●2020年9月20日(日)09:13
昨晩、気合入れて早めに寝たにも関わらず9時を過ぎてもまだ自宅にいるという- -;
モチベーションの低さを示しているといえよう。
●結局、シゴトが忙しすぎるんだよな~
ただ、それを組んでるのは僕自身なんだよなー- -;
自分で全て組める立場なのに、わざわざ忙しくなるほうへと進んでいってしまう。
●コツコツ育ててきた事業がコロナの影響をほとんど受けないのは本当によかったけど…
僕の気力がいつまで保つかは、まだ別の問題なんだよな~
今日は本来連休2日目なのだが、昨日僕は長期病欠中の営業部員の代打でイベント運営の業務にあたっている。
今秋はこういった代打業務が週末に18回入っていてなかなか疲れが抜けないし、気分転換もしづらい。
『ツラい』
オフの日には積極的に出かけて鋭気を養うのが僕のスタイルなんだけどなあ!
●そして、皆さんも考えることは同じらしい
見慣れた木曽川の大きな橋は車列で大混雑!
GO TOなんちゃらの効果だろうか、人出が多い様だ。
『まあ、子育て中のパパさん・ママさん社員に比べりゃ、僕なんて超ヒマ人だよね』
それに、その病欠中営業部員も11月に職場復帰、12月の組織変更で僕の部下になる事にも決まっている。その体制になれば、これまでの足掛け5年の努力も報われるというもの(*v.v)。。
それまでの辛抱だ。
●10:51、旧ココストア的コンビニ「TAC-MATE」に到達
店内製造でとても美味しい「ココストア」的な弁当・惣菜を取り扱っているコンビニ。
ココストアを経営していたミツウロコグループのコンビニなので、ココストアブランドが消滅した現在でも以前のノウハウを活かした店づくりが出来るのだろう。
ちなみに、今日もとても暑いアツイー
気温は既に33℃を越えており、この後36℃まではあがるという。
行動食に加え500mlボトル4本を購入!
よし、徐々に旅気分になってきたぞ!
①1日目前半(大名古屋→御在所岳、走れるか?)
●名古屋を出発して2時間後、多度の町に差し掛かる
あれ?
なんかいい雰囲気の町だぞ
おおっ、木曽三川公園近くにこんな通りがあったのか
どうやらこの近くにある多度大社(タドタイシャ)の門前町らしい。
ここは鯉料理の店らしい。
山里の古い町でたまに見かけるね。
タンパク質が乏しかった頃に料理として極められて、絶品だったりする事も少なくない。
コース頼んだりすると当然かなり時間かかるので、ポタ旅で立ち寄る事は無いけど僕は結構好きだ
残念ながら営業してるお店はそれほどないようだが、それでもこうやって意外な発見があるとモチベはあがる。
「やっぱ、ポタ旅はいいなあ」
●ふと、なにかの気配を感じて振り返る
むっ、あれは・・・
●にゃんこか・・・
日陰のコンクリで気持ちよさそうに寝転んでいる
いいな、涼しそうで・・・
●多度の町並みを抜けると、お日さまがガンガンに照り付けてきた
9月も下旬だというのに、カラダから煙が立ち上ってきそうだ
しかし、今夏に購入したDa Brimの「ハット型サンバイザー」の効果が絶大
形成された日陰が顔は勿論、肩や背中も地味にカバーしてくれるらしく、アタマや首回りだけやたら涼しい!
このグッズ、春~秋にかけてマジで手放せなくなりそう。
川沿いの竹林を抜けて先に進んでいくと・・・
●しばらくの間、アップダウンの多い丘陵地帯がつづく
ここ、1か月前の琵琶湖一周ポタの帰り道「こんなところ二度と走るもんか」と思った道じゃねーか
懲りた懲りた言いながら、何度も同じことを繰り返すお約束。
いやー、暑い、疲れる xox;!
●前回飲料水調達から1時間経たずに1.0Lの水分をコンビニで買い足す
日中の水分補給だけで1日あたり2,000円弱の費用はかかるね
「経済活動に貢献してるし、まあいいか」とするか、節約の為に水道水を使用したりするのは個性が出るところであろう・・・。
●そろそろおなかが空いてきた
時刻もちょうど正午。
ひと気のない小学校・幼稚園にBROMPTONくんをとめて、昼ごはんを食べていこう
日陰が無いので、「バイザー付きメット」をかぶったまま直射日光の下で食べることにしよう。
このバイザーがなければ、こんなこと絶対にやらんだろう。
繰り返しになるけど、このバイザー、ほんとすごい。
いつもどおり おむすびを作ってきている
勿論、作り立てスグの状態で冷蔵庫に入れてキッチリ冷やし、さらに保冷剤を入れているので冷え冷えだ。
手間もコストも余計にかかるが、竹籠に入れてくると「旅気分」が出るし、なにより美味しくていい
●13:00(出発から4時間10分)、目の前に養老山地が広がってきた
うええ、あそこを通らなければならないのか
めちゃ嫌だな。
今回引いたルートは御在所岳(1,212m)前の「武平峠(880m)」をパスするもの。
そこに続く道はどことなく趣きが感じられ、どうやら古くから使われてきたものと思われた。
おや、道の先に何かあるな
馬鹿でかい石灯籠だった。
てっぺんは平屋の家屋の屋根ほどの高さがあるぞ
●いよいよ山地が不可避になってきた
山を目の前にする度に思う(*v.v)。。
なんで僕は、いつもこうバカバカしく辛い思いをしながら旅をするのだろう。
●道は予想以上の斜度だった
しかも、一直線に続く坂道!
