後遺症を感じる。
一刻も早くリフレッシュ旅に出てリハビリしたいところ。
そこで、4月2日の夜に思い立って宿だけを検索、富山県の宇奈月温泉(ウナヅキオンセン)に出る事にした。
当然、いつもならBROMPTONくんを連れていく。
しかし、日曜日は完全に雨であり、土曜日も現地到着が15時ぐらいになる為、乗る時間がほぼ無い。
否応なく「フツーの一人旅」として出かける事と相成った。
(本日、このブログ執筆時点で「僕は旅のさなかである」)
●2021年4月3日(土)8時43分発の「特急ワイドビューひだ3号」で名古屋を出発
ひだ号富山往復割引きっぷ利用でJR区間の往復料金13,040円。
目的地への交通費としては、この他に富山地方鉄道線 地鉄富山⇔宇奈月温泉往復で3,700円ほど必要。
合計16,000円程度。
レンタカーの方が安くて自由も効くが、とにかく疲れているので、
のんびり広々した空間で何も考えずに時々眠ったりしながら移動できる方法を選択した(´ε`)~♪
朝ご飯として手こね寿司(480円くらい也)を頂きながら、さっそくウトウト・・・
3時間半ほどで富山市付近に到達


立山連峰を背景とする富山の情景は、いつ見てもホントにステキ。
こんな街、多分、全国でも他にないよなあと思う。
ここからは富山地方鉄道に乗り換え、普通電車で2時間ほどの旅となる。
ローカル電車の旅が好きな人は喜ぶ路線なんじゃないかなあ、と思う。
ただ、僕は国内の鉄道旅で何か感じることがほぼほぼ無くなって、もう何年も経つ。
時間を持て余すので、結局、3時間ほどは仕事に時間を割り当ててしまった。
こういうところは自分でも非常に残念に思っている。
若い頃だったら車窓眺めながら何時間でも思案したり出来たのになあ。
「感受性の衰え」、「慣れ」、「景色自体の変化(全国共通のモノが増えた)」
・・・このあたりが原因なんだろうか。
●14:30頃、宇奈月温泉駅に到着
一応、少し厚めのコートを持ってきたのだが、全く必要ないほどあったかい

周囲には残雪もあるし、気温10℃くらいの予報だったハズなのに、大ハズレじゃないか?
駅周辺も、温泉街も、非常に静かだ・・・

お店、ほとんど開いていない様に見えるぞ。
●温泉街の先に、投宿先が見える
宇奈月グランドホテル。
ここしか空いてなかったので予約したのだった。
普段「グランド」なんて冠が着く(僕にとっては高級な)ホテルに泊まる事などないのだが、
まあ、今回は「リハビリ」として奮発してみることに。
・・・と、入口前まで行って「湯快リゾート」系列である事を知る。
え


湯快リゾートって爆安系のブランドじゃなかったっけ???
経営難に陥った老舗旅館が買収されたってパターンかしら?
●イヤな予感がする・・・
建造物は当然ながらグランドホテル時代のものだが、
調度品などは湯快リゾートのやり方で入れ替えたってとこらしい。
1泊2日食事付の料金を自動精算機で支払う・・・スーパー銭湯かよ。
20,000円弱也。
●『やっぱ、チープな感じだな・・・』
マンガコーナーとか、こういった休憩コーナーがあったりする反面、ラウンジなどは無い。
効率重視の姿勢が見て取れる。
●『・・・そうでないととても経営していられないのだろう』
普段せいぜい1泊7~8,000円くらいの宿にしか泊まらない僕だ。
1泊20,000円で、いつものホテル同然のオペレーションだと少しガッカリなのが本音。
『・・・結局、僕はこのレベル以上のホテルには泊まれないって事か- -;』
まあ、仕方ない。
部屋はどうだろうか?
古めかしい廊下を進み、古めかしいドアを開けてみると・・・
・・・社員旅行で使う宿の部屋がパッと思い出された。
ふすまを開けてみると・・・
狭っ


