●2020年9月21日(月祝)12:44
名古屋~鳥取ポタ_pass3

大名古屋~鳥取ポタ旅の途上、僕は近江国から若狭国に入っていた

熊川宿(クマガワジュク)?初めて知る宿場だぞ






●道の駅熊川宿には「鯖街道ミュージアム」というものがあった
鯖街道ミュージアム

休憩がてら、入ってみよう






●古代~近代までの「鯖街道」の様子が画で示されている
鯖街道ミュージアム内部

・・・まあ、いわゆる「交易路」ってことだよな

鯖街道(若狭街道、丹後街道など)は日本海側から平安京を結んだ交易路として知られているが、実は大和朝廷時代以前から機能していたもののようだ。

古代には塩、酢、各種海産物や酢〆の鯛寿司などが朝廷に向けて、中世には大陸から日本海の港町に入った各種交易品が、そして近世には「鯖寿司」が平安京に送られたのだそうだ。






ルート構成図

ここ熊川宿は天正時代(江戸時代のチョイ前)に整備された若狭街道の宿場という。

近くにはより古い「針畑越えルート」があり、現代でも往時の面影を残す散策路として存在しているそうだ。

その高度800mで、昨日越えた武平峠とほぼ同じ。

・・・サポーターがあっても無くても御免被る(*v.v)。。キリッ





●それにしても・・・
土産品

こういうスポットがあるなら、ここで昼ご飯買って食べてもよかったな





鯖ずし

名物の鯖寿司、僕も大好物だし・・・






焼きあなご

「焼きあなご」これもとても美味しそう

コンビニのおむすびとかじゃなく、こういう『地のモノ』を積極的に食して旅したいよね!





●・・・あれ?
焼きあなごの裏側

なんじゃそりゃ









名古屋~鳥取ポタtitle_re





④2日目中半(熊川宿→舞鶴、ホント宿にたどりつける?)










●道の駅を出発し、熊川宿に入ってみると・・・
熊川宿

おお

思ったよりかなりすごい!

歴史的な町並みがおそらく1km近く続いている。








熊川宿古い建物

建物も相当に古い。

2階など窓にガラスが張ってない格子窓じゃないか

板の雨戸すら張ってないこういう本当に古い町屋で、現役の住居として使われている建物を見るのは初めてかも知れない。






●寺コン??
寺コン

通りには活気があり、そうとう街づくりを頑張っている様子も伝わってくる。






●「BROMPTON旅」ならではの発見だったな
BROMPTONと水路

僕は(国内旅では)あまり下調べせず出かけるのでかなりの確率で「いろいろ失敗」するのだが、反面、出逢うモノの大部分が「予期せぬ出逢い」となるので、割と簡単に「感動」したりする






BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道

さあ、舞鶴に向けてあと50km弱。張り切って漕いでいこう






●折り畳み自転車「ストライダ」で旅している人がいる
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 ストライダ

時速20kmで余裕でちぎる(´ε`)~♪

BROMPTON、欲を言えば「平坦地で頑張って回さなくても30km/h出るくらいの重めのギア」があれば、ポタ旅はもっと楽しくなると思う。









●海まではまだ多少のキョリがありそう
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 トンネル

ちょっとした峠、トンネルが続く。





●なかなか海が見えてこない事が、ちょっとしたストレスに
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 林の中

昨日は峠越えで120km、今日も既に60km以上走っているし、どうも少し疲れてきているようだ。





●・・・と、ここで
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 海が見える

おお、ようやく海が見えた






●自力で日本海側までやってきたのは初めてだ
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 日本海

東北出身の僕の感覚では「日本海=西の海」だ。

「自力で西の海に来た」という感覚が、ひとつの思い出を呼び起こす。







●2019年9月15日(日)15:38のロカ岬到達
DSC00959

ポルトガルの首都リスボンからユーラシア大陸最西端の岬まで自走したポタ。あの時も同じように「西の海に来たなァ」という感覚だった(道程は今日と比較にならない地獄だったけど)。







●この海もとても素晴らしい
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 日本海

僕、日本海大好きだしね!

