短い市内ポタから部屋に戻ってきた僕は、ベランダから通りを眺めていた
外気温は31℃。
日本なら蒸し暑さを感じるところだが、カラっとした空気なのでさわやかな感じ。
外気温は31℃。
日本なら蒸し暑さを感じるところだが、カラっとした空気なのでさわやかな感じ。
イスに腰をおろし、ベランダの手すりに足をかけ、腕を組んで物思いにふける(*v.v)。。
前だったらこんな事せず、一刻の時間も惜しみ、町なかに走りに出ただろう。
しかし、今回は違う。
いや、そういえば1年前(2022年9月)の「大東島ポタ」も、「移動すること主体の行程」でなく「のんびりできること」を優先した旅先だった。
僕は、しばらく前から既に「走り続けるのに疲れてる」のかも知れない。
●それもむべなるかな(*v.v)。。
ずっと走り続けてきてぼちぼち40代も終盤。
好き勝手やってようがやってなかろうが「疲れて当たり前」。
休息が必要なのさ(*v.v)。。
部屋に戻り、商店で買ってきたアルコールと渇きものをいただきつつ、今年購入したXperia1Vで様々なポタのテーマ曲を聞きつつのんびり過ごす。
・・・まあ、とりあえず今日この後はゆっくり過ごそう
そして、明朝は早くから古代都市「ビブロス」までガッツリ走るのだ。
08.(レバノン)
港町ベイルートの夜はふけゆく 篇
●テレビをつけてみたりもする
3年前までは国内外問わず旅先でテレビをつけるなんてことは殆どなかったが、最近はそうでもない。土地柄が見えて面白いと思うことが増えてきたのだ。
『しかし、アラビア語だと1単語どころか1文字もわからないな』
と、思ったら英語のニュースも流れた。レバノンは英語も広く使われているという。
ニュースによると、レバノンでもクマによる被害が散発していて、キャンプ中の人が襲われたとのことだ。
大爆発のニュースも流れていた
戦争・紛争の類ではなく、何かのプラントで爆発事故があったらしい。2020年にもベイルートの港が吹っ飛ぶほどの大爆発事故があった国だし、明日、ポタ中に吹っ飛ぶこともありえそうだ。
ところで皆さん、テレビ画面に走る「ノイズ」を見て「これはもしや」と思ったりしないだろうか?
●レバノンのテレビはアナログ放送らしい
「なつかしい!」
試しにデタラメにチャンネルを変えて、画面に現れた「砂嵐」に思わず声を出す。
試しにデタラメにチャンネルを変えて、画面に現れた「砂嵐」に思わず声を出す。
●ロマン探求ポタ(*v.v)。。中東世界テーマ曲
KONAMI Pop'n Music(2010) ♪The Sky of Sadness
●20:20
ゴロゴロしてるうちに、ベイルートの街は夕闇に包まれていた。
『いかん、晩ごはんを食べにいかなくては』
急いで、BROMPTONくんとともに部屋を出る。
●やっぱり怖い
全体的に街は暗く段差が見づらく・・・
運転マナーも当然劣悪、信号も全て消灯してる。
ピンクのネオンが多いあやしい雰囲気の街角や、何を考えてるのかわからん人々・・・
●落ち着かない!
そこまで用心する必要も無い筈(そうでもない事は翌日知ることになる)だが、どうも何かに絡まれそうで、賑わってるレストランやらバーやらになかなか入れない。
●デザート店などであれば入りやすいのだが・・・
まさか、晩ごはんにケーキやジェラートもないよなあ・・・
逡巡して町をうろつく間にも時間は過ぎ、このままでは『いつものプリングルスコース』必至。
しゃあない、レストランとかは諦めて、酒飲めそうなオープンテラスのカフェに入ろう。
ちょうど、通りの角に敷居の低いカフェがある。
地元客っぽい老人が1人でのんびり飲んでる雰囲気も悪くない。
「ごめんくださいよ」
●やっぱり怖い
全体的に街は暗く段差が見づらく・・・
運転マナーも当然劣悪、信号も全て消灯してる。
ピンクのネオンが多いあやしい雰囲気の街角や、何を考えてるのかわからん人々・・・
●落ち着かない!