『マジかよ。三畳しかないぞ』
びっくりしながら、バルコニーコーナーとおぼしき正面のふすまを開けてみる。
『なるほど、そういうことか』
さっきの小部屋は居室への前室だったらしい。
ますます社員旅行の部屋っぽくなってきた。
『・・・しかし、予約した部屋は「和洋室」だったハズだけどな(・・)?』
畳部屋にベッドが置いてある部屋を想像していたが、何かの間違いか?
そう思いつつ、正面の障子を開けてみる。
ああ、こういう事か。
こうなってくると、一人旅にはムダに広い部屋という事になってくる。
カーペットの撚れがビミョーに気になる・・・なんか、残念だな。
でもまあ、普段僕が泊まる部屋の3倍くらいの広さはある。
システム効率化図ったり、このくらい「手抜き」しないと、1泊3万~4万くらいになるのかもだ。
●窓からは立山連峰の景色が見えた
絶景、というにはほど遠く、なんともビミョーな景色。
雪が積もっている時期に来れば、より新鮮な光景になるだろう。
せせらぎの音が響いてくるのは心地よい・・・(*v.v)。。
しかし、僕は気づいていた。
この旅、あまりにもする事がないぞ- -;
やむを得ず、せせらぎの音を聴きつつ、ソファに腰掛けて1時間ほどウトウト・・・。
それでも、17時に設定した夕食までまだ1時間ほどあるので・・・
●「ファミコンコーナー」に赴いて、ダブルドラゴンⅡに挑戦
いや、だって、ホテルの近くに喫茶店とかあるワケでもないし、散策する様な場所も無いし。
19XXねん、かくせんそうごのニューヨークをぶたいとするゲームだ。
まちではばをきかす ぼうりょくそしきにたちむかう きょうだいのけんぽうつかいがしゅじんこう。
●昔、やりこんだゲームなのでサクサク進む
超強力な必殺技「爆魔龍神脚」(だったかな?いわゆるとび膝蹴り)を徹底的に叩き込み、
殆どのザコキャラを一撃で倒しながら突き進む!
早、物語は終盤に!
殺された筈の恋人が登場して混乱する主人公・ビリー!
ストーリーをすっかり忘れた僕も、ワクワクしながら結末を見届けようとするが・・・
ラスボスにあえなくやられて、そこでタイムアップに- -;
●17時から夕食だ
バイキング形式の夕食らしい。
ちなみに、僕の宿代が20,000円近いのは通常料金より約4,000円高い「氷見牛プラン」だから。
他のプランは全て埋まっていた様で、僕にはその選択肢しかなかった。
●いつもと違い運動していないので、正直、おなかもさほど空いていない
揚げ物とかカレーとかピザとかグラタンとかは胸やけしそうで選択肢から外す。
まちがいなく「ごちそう」の夕食を前にしているのに、いつもの様に気分が上がらないのが意外。
『自分の足で移動した旅と、こんなに気分が違うものか・・・


●とりあえずいただきます(*v.v)。。
ゴキュゴキュゴキュ><。・・・
・・・うん、フツーのビール。
キツイ仕事もほとんど片付いたし、沁みるなあ。。。
・・・んんん???
やっぱり、いつもの「旅」と、味わいが全然違うぞ

●お肉も頂く(*v.v)。。
まあ、これも好んで食べるというよりは「このプランしか選べなかったので食べる」というもの。
こんなごちそうを目の前にしてこの感覚って、僕もずいぶん贅沢になったもんだよなあ・・・。
●モグモグ(*v.v)。。
・・・うん、美味しい(*v.v)。。
以上。
●があっ!!



これは一体、どういう事なのか??
●温泉街に出てみよう
何の計画もなく出かけるってのは、やっぱりこうなっちゃうものなんだろうか。
全く、盛り上がる「なにか」を見出す事が出来ない


●・・・街は静まり返っている

営業している店の気配が無い。踏んだり蹴ったりだな。
浴衣と丹前羽織ってるだけで全く寒くない、というのは助かるけれど。
(天気予報の夜の気温7~8℃という予報もなんだったのかとは思う)
●開いているお店があった

ここで軽く飲み直していこう

●大将と女の子2人で切り盛りしているらしいお店だった
地ビールとお刺身とセロリの浅漬けを頂く(*v.v)。。
いずれもとても美味しかった。
お店の人と雑談し始めたあたりで地元の常連らしい若い男性が赤ちゃんを連れて店に入ってきた。
とてもかわいい赤ちゃんで、僕の気持ちも和む

ただ、雑談する空気は無くなり、静かに飲みながら地元の人たちのやりとりを眺める役回りになった。
「・・・まあ、いいか」
●22時前にホテルに戻り、「予約」していた大浴場へ向かう
コロナ対策で密を避ける為、入浴時間を予め指定しておく必要があるのだった。
●大浴場はガラガラだった
いつもなら「最高」と思うんだけど、今日はなんか物足りないな。。。
露天風呂はずいぶん狭かった。
●「じゃらん」で見た写真はこんなのだった
「女湯」って書いてあったっけ。
入れ替え制か、そうでなかったとしても男性用の露天風呂も同様の良さだろうと思っていたけど・・・
●どうやら違かったらしい
空の星がちょっと慰めてくれた様な気も。
でも、これだったら、樹木に当てるライトの光量を下げれば、満天の星も見えようにねえ・・・

●「フツーの一人旅」ってこんなに難しいものなのか?
僕はいつもBROMPTONくんと出かけているので何だかんだで盛り上がる事ばかりだったが、
「フツーの一人旅って意外に難しい」かも知れない。
そもそも「腹が減らない→食事を思いっきり楽しめない」というのが割とでかい。
いつもの旅の様に「投宿先についてホッとするという事がない」のもそれなりにでかい。
みんな、どうやって(フツーの)一人旅を楽しんでいるのだろう

