●新しくチタン車を購入、現BROMPTONくんとパーツ換装するカスタムへの店長の意見は・・・

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Go Cycle店長:「率直に言うと、僕だったらやりませんね

KOU:「ええっ Why??」

店長:「うまくフィットする保証が無いんですよ。バクチみたいなもんなので・・・」

KOU:「どういうこと??」






●こういうことらしい
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店長:「このリアフレームをチタンモデルから移植するという事になりますよね?」

KOU:「そうだけど・・・」









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店長:「そうすると、この部分いじって付け替える事になるんですが、

 もともと、カスタムで付け替える事を想定した設計じゃないんで、

 1回、ここをぶっ壊す事になるんですよ」

KOU:「ぶっ壊す

 ・・・でも、そういうカスタムやってるブログ見た事ありますよ!」

店長:「ええ、できないことはないんですよ、僕も何回かやってるし。

 でも、ぶっ壊す以上、車体にダメージが入る事は避けられないんです。

 傷もつくし・・・。

 そして何より、それを承知でやって、うまくいかないケースもあるという・・・」

KOU:「うまくいかない!?!?

 Why???

 材質は違っても同じ規格なんじゃないの???」

店長:「BROMPTONってよくも悪くも1台1台職人の手作りじゃないですか。

 それによって、1台1台の個体差がめちゃめちゃ大きいんですよ」








●なんでも、店長はロンドンのBROMPTON工房に車体整備の研修に行ってビックリしたそうだ
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店長:「社長が『BROMPTONはアライメントを2mm以下に収めている』と

 誇らしげに解説してくれたんですが、

 コレ、自転車のモノづくりの精度から言うと、あり得ない「低い精度」なんですよ

 台湾のメーカーなんかはもっと高い精度・もっともっと多いチェック項目でやってるし」

KOU:「アライメント??・・・何のアライメント???」

店長:「アライメントですよ タイヤがちゃんと並ぶかどうかの事です。

 BROMPTONはフロント、ボディ、リアの3つのパーツに分かれるじゃないですか。

 もし、それら一つ一つが最大2mmのズレがあったとすれば、

 フロントで2mm、ボディで2mm、リアで2mmで、設計図に対して計6mmのズレが出ちゃう。

 タイヤがそこまでズレちゃえば直進すらできないし、当然折り畳めないでしょう。

 勿論、出荷前に工場でちゃんとチェックしてるから、そんな酷い車体を見た事は無いですけど、

 『なんでこんなに個体差が大きいんだろ?』と思ってきたナゾが解けましたね!」

(なので、Go cycleでは工場からBROMPTONが届いた際、

アライメントのチェックは「これでもか!」というほど徹底的に行っているそうだ)


KOU:「つまり?」

店長:「『誤差』が出る可能性がかなり高いカスタムって事なんです

 個体差がビシッとうまく噛み合えばスカッとする様な結果になるんですけど、

 そうならない可能性もあり、しかもそのリスクは割と高めという」

KOU:「うーむ・・・

 でも、やってみて『相性が悪かった』時は、2台とも元に戻せば使えるワケでしょ?」

店長:「それは勿論。

 だけど、2台とも1回『ぶっ壊す』事にはなるので、

 使用中のものは勿論、新車もいきなりキズモノになっちまうという・・・」

KOU:「うーん、新車にキズ入るのは全然かまわないけれど、

 今使ってる方(BROMPTONくん)が単にダメージ増えるだけなのは辛いな・・・。

 それって車体寿命は短くなるの?」

店長:「まあ、一度ぶっ壊してから戻す事になるので、原則、短くなりますねえ。

 この部分は、オーバーホールの時でもぶっ壊す事ない部分で、

 いじるのはホント、どうしようもない故障の時だけですから。

 いや、僕個人としてはやりたいですよ!自信もあるし、めちゃ面白いカスタムと思うし。

 ただ、長年乗ってる割にキレイで、故障もなく、

 個体差から見ても「良品」といえるお客さんのBROMPTONにやるべきなのかどうか」

KOU:「うーむ
   






●つまり、BROMPTONくんの寿命を短くするリスクの高いカスタム

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店長は同様のカスタムは10回以上はやってるそうで、基本的には「カタチにはなる」らしい。

パーツの誤差が大きくて「完全失敗=組めなかった」だったのは1回だけという。

ただ、一応組めたものの中にも、心の中で「完璧!」とまでは言えないものがあったのかもだ。

店長:「一見、うまくいった様に見えても、『なんか違う』となってしまう可能性はあります。

 でもそれは、やってみて、乗ってみないと判らないんですよね~、どうしても。

 それを承知して頂けるなら、喜んで作業しますよ!」

KOU:「うーん






●僕は、この趣味を続ける限りBROMPTONくんに乗るつもりだ
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(ロマン探求ポタ(*v.v)。。2018より 地中海とBROMPTONくん)

「この趣味、あと20年くらい出来ればいいな」と思っているが、

その長さの分だけ、共にあちこち旅して「戦歴」を重ねていきたいし、そのくらい長く使うつもり。

一度、ロマン探求ポタ途中で「失われるのもやむなし」と思った事もあったけれど、

今は心の底から、BROMPTONくんが異国の地から生還してくれてよかったと思っている。

そこまで愛着のある車体だし、今、元気でピンピンしているBROMPTONくんに、

「メス」を入れることはやめたほうがよさそう。

いずれ大きなダメージを受けた時、あるいは見てくれが相当悪くなってしまった時に

必要な改造を加える方がいいだろう。







KOU:「じゃあ、今回のアイディアはやめときますわ」

店長:「個人的には、メチャメチャやりたいんですけどね」

店長はちょっと残念そう。

でも、誠実なアドバイスには心から感謝したい。

今回は「冒険心」より「愛着」が勝ってこの様な判断をする事になったけれど、

BROMPTONくん延命の為には、どっちにしても「サブ車体」はあった方がいいだろうし、

その際はGo cycleで購入しよう(BROMPTONくんは別の大手自転車店で購入した)。

でも、その前にいい加減BROMPTONくんをオーバーホールしておきたい。

それもGo cycleにお願いしよう。

店長は「まだ必要なさそうに思うが」というけど、もう、7年、それなりにハードに使ってる。

BROMPTONのメンテナンスは相当立て込んでいて、今日預けても1か月待ちになるらしい。

コロナ不況どこ吹く風といった状況なのかな??いい事だ。

近月中、空いた時に持ち込んで、徹底的にメンテしてもらおうと思う。

こうして、P6R-XZ化計画は頓挫してしまったが、

「初めてのオーバーホール」という楽しみが出来た。

『新車の頃の乗り心地が蘇る』ってヤツを感じる事が出来るのかな?

楽しみ楽しみ



(おわり)




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