BROMPTONで琵琶湖一周してこようポタ2020
2020.08.14~16

(8)
【完結】







●トンネルを出ると「三重県いなべ市」の標識が
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トンネルの中で三重県に入っていたハズだが、改めて表示されるらしい。










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カーブのあたりでBROMPTONくんを停車して眺めると、道がうねりながら下っていくのが見えた








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今回「のぼり」で通った滋賀県側は僕にはどうやっても乗車したままではのぼりきれない坂道だったが、三重県側も同様だ。

こんな道を高度791mまで自転車で上るなど、正気の沙汰とはとて思えない。

もう二度とやらないだろう(*v.v)。。

(でも、結局やるに決まってる)








●ただ、のぼりはイヤでも、下りは「ボーナスステージ」のようなもの
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今まで使用不能だった「Bダッシュ」も可能だ。

鞍掛峠の標高は何回か通っている馬籠峠と大体同じくらいなので、ここからの下りに要する時間も馬籠峠と同様に30分ほどになるんじゃないかと思う。






●ぐんぐん下る
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ちゃんとブレーキングしないとすぐに操縦不能速度に達する程度の坂道なので、けっこう神経を使う。









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日陰部分を高速で駆け抜け続けると、さすがに涼しい

だんだん気持ちよくなってきて「やっぱりこっちの道を選んでよかったな」と思ってくる。







●おや
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このタイヤ痕、なんか懐かしさを感じるぞ。

僕が学生だった20年ちょっと前にドリフトが流行ってたっけ。

当時バイトしてたカラオケ店の先輩バイト(社会人のダブルワークの人だった)キクチさんに、彼が購入したばかりのランエボⅣに乗っけられて、ドリフト会場に連れてかれた記憶がある。

確か太平山(オオヒラサン)だったっけ。








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もっとも、タイヤ痕はそのカーブしか見当たらなかったので、昔の僕が栃木で見た長い区間を使ってドリフトして遊ぶ様な環境の道ではないのだろう。

その方が絶対いいと思う。

迷惑に巻き込まれる人たちはたまったもんじゃないからねえ。








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安全運転でのんびり下ること20分少々で集落が見えてきた。

まだまだ下り道はつづく







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鞍掛峠から延びてくるこの道も、なんか旧街道っぽいな。

古くから続く道に違い無さそう。






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ある程度坂を下り終わった後も、のどかな光景はしばらくつづく

39℃の気温の中、絶え間なく汗が噴き出してくるが、なんか気持ちいいな。








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キレイに整えられた茶畑が住宅地の中にあったりして、癒される・・・

・・・しかし










●トヨタ系の工場地帯が続くエリアは、やたら起伏が激しかった
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クルマのパワーが格段に向上した新時代に切り拓かれた道路故、不自然なほどに傾斜がキツイ坂が立て続けに殴りつけてくる

しかも、工業区画故に景色がとてもつまらない。

「ひー、やっぱり関ヶ原の道を帰ればよかった







●つまらない丘陵地帯で悪戦苦闘すること1時間・・・
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ようやく工場地帯を抜け、多度の町へ

ここから先は、ポタで何度も走った勝手知ったる道だ。






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交通量がガンガンに増え、木曽三川タワーも見えてきた。

ここまで来ると、もう、自宅までは20km少々。







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お気に入りのMGコンビニ(ミツウロコグループが経営する旧「ココストア」)で休憩していこう






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今から10年ちょっと前、名古屋に引越してきて出逢ったコンビニ「ココストア」。

手作り惣菜の充実ぶりと美味しさに度肝を抜かれて一瞬でファンになったのだが、数年前、よりによって無味乾燥な「ファミマ」に吸収され消滅してしまった

しかし、当時のココストアと同様の惣菜を提供してくれるコンビニ「MG」が2店だけ営業している。

1軒は岐阜県恵那市岩村にあるごく小規模なお店、そしてもう1軒のこちらは割と規模が大きい。

コンビニMGの「旗艦店」と言っても過言はないだろう。








●おっと、忘れないうちに・・・
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自宅のエアコンを遠隔でONに。

ここから自宅まではおよそ20km、のんびり走っても1時間少々で着いてしまう。

自宅がある名古屋市中心部・栄は余裕で気温40℃以上のハズ、陽がよく差し込む家の中は猛烈な暑さになっている事だろう。

設定気温は最下限の18℃。

それでも「冷えすぎ」なんてことには絶対になっていないハズだ。









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スパム入りのおにぎりサンドと唐揚げを美味しく味わう(*v.v)。。

気温40℃の酷暑の中、ここまで行動食のグミくらいしか食べていなかった事もあって結構きつかった。

食事をとったことでスタミナが枯渇していたカラダの隅々に、エネルギーが徐々に供給されていくような感覚を感じる。

この感覚、好きだな。






●15:22、コンビニを出発
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琵琶湖はあの養老山地の向こう側。

とりあえず、自走+ショートコース1周してここまで帰ってこれて、またひとつ自信がついた








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明日からはまた忙しい仕事の日々が続く。

そういった中で、こういう気分転換の方法を持っているのはとてもありがたい事だなあと感じる。








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名駅都心ちょい先の自宅には16:40頃到着。

2泊3日の【名古屋からの往復自走付き】琵琶湖1周ポタを無事に終える事が出来た。







●早速、ぬるめの風呂に浸かる(*v.v)。。
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終わってみれば、ヒザ痛などは全くなく、疲労も大した事はない。

春から継続的に続けてきている「トレーニング」は、大いに効果を発揮しているようだ。

こうなってくると、一刻も早く海外ポタ「ロマン探求ポタ(*v.v)。。」で、成果を試したい。

しかし・・・。

毎年であれば今から1か月後に海外に旅立つのだが、今年はCOVID-19の影響でどうしようもない。





「後輩の結婚式も延期になってるし、どこか国内旅でもするか・・・」





国内旅。

単純な好奇心で比べると、毎年のロマンポタよりモチベは激低。





「しかし」

海外旅ではちょっと自信がないような内容を織り込めば、僕にとって価値のあるものにできよう。

「チャレンジングな内容で考えてみるか!」

ぬるめのお風呂にぶくぶくとつかりながら、秋の予定について考えてみるのだった。


(完結)





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