●ハッ!
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「朝・・・か!」

2020年8月16日 7:41。

こんな時間に目覚めたのは何十年ぶりだろうというくらい、遅い目覚め!

しかし問題は無い(*v.v)。。

今日の行程は峠越えはあるもののキョリとしては90km足らず。

今の僕にとっては「楽勝」。

パパっと身だしなみを整えて朝食会場へ向かう。







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夏休み最終日であり混雑しているかと思ったが、拍子抜けするほどスカスカ

コロナの影響か、それとも毎年こんなものなのか。

僕は例年夏休みをずらしてとる故、この時期旅に出る事が少なく判断がつかない。








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朝食は十分なボリューム







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『そういえば、昔は家でもよくトーストにジャムつけて食べたっけな・・・』

僕が好きなのはブルーベリーとマーマレード。

今でも大好きだが、何故かとんと食べなくなった。

久々に食べてみると、やっぱり美味しい

『キャンプでもトーストいいかも知れんな』モグモグ(*v.v)。。








●「ビジネスホテルウェルネス」を出発!
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時刻は09:00。

日差し燦燦、3分も経たずに汗がにじみだすアツィー

峠の頂上までのぼれば、少しは涼しく感じるだろうか・・・そんな事ある筈ないな- -;

さあ、出発しよう!











BROMPTONで琵琶湖一周してこようポタ2020
2020.08.14~16

(7)








●長浜市内へと漕ぎ出す
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琵琶湖周辺をポタする際によく立ち寄る街だが、じっくり探走した事は一度もない。

羽柴秀吉が整備した城下町より発達した町とのこと。

現在の人口はおよそ11.5万人という。









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あっ、この景色、僕のふるさと盛岡市の中津川周辺の景色に似てる

緑あふるる良き街と感じつつ、圧倒的蝉時雨の中をノタノタ進む







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少し進むと長浜大仏が見えてきた。

高さ28mのこの大仏は阿弥陀如来を象った青銅製のもの。

老朽化が進んで解体されたコンクリ製の先代に続く2代目だという。

毎回気にはしているのだけれどやはり立ち寄った事はなく、今回もスルー。

こういうスポットには珍スポ旅で来れば良いと思う(´ε`)~♪







●さて、運命の分かれ道・・・
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琵琶湖まで自走往復は今回で3回目だが、これまですべて関ヶ原ルートを通っており、いささか飽きはじめている。

そこで、3回目の帰路となる今日は、今まで避けていた鞍掛峠(クラカケトウゲ 791m)を通るルートを計画していた。

『しかし・・・』

皆さんもご存知の通り、僕は基本的に峠に挑むような男では全くない(- -;

『むしろ・・・』

厳しいルートを一度決断したとしても、都合のよい言い訳が見つかれば喜んで妥協するタイプの男だ。

今、僕の前に2本の「救いの糸」がある。

いずれかで左折すれば、ラクに走破できる関ヶ原ルートに向かう事ができる。

「妥協チャンス」は2回!

30秒後、果たして僕はどちらの方向に向かっているだろうか!?(自分でも全く予想がつかない)






・・・10秒経過






・・・20秒経過






・・・30秒経過









・・・・・・・・あろうことか、僕は鞍掛峠に向かう道を進んでしまった(- -;











●それはともかく、滋賀県はやはり歴史的な魅力に満ち溢れていると思う
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またしても、宿場町の様な通りに行き当たる。








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関ケ原方面へ向かう道を過ぎた後なので、ここは関ヶ原方面から続く中山道かも知れないが、僕は木曽(長野県塩尻以南の地域)と美濃國(岐阜県内)であれば中山道の宿場はそれなりに知っているものの、近江國(滋賀県)内はさっぱりだ。


故に、観光地ナイズされていない素朴かつ剛健な街並みが僕の好奇心を刺激する










●鳥居本宿(トリイモトジュク)というらしい
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やはり中山道の宿場だった。

滋賀県内も、案外、中山道の宿場町が良く残っていたりするのかしら?

もしかするとこの地域の旧街道を旅するという選択もアリかも知れないな。







●宿場にはモダン感あふれる小さな駅舎もあった
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近江鉄道という路線の駅舎らしい。

「チョコレートで簡単に再現できそうだなあ」と思いつつ、ペダルを漕いで先に進む。








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やはり、近江國内は昔の水路が流れている町が多い。

真夏の空気の中一服の涼を味わいつつ、キコキコと先へ進む







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時刻は10:30を回りクソ暑くなってきたが、緑あふれる景色のおかげで救われる







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・・・ほんと、のどか~♪

まるで、故郷に帰ったみたいだ。

ああ、実家に帰りたいなあ・・・。

そして・・・







●いよいよか
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道が上り基調に

自分でこの道を選んできたにも関わらず、嫌で嫌で仕方ない。







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それでも、ヨボヨボとのぼり続ける

だって、のぼり続けないと家に帰れないからね







●はふぅ
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フツーだったら上り切れるたいした傾斜でもない坂ひとつひとつ、全然上りきる事ができない