ハワイから帰ってきてスグに島根県の日御碕灯台付近の海見て、圧倒的な青さ・美しさに感動してますます日本海のファンになったのもいい思い出。







●・・・おや?
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 看板

あれは・・・







●あっ
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 自転車道

あるのかあ、こういうヤツが!

うーん、気になる。走ってみたい。しかし、体力が不安

こういう時、ブロンプトンマスターなら鼻歌交じりで試しに行きそうだが・・・







●僕はまだまだその域には到達できそうにない
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道2

明らかに疲労を感じ始めているし、目的地到着最優先で行く!








BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 橋

海を越えて半島に渡る橋を見つける。







BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 看板 (2)

原発行きの橋か

いかにもこの土地らしく気になるが、華麗にスルー!






●14:51、だいぶ疲れてきて「道の駅」で休憩
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道の駅

やばいな、平坦地なのになんか一気に疲れてきた

気温30度以下のハズなのに結構暑いし、体力消耗しているのかもだ。







●はふぅ
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道の駅2

鉄道模型のジオラマがある小さな道の駅にヨタヨタと入る。






●道の駅というより「食堂」といった感じ
DSC08454

色々な定食が600~800円前後のお手頃価格で食べられるらしい。






●トンカツに自信があるらしい
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 張り紙

トンカツ、もう何年も食べてないな。

BROMPTON購入してスグの頃(2013年)、京都ポタで立ち寄ったトンカツ屋さん美味しかったな。。。





●しかし、ごはんは目的地についてからしっかり食べるつもり(*v.v)。。
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 ソフトクリーム

美味しく晩ごはんを食べるためには、おなかをすかせておかないとね!

妥協して「メロンソフト」を購入、甘くてとてもおいしい






●再び舞鶴を目指す
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 釣り船

道沿いにたくさんの釣り船屋さんを数える様になってきた。

1mを余裕で越えるサイズの魚拓を貼り出している店などもあり、興味をそそられる。






●それにしても、遠いな
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 海沿いの道

1日120km弱というキョリは少なくとも今年10回は走っていて「もはや大したキョリじゃない」と思っていたが・・・やっぱりそれなりの長距離なのかも知れない。






BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道3

ホント、僕は一体何のために毎度毎度、こんなバカバカしい「移動」を繰り返すのだろう?







BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道4

なんでこんな事やってるのか・・・

『全然わからない






●あー、疲れたあ
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道5

漕いでも漕いでも舞鶴に到着しない。

いい加減、うんざりしてきたその時・・・







●おおっ
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴市

きたぁ!舞鶴市!!









改めて思う(*v.v)。。。

なんてステキな名前の町なんだろう。

そして、この旅5つめの都道府県・京都府に突入だ!










●投宿地についた事で一気にテンションがあがる
279bdb8e.png

これで、とりあえず(本日は)この馬鹿げた作業(チャリを漕いで100km超とか移動すること)から解放されるぞ!









BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 道6

そこから投宿地まではそれでもちょっと距離はあったが・・・







BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 港町

明らかに日が陰ってきた16:30頃には「港町っぽい景色」の中に到達








BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 港

フェリーらしき大きな船の姿も確認!







●ほどなく本日の宿、シーサイドホテルパルコに到着!
BROMPTON旅 ポタリング 舞鶴 シーサイドホテルパルコ

海沿いのホテル。

部屋からの眺めも期待できるか!?









MAP舞鶴

近江国栗東の宿を出て高島、熊川宿を経由して若狭国舞鶴まで112kmを無事に走破!

思ったより体力は消耗したが、不安だった「ヒザ」に異常なく到着できたのはラッキーだったといえるだろう。

早速チェックインして、あこがれの港町・舞鶴を少しポタしてみる事にしよう。

その後は待ちに待った晩ごはんだ



(つづく)






<ヒマつぶしにはなったよ!と思われたら、ぜひ、ポチお願いします!>