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(4)おだやかな夏の日のBROMPTONポタ+昼食篇
※アップした記事が冗長だったので3分割しました。











●クルマに戻ってBROMPTONくんを展開!
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え?

「ポタの行き先はどこか?」って??

実に良い質問だ。

それは・・・





●阿寺渓谷キャンプ場!
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この越百川(コスモガワ)で諦めかけた時に「あっち行こうかな」と思ったキャンプ場。

そして、記念すべき第1回目のBROMPTONキャンプ場所でもある(非営業期間だったけど)。







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もし、僕がこっちを妥協してあっちでやっていたらどうなっていたのか・・・?

「if」の世界を検証しに行ってみようというわけだ






●阿寺渓谷はここから約10kmほどの場所
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しばらく川沿いの道をのんびり走り・・・~♪





●以前訪ねた岩出観音を眺めつつ・・・
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まるで清水寺の様なお寺だったりする。






●木曽川を渡ったりして・・・
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●大桑村ののどかな田園風景に・・・
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●心癒される(*v.v)。。
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下り基調ゆえ、マトモに走れば一瞬で着いてしまう道のりを、

のんびり、のんびりと走り続けること約1時間・・・








●阿寺渓谷の入口に到着
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あの橋の前を右手に曲がると、阿寺渓谷に向かう山道の入口。

さて、いっちょ上ってみるか・・・








●・・・あれっ!?
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シャトルバス乗り場!?

なんと、マイカー乗り入れが不可になってるぞ!

つまり「激混スポット」という事だ。

BROMPTONでならこの坂に入る事は可能かも知れないが、間違いなくシャトルバスの邪魔になろう。

そもそも、混雑スポットと判った時点で行く必要も「ゼロ」になった。








●そのゲートの隣の阿寺川からは何やら大音量の音楽が・・・
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数組の家族やらグループやらが来て水遊びを楽しんでいるようだ。







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子供時代の夏休み、故郷・岩手の渓流で同じ様に遊んだ事を思い出す(*v.v)。。

これはこれで、かなりステキな夏休みの思い出になるだろうね

ただ、子供連れやグループならともかく、僕が1人でこの中にいたらステキな拷問だ。






●もはや気は済んだ
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「正解」とわかった越百川のキャンプサイトに戻ろう。

帰りは上り基調なので、着く頃には汗だくになっている筈。

・・・と、大きな橋を渡って左に曲がった丘の上に、何かあるのに気付いた。







●これはなんだろう
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とても良い「木の香り」が漂ってくる。

積まれているのは木曽檜(ひのき)か・・・。

江戸時代は幕府が御用林として厳重に管理し、今なお国内最高級と評される木材だ。







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「貯木場」

そうか、今でこそトラックで運ぶんだろうけど、昔はすぐそばの木曽川で流していたのか。

そういえば、丸太の上に乗って棒で器用に材木をコントロールしながら下流まで運んでいたとか。

なるほどなるほど。






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周辺には材木加工場も多いぞ。

木材の香りがそこら中に漂っている(*v.v)。。






●すぐ近くには趣きのある旅館
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ここは・・・





●野尻宿

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たしか「七曲がり」とか呼ばれていたカーブの多い宿場町だっけ。

火災が多かった為に往時の建物はあまり残っていない。

でも、他より長かった宿場の面影は今でも結構伝わってくるし、

「観光地」してるわけでもないのに旅館などもまだまだ健在。

個人的に気になっている宿場で、次に木曽路を旅する時は、この宿場に泊まりそうな気がしてる。

宿場の順番としては、平安京側より、馬籠ー妻籠ー三留野(みどの)ー野尻ー須原






●そして、ここまでギリギリ保っていた空が、ついにほころびた
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今日ももともとは雨予報じゃなかったハズ・・・まあ、仕方ない。

街道に面した古い空き家の軒下で雨宿り。

旧家の庇(ひさし)は大きくて助かる

空の様子から、この先は天気が崩れそう。

出来るだけ早く戻ろう。






●その先に進むと「キキッ!」と声がして、おサルの一団
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キャンプ中、夜に出くわすと鬱陶しい連中。

他方、交通量の多い道路沿いで出くわすと、クルマに轢かれないかと心配になる。









●案の定、道路を渡るつもりらしい
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ボスっぽいのが道路を横切ると、他のメンツが次々に後を追っかけて道路を渡っていく。







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ところが、一団と一緒に道路を渡りにいった子ザルが、

「キキッ!!」と甲高い声を上げて、引き返してしまった。

ビビッてしまったようだ。






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と、母サルか兄姉ザルか判らないが、ひと回り大きなサルがすぐさま駆け寄って・・・







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子ザルをおなかにしがみ付かせ、パッと通りを渡っていった。

子ザルが声を上げてから、通りを渡り切るまでおよそ4~5秒

見事な家族連携じゃないか。






●再び雨宿りしながら思う(*v.v)。。
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人間以外の生き物にも「日々の暮らし」がある事を思い知らされる。

あの感じだと「会社」はなくとも「シゴト」や「社会」はあっても不思議ではない。

よくよく考えると、キャンプしにやってくる僕という存在の方が、彼らにとって非常に迷惑だろう。

僕からしても彼らは「先住民」みたいなもんだし、極力接触しないように配慮せねばな・・・。






●それにしても、木曽路のポタリングは気持ちいい
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多少の雨に降られても、山や森が喜んでいるように見えて、すがすがしい

ディズニーのアニメなら、きっとそこら中の木々が歌でも唄ってるんだろう。







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この地でのBROMPTONキャンプは、やはり僕にとっては「鉄板」か







●やがて、大桑村内にあるスーパーに到着
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キャンプ用ガソリンこそ村内では手に入らないものの、

燃料用アルコール含めてそれ以外のモノであれば大体ここで整う








●虫除け系のモノも買っていくか・・・
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お手製のハッカスプレー2本持ってきていたものの、

清流沿いという事でメマトイやアブがガンガン寄ってくる為、早晩なくなりそう。

どっちもハッカスプレーと比較すると全く頼りにならなそうだが、それでも無いよりマシだろう。









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その他、食材の他に保冷用の冷凍ドリンク+氷なども入手して、

あとはキャンプ地に戻るだけ!







●外はすっかり晴れ渡り、真夏の景色になっていた
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本日、大桑村の予想最高気温は32℃。

川沿いのテントサイトは30℃を少し切るくらいじゃないかな。

過ごしやすそうだ。






●須原宿を抜けて向かう
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ここは清水の多さが特徴の宿場で、「水舟」と呼ばれる水汲み・洗い場が宿場内各所に見られる。







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観光地化されていないがためにそれほど知られていない。

個人的には、ここの宿場の静謐さがとても好き

泊まれるなら泊まりたいが、宿があるかどうかちょっと判らない。







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木曽路、また秋にポタ旅しに来よう






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須原宿を後にし、峠を越え、約6km程度の道を汗だくになりながら走るアツイー







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しかし、キャンプ地近くになると、一気に涼しくなってくる~♪








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このトンネルを抜けたところが、今回の僕のキャンプ地。







●すっかり晴れて、水の色も明るくなっている
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こうなってくると、やりがいもあがってくる







●これだけ晴れると、タープ張ってよかった
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たまたま今は木陰だが、朝の陽ざしの直射も防いでくれたし、この後の時間帯も同様だろう。

さて、時刻もボチボチお昼時。

昼食を作ることにするか。






(つづく)





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