●2020年9月21日(月祝)06:25
アートリッツホテル廊下

たっぷりの睡眠から目覚めた僕は、上機嫌でホテルの食堂へ向かっていた(´ε`)~♪

素泊まりで予約していたホテルだったが、チェックイン時にカウンタースタッフに営業されて、1,000円程度の追加料金を払って朝食付きにしていたのだ。







●お!
アートリッツホテル朝食

多分、今まで泊まったビジホで一番キレイにまとまった朝食








アートリッツホテル朝食アップ

普段ロクな朝食を食べていないので、少量多品目の朝食を頂くだけで「旅気分」がUP

一品ひと品よーく咀嚼して味わいながら、本日の行程をイメージしてみる。






●今日は初めて自走で日本海側に進出!
名古屋~鳥取ポタ_pass2

本日の目的地は舞鶴(マイヅル)。

日本海側の港町から平安京まで各種物資の交易に使われた丹後街道・若狭街道(いわゆる「鯖街道」)を走行する事になる。









BROMPTONとアートリッツホテル

さあ、行くぞBROMPTONくん!










BROMPTONアートリッツホテル前

以前、シゴトで出かけた鳥取・島根がとてもステキだったから、同じ日本海側の舞鶴周辺もきっとステキに違いない

珍しく出だしからかなり高いモチベーションでアートリッツホテルを出発!










名古屋~鳥取ポタtitle_re




③2日目前半(栗東→若狭国、ヒザは大丈夫か?)










●ホテルを出発してスグ古い町並みに入る
勝部の町並み

滋賀県って本当に古い町が多い。

その先に・・・






●勝部自治会「火まつり」交流館??
勝部自治会火祭り交流館

自治会がこんなに立派な建物持ってるなんて珍しいな。

っていうか「火まつり」って何???









●あっ
勝部の火祭りポスター令和2年

ド迫力のポスターが張ってあった。

いくつか張られている案内版などを見ると、めちゃめちゃ凄い祭りらしい

若い頃はこういう地域文化的行事に全く関心が無かった僕だが、シゴトを通じて各地の無形文化財に触れる機会が多くなった結果、その魅力にハマりつつある。

残念ながら今年(令和2年:2020年)はコロナ禍で中止になったようだが、いずれ必ず見に来たい。








勝部の町並みと水路

すれ違う見ず知らずの野球少年たち




野球少年A:「こんにちは!」

野球少年B:「こんにちは!」

野球少年C:「こんにちは!」

野球少年D:「こんにちは!」

野球少年E:「こんにちは!」

野球少年F:「こんにちは!」





KOU:「こんにちは!」






ああ、こういう文化も遺っている地域なんだ。ますます再訪しよう






●そのすぐ先に、またしても歴史的な街並み
守山宿

これは明らかに宿場だな

辺りを見ると、中山道67番目の宿場「守山宿」だった。

地名は以前から知っていたが「比叡山の東の関門(比叡山を守る)を意図して『守山』という名になった」と初めて知る。

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●その後、しばらく味気ない市街地を走り続け・・・
ピレリ守山

見事、復活を遂げた『元ゴーストタウン』ピエリ守山と琵琶湖が見えてきた。







●琵琶湖大橋で対岸に渡る
琵琶湖大橋

BROMPTONくんでも何度越えたか覚えていないくらいおなじみの橋は、BROMPTONくんに乗り始めた2013年頃は上に上がるまでにヘロヘロになったりしていたが・・・








琵琶湖

今日は息ひとつ切らすことはない(注:全く、大した事ではない)(*v.v)。。

それにしても、ホントにいい天気








琵琶湖と比叡山

比叡山もよく見える。

勿論、BROMPTONくんで上る気などは全くない(*v.v)。。








●いやあ、快調快調♪
田舎道

ほんと、僕はこういう景色が大好き。








ビワイチ蓬莱付近

よほど好きなだけに、1か月に複数回近江国を走っていたりする。









飛び出し坊や

もし、僕が15歳ほど若くこの場所と出会っていたなら・・・







BROMPTONと琵琶湖

僕は大阪支社に転属を願い出ていたかも知れない。

そして、人生の中の一定期間、この近江で暮らしていたかも知れない。










琵琶湖でボート遊び

勿論、現実にはその時々色々な出来事があって、色々選択しながら生きているから・・・









松の浦常夜燈

「必ずしもそうなった」ハズもない。








田舎の青空

ただ、とにかく、今現在の僕はこの近江の環境がホント大好きって事は間違いない








●顔なじみの湖西線高架橋下のヤギに挨拶(´ε`)~♪
湖西線高架下のヤギ

ここに3頭いるヤギのうちの1頭がとても人懐っこい。

BROMPTONくんを停めて眺めていると、必ず近寄ってきてわざわざ目の前でしゃがみ、草を食み始める






●ほどなく高島市に到達
高島市入口

1週間前の「大失敗ポタ」と真逆で、路面状況もマシンも絶好調

前回リタイアした「北小松駅」を華麗にパスして、グングン先に進む。








●出発から2時間30分経過
セブンイレブンで休憩

白髭神社手前のセブンイレブンで小休憩

・・・と、ここで「ヒザ」がいつもと違う事に気づく。











あっ!