今まで全く考えた事もなかった気づきに、俄然、好奇心が湧いてきた。
●これから色々な方々の「一人旅」を研究して…
僕も「フツーの一人旅」を楽しめるようにフィードバックする事にしよう。
そこそこお金使って出かけた先で「ダブドラⅡ」やるはめになるとか意味不明だし!
<翌日加筆>
●次の日・・・
朝8時から予約していた朝食バイキング。
カラダを動かす事も無い旅につき、主食→とろろ(ゆずみそ付き)を筆頭に、
サバの小さな切り身2切れと出汁巻き玉子1枚以外は全て野菜類。
●もう、これで十分だ・・・(*v.v)。。
無人のテラス席で、昨晩書いたブログを読みながらのんびりと頂く(*v.v)。。
・・・この記事、そのままだとやっぱり尻切れトンボ。
そこで、朝食後にダブドラⅡをやり直してクリアする事にしたぞ(☞゚∀゚)☞!
●ラスボス「なぞのかくとうか」までサクサクッと進む!
ボス:「おれのけんぽうと おまえらのけんぽうとのあいだで くりひろがられてきた
ながいたたかいに けっちゃくをつけるときがきたのだ。
おれのげんえいをやぶらなければ おまえらにかちめはないぞ。
さあ、かかってこい!」
ビリー:「おれは まけるわけにはいかないんだ!
かくごしろ かくとうか!!」
ゆけ! ビリー・リー!!
●後ろ蹴りを徹底的に叩き込んでボコボコにしてやる
やがて、なぞのかくとうか(ラスボス)は倒れた。
さあ、どんな結末だったっけ!?
●!?
えっ

これって、「わが生涯に一点の曇りもな」・・・???
●なぞのかくとうかは言う
「ついに ながいたたかいもおわるときが きたのだな・・・
さいごに わがけんぽうにのこる ふるいいいつたえをおしえてやろう・・・
げんえいがひろがればあくまはよみがえり
2ひきのりゅうがてんをかけるとき てんしはまいおりる・・・
ぼうりょくというあくまは わたしとともにきえる・・・
さらばだ ダブル・ドラゴン・・・」
ながいれきしをもつけんぽう・・・
ぼうりょくというあくまはわたしとともにきえる・・・
ものがたりのぶたいは19XX年、かくせんそうごのニューヨーク・・・
ぼうりょくがしはいする よのなかでたたかってきたのが しゅじんこうだった。
『どこか別の世界で見たことがあるような、無いような・・・

気のせいかな。疲れているのか???
とにかく、しゅじんこうのふくしゅうはおわった。
おわったのだ。
そして・・・


エンディングのBGMはいい感じ

なんか色々思うところはあるが、ハッピーエンドになってよかった

さて、どしゃぶりになる前にチェックアウトして、僕も2021年の名古屋に帰ろう

(おしまい)
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コメント
コメント一覧 (2)
読んでてすんごい気持ち分かっちゃいます。
傍から見れば、優雅で贅沢な旅なのに、何とも言えない手持無沙汰というか・・・。
部屋も広いと一瞬喜びますが、すぐさまスペースを持て余しますよね。
俺の場合、もはや自転車ありきの旅なので、一人旅どころか友達と普通の旅をしても気分は上がりませんよ。
30代半ばまでは、親友と年に1度は旅行をしていたのですが、自転車旅を始めてからは、自分で計画を立てて目標の場所へ行くからこそ景色を見て感動したり、飲み食いが楽しくなるのだと気づいてしまいました。
そうなると、親友とレンタカーで出かけて行って観光地回ってもなんだかなぁ~だし、居酒屋で具合が悪くなるほど酒飲んでも(親友は俺の数倍酒が強い)なんだかなぁ~、不健康な旅だなぁ~となり、そのうち疎遠になりました。
でもまあ、家でじっとしているよりは、リフレッシュ出来たのではないでしょうか。
俺は富山県にある宇奈月温泉というのは、初めて知りました。
まだまだ知らない場所がたくさんありますね。
それと、そのゲームも(オタクのくせして)初めて知りました。(^ ^;)
久しぶりにプレイしてクリアーって何気に凄いですね。
KOU
が
しました
コメントありがとうございます!
やはり、わかっていただけますか^^;
個人的には俺さんの少し前に時々出てきた「友人Lさんとの旅ネタ」とか好きでしたけどね😄
よく、俺さんについていけるもんだなあ、でも、「夜はご飯だけちょっと一緒に採ったらあとはバラバラ」とか面白いなあと思ってました。
僕はさほどストイックではないので、ツレがいるごく一部の旅はそれぞれのツレとそれなりに楽しく出かけますが、そうでない9割方の旅では、もう、BROMPTONくんがいないと難しいかもと思いました。海外ですらそうかも?
………そんな事を思いつつ、先週の鬱憤を晴らすために、現在移動中です!
KOU
が
しました