そこまで用心する必要も無い筈(そうでもない事は翌日知ることになる)だが、どうも何かに絡まれそうで、賑わってるレストランやらバーやらになかなか入れない。
●デザート店などであれば入りやすいのだが・・・
まさか、晩ごはんにケーキやジェラートもないよなあ・・・
逡巡して町をうろつく間にも時間は過ぎ、このままでは『いつものプリングルスコース』必至。
しゃあない、レストランとかは諦めて、酒飲めそうなオープンテラスのカフェに入ろう。
ちょうど、通りの角に敷居の低いカフェがある。
地元客っぽい老人が1人でのんびり飲んでる雰囲気も悪くない。
「ごめんくださいよ」
ガチャ★
ドアを開けて入店すると、スマホをいじりながら1人で店番してる青年スタッフが「ハロー」と声をかけてきた。
●メニューを拝見
「レバノンの郷土食はないかしら?」
店員に訊くと、kebbe(クッバ)がレバノンの郷土料理と教えてくれた。(→詳しくはwikipedia)
青年店員「でも、料理はもうオーダーストップで注文できないんだ」
ドアを開けて入店すると、スマホをいじりながら1人で店番してる青年スタッフが「ハロー」と声をかけてきた。
●メニューを拝見
「レバノンの郷土食はないかしら?」
店員に訊くと、kebbe(クッバ)がレバノンの郷土料理と教えてくれた。(→詳しくはwikipedia)
青年店員「でも、料理はもうオーダーストップで注文できないんだ」
ズコーッ - -;
「ミックスナッツは出せる」というので、それで飲んでいくことにしよう。
●おビールは・・・
KOU「おすすめのローカルビールを頼むよ」
青年店員「わかった」
1ドル145円(旅行時)だから、こういう店で提供される価格としては日本より割高だな。
●青年店員「おまたせ!」
・・・グラス、出てこないんだな。
●当然、見たことないおビール
『どうせゲロマズだろう』
そう思いつつ、栓を開けてお口に運ぶ・・・(*v.v)。。
グビグビグビグビ・・・><。
アヒィ、うまい!
「ミックスナッツは出せる」というので、それで飲んでいくことにしよう。
●おビールは・・・
KOU「おすすめのローカルビールを頼むよ」
青年店員「わかった」
1ドル145円(旅行時)だから、こういう店で提供される価格としては日本より割高だな。
●青年店員「おまたせ!」
・・・グラス、出てこないんだな。
●当然、見たことないおビール
『どうせゲロマズだろう』
そう思いつつ、栓を開けてお口に運ぶ・・・(*v.v)。。
グビグビグビグビ・・・><。
アヒィ、うまい!
飲みやすくて爽やか!
僕好みのおビールだった。
僕の他の客は、新聞読みながらのんびり飲んでるじいさんだけ。
なんか、落ち着く。
おいしい異国のおビールと、かわきもの。
心地よく吹き抜ける風。
夜遅くなっても減らないクルマの走行音。
真っ暗な信号機。
手元にはBROMPTONくん。
・・・なんだかんだで、今回もいい旅なんじゃないの?
●ほろ酔いでホテルにもどる( *´ 3`)/"
この状態で変なのに出くわすとマズイ。
途中、お店で飲み物と渇きもの買って・・・
●21:51
とっととホテルに戻る。
ホテルスタッフはとてもフレンドリー。いちいちチャリを出し入れして目立つこともあるのだろうが、色々と話しかけてきてくれる。
いつもの「せんたくぶくろ」で衣類を洗い、ベランダのイスにつるしておく。この湿度と気温なら、間違いなく、明日の朝までには乾いてるだろう。
そして・・・
●Xperiaで「ロマン探求ポタのテーマ(*v.v)。。」をかける
自分の中に、ふつふつと「やる気」が満ちてきているのを感じていた。
正直、この国で長距離ポタをするのは「想像していた以上に勇気がいる」と痛感していたが、明日の僕ならできるだろう。
現在、時刻は22:30。
早く寝て気力・体力をチャージして、明日は確実にスタートしなければ!
こういう時のために持ってきた睡眠導入剤を2包飲み、やがて僕は眠りに落ちたのだったzzz
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