ヒザサポーター(家に)忘れてきてる
 











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かつてポタ旅3~4回に1回程度の割合でヒザ痛に悩まされ続けた僕の秘密兵器。

昨年(2019年)の海外ポタ前に購入、以来10km程度以上走る時には必ず装着する様にしているのだが、これを着用する様になって以降、「ポタ旅」や「トレーニングポタ」で一度もヒザ痛を感じた事が無い






●なんで、よりによって今回忘れちまうんだ・・・
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っていうか、昨日の武平峠越えでよくヒザぶっ壊れなかったな

そして、2日連続で110km走る今日もかなり危ないし、仮に今日何とか保ったとしても3日目の160km超では100%ぶっ壊れるだろうorz・・・








●もう、出来るだけヒザに負担かけずに走るしかない- -;
白髭神社

こういう立ち寄りスポット(例:白髭神社)があっても・・・









満車の白髭神社

何かしらの理由をこじつけて立ち寄らない様にして・・・








高島市の湖面

華麗にスルー、出来るだけペースを一定にしてノタノタ走り続けるしかない








●高島市の古い町並みの中をゆく
高島市大溝の町並み

湖西線「高島駅」付近にある大溝(オオミゾ)集落。

僕は数年前この地域でシゴトをさせていただいた事があるが、本当にステキな場所









高島市大溝の町並み2

こういった古い建物も勿論なのだが、町全域に「古い水路」がほぼ往時のままよく遺っている上、しかもそこに現代の配管も入れて現役で使用していたりする。

立ち寄って見聞を広めていくつもりだったが、向かい風も出てきており、ヒザを考えて泣く泣くスルー







●近江今津近くの分岐点にやってきた!
交通案内看板

いよいよ若狭方面に向かう道だ。

ここまで出発から3時間50分。








道路とトラック

大したことないアップダウンも、ヒザの疲労蓄積がとにかく不安








夏の田舎道

だけど。








小川

景色に本当に癒される








道

空の色、日差し、木陰、鳥のさえずり、木の葉の音、木の香り、全てが気持ちいい













この辺りは歴史的な情景がよく遺っている事で有名な朽木村(くつきむら)。

今日立ち寄っていくつもりだったか、やはりここも泣く泣くスルー。

その分、来年(2021年)、高島市だけを泊りがけで深堀りするポタ旅を実施しよう。


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サクラの時期がいいかな・・・。












●しかし、ちょっと妙だ
BROMPTONと川

なんだろう、この「不自然なほどの大自然っぷり」は

何でもない場所のハズが、まるで国立公園クラスに土地利用されていない。

ふしぎだ。












●・・・まあ、いいか
MR-G7100

ステキな大自然なら利用させてもらえばいい。

ちょうどお昼だし、小川のほとりに足を踏み入れてお昼ごはんにしよう

そう思い、脇道から川に降りようとしたら・・・











●そういうことか
演習地

手つかずなワケだ。








●まあ、いいさ(´ε`)~♪
おむすび

橋の上でキレイな小川を眺めながら、セブンで買ったおむすびを頂く(*v.v)。。

・・・以前は何も思わずに食べていたが、自作のおむすびに慣れてしまった今、ちょっと残念なお味。

まあ、手間や食材のコスト考えればコッチの方が3倍はお得だから仕方ない。











●12:40、この旅で4県目「福井県」に突入
福井県入口

旧国名では「越前国」かと思っていたら「若狭国」らしい。

信長の野望で京極なんとかがいた地域かしら。








●お・・・
道の駅看板

道の駅「若狭 熊川宿(クマカワシュク)」だって

思わずフラフラ~と駐車場に吸い込まれていく。







●ここまでの道程
名古屋~鳥取ポタ_pass3

現在時刻は12:42。

栗東を出発して5時間20分、およそ55kmを走行して残りキョリも55km。

低いとは言えど国境の「峠」も越えてはいるし、かなり順調。

そして、この熊川宿は予想以上にステキな宿場なのだった


(つづく)






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