『バカな』

僕は今年の春から次の海外ポタに備えて修行(*v.v)を続けている。

去年の海外ポタで丘陵地帯で危うくリタイヤしかけた事を教訓とし、連日のナイトポタ(丘陵地帯の「山手グリーンロード」を含む約30kmをよく走っていた)やジム通いを続け、連日100km超の旅もちょっとした登坂にも自信を深めていた。

この道にしても、事前の予想では『ブログでは渋々走っている様に書きつつも、実は余裕のよっちゃんだろう』くらいで思っていたのだが・・・





高温って、予想以上に体力を消耗するものらしい

そりゃそうだよなあ、40℃のお風呂に浸かりながら坂のぼってたら、そりゃあフラフラになるよな。







●下り坂は超きもちいいいが・・・
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眼前に迫ってきた山容にドキドキしてきた

『コレ、ホントにのぼって帰れるの・・・??』








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うわー、なんかやばそうな雰囲気。

とにかく、積載飲料水をMAXの2L(500ml✕4本)にする為にピットストップだ。







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ついでに、キリンレモンを飲んで糖分を補給しておこうゴキュゴキュゴキュ

アヒィ、うまい><。!!!

集落の中に掲示されている飛び出し坊やならぬ「とびだしばあさん」の看板を眺めつつ、坂道に向かってペダルを漕ぎ始める。






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最高の天気、最高の緑(*v.v)。。







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美しい川の流れ(*v.v)。。

何もかにも、いかにも夏休みらしい最高の景色(*v.v)。。






●問題は、その景色の中にある坂道に挑んでいるのが「僕」ということだ
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ナニコノサカミチ バカジャナイノ???







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ポルトガルでもこんな坂道走ったっけなあ

あの時「懲りた」ハズなのに、なんでまたこんな事やってるんだろう。






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道を通すなら、もっと傾斜をゆるくしてほしい。。。

しかし、そう願う僕の前で・・・







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道の険しさは増していくのであった。

うへぇ






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『とても漕いで上ってなんかいけんわ』

傾斜のゆるい部分を除き、かなりの割合を「押し歩き」でのぼってゆく。






●『こりゃあ、時間がかかるぜ
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まるでBダッシュが無いマリオ。

もし、スーパーマリオブラザーズがそんなゲームだったら、世界中であれほどブレイクしただろうか?

する筈がない。

今、僕はそんな遊びをしている。

つまり、「苦行」





●キリンレモンを飲んでから数十分後・・・
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ヨボヨボと道をのぼり続ける

それなりに高度が上がってきているのは判るが、とにかく画面スクロールが遅い。

Bダッシュしたい






●それから30分後
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のぼってものぼっても、峠の頂上が見える気配は無い。

萎えるので見たくなかったGPSをここで確認。

峠はまだまだ先だった





●・・・それでも結構のぼってきたと思う
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ここまでで3回ほど後続からのロードバイクに抜かれた。

中高年グループ2組と、若いグループが1組。

その中には女性も交じっている。

『みなさん、よくこんなとこ上ってくよ

眺めていると、みなさんやはり足の筋肉がすごい感じ。

なるほど、ああいう風じゃないとこの峠はのぼれないのか・・・






●・・・まあ、いいさ
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別に「押し歩き」でしかのぼれないとしても「リタイアしなければいい」わけで。

僕の場合、スポーツライクに坂を上るのが楽しみなのではなく、あくまで「(必要に応じて公共交通機関も使って)目的地につけばいい」だけだからな。

勿論、時間効率からして全行程漕いで上れるのがベストではあるけれど。







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それより、海外旅では「こういう道に挑む事なき様、慎重なルート選択をすること」が大事といえよう。

峠道入口で飲み物買えるのも日本だからであって、海外ではあんな都合よくいかないしね。僕ごときがこういう道を選んではダメ、絶対(*v.v)。。!

マジで命に関わる。







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そして、キリンレモンを購入してから1時間40分後・・・








●あっ
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ようやく!

鞍掛峠頂上のトンネルが見えた

コレ、人によっては達成感とかあるんだろう。

残念ながら、僕はそういうのを全く感じないタイプ(*v.v)。。

「ヤレヤレだぜ」「さすがに懲りた!」・・・そういう感覚しかない。






●でも・・・
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「さすがに懲りた」とか言いながら、また同じ様なことやるんだろうなあ

自分自身でそう思ってるんだからどうしようもない(実際、この後1か月も経たないうちに同じようなルートを逆方向に走る旅に出る)。

なんでだろうな、何回も懲りてる筈なのになあ。

記憶力が無いバカなのかしら?

・・・そんな事を思いつつ、トンネルの中で三重県側に入り、下りとなっている道を一気に下ってゆく。

次回、本章最終回!


(つづく)




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