これは心理的プレッシャーも半端ないぞ!
一瞬で汗だくになる。
坂は思いの外きつい。
僕は立ち漕ぎしてまで乗車して登坂はしないので、すぐBROMPTONくんから降りて押し歩きする。
こりゃあ、先が思いやられるぜ!
30分ほどでT字路にぶちあたり、幹線道路と合流した。
『ここからが本番というわけか・・・』
木漏れ日の中を1速でノタノタと上がる
『休暇なんだから、おとなしく家で休んでりゃあいいものを・・・』
しかし、渓流などが見えてくるとモチベが回復し、楽しくなってくる。
『やっぱり僕は、こういう自然の中を走るのが好きなんだな』
そのスグ後に激坂と向き合い、モチベが低下し、悲しくなってくる。
『ああ、ツラい、バカらしい、帰りたい』
●登坂しはじめて1時間ほどで「分岐点」までやってきた
ナビを確認すると、目の前に出現した道は「湯の山温泉」に通じる道らしい。
湯の山温泉は御在所岳の山麓に開けた古湯で、江戸時代には大変賑わったそうだ。
●「湯の山温泉立ち寄ってもいいかも知れないな・・・」
湯の山方面に向かってこの道を下ってしまったら、もう、戻ってくる体力は無さそう。
即ち「リタイア」だ。
そして、正直「リタイアしてもいいかな・・・」と思っていた。
この峠道予想以上にキツイし、既に14時になろうというのにまだ峠道は続き、本日の行程も70km残っている。
だったら、湯の山温泉に行ってひとっ風呂浴びて、タクシーや公共交通駆使して本日の投宿地に向かうなどしたほうがいいんじゃないか・・・?
試しにXPERIAで検索してみたが、判ったことは「そんな都合のいい手段はない」という事だけだった
●ぼーっとしながら下界を眺むる(*v.v)。。
眺めはいいけど、またしても「自力では進むことも退くことも出来ない地獄」に陥ったりするんじゃないか、コレ。
ポルトガルのロカ岬行きの時と違って日本国内だからなんとでもなるんだろうけど・・・
●「なんでこうやって、わざわざ地獄に飛び込むかなあ」
毎度毎度、ホントに自分がイヤになってくる。
●パワフルなローディーが華麗に僕を抜いていく
筋肉の付き方が違うもんなあ。
すげーなー・・・と思いつつ、別にああいう風になりたいとも思わない自分もいる。
そんな自分がこんな事やってるから「いつまでも地獄にいる」って事なんだろうけど・・・
●振り返るとさっきの分かれ道の橋が下方に見えた
あんなの下ったら、マジでリタイアだったな。
ギリ踏みとどまったものの、次に似た様な道があったら、僕は何かしら言い訳して間違いなく下ってしまうだろう。
ああもう、くどいくらい上りが続く
マジでウザい、鬱陶しい!
いい加減にしてほしい
●14:21(登坂開始より1時間半弱)
ゴンドラ・・・?
御在所岳のロープウェーのようだ
アレ使って峠越えられないかしら。。。
お、登山道?
登山道があるって事は、クルマで登れる場所の最高点、つまりここが峠頂上ってことか???
●いや、斜度をよりきつくした道がさらに伸びている
ちょ・・・
コイツ、いつまで続けるつもりなんだ?
道は九十九折となり、登っても登っても「下り」にならない
なんなんだよ、このクソ坂
・・・マジで、いつまで続くのか??
・・・もう、足がガタガタでちょっとした上りも登れないぞ
●もう、本気で引き返そうかと思った時・・・
んっ?
あの黄色い看板はもしや・・・!
●15:00、武平峠(トンネル入口)に到着!
登坂開始して2時間でようやく!!
●マジで地獄だった
ようやく1日目の中間点に到達
時刻15:00でまだ60km近くのキョリを残しており、なんとも億劫な気分。
勿論、ここまで上ってきた分下りは多いワケだけど、未知のルートだしまだまだ困難がありそうな予感。
とにかく、BROMPTONくんに跨ったまま休みつつ進んでいく事にしよう!
(つづく)
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