決して軽くない愛車(自転車)を携えて見知らぬ土地を複数日にわたり旅する「ロマン旅」(*v.v)。。

それは、何物にも代えがたい自己満足・自己陶酔を僕らに与えてくれるけれど、

重量物を持って長距離を飛び回る負担を心身両面で軽減してくれるグッズやパーツも欠かせない。

この「ロマン旅(*v.v)。。のお供」シリーズでは、僕が旅で活用しているグッズやパーツを

本篇探訪記と並行してご紹介していこうと思う。

皆さんが使ってらっしゃるものと比較して頂いたり、課題として感じている事に対して

「よさげ」と思うものがあればポチっと購入して頂くのも良いと思うし、

僕のアイテムよりもっとおススメのものがあれば、ご紹介して頂けるとありがたい。








第01回 SONY WI-1000X




WI-1000X_B

乗り継ぎ失敗の影響もあり、24時間以上に及んだ名古屋→リスボン間の移動

そのうち、飛行機に乗っていた時間はおよそ17時間ほどだったと思うが、

その間の僕を多いに慰めてくれたのが、このヘッドセット SONY WI-1000X 







00.15

飛行機搭乗中、すぐ近くにあったエンジンの轟音やら、子供の騒ぎ声やらから僕を完全に守ってくれた(*v.v)。。









●このヘッドセットは今年の1月3日に購入したもの
回想シーン

栄のSONYストアで試用してみたところ、「SONY製」と思い込んでいた「ソニモバ製」製品や、

別の電気店で試用したair p〇d等その他大勢の他社BLUETOOTHイヤホンとの音の違いにびっくり。

34,000円という、イヤホンにかける価格として僕の常識外の数字であったが、即決だった。







(開封時の様子)
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・・・以来、9カ月の間、日常は勿論、ポタ旅行でも散々活用してみて思う。

超・大満足

マジで買ってよかった。

この製品の特長や詳細は公式サイトを見てもらうのが一番良いだろうけれど、

今回、飛行機に乗っている間にこのWI-1000Xのメリット・デメリットについて色々考えてみた。







●まずはメリットについて
メリット



1.圧倒的に音が良い

ハイレゾは通常音源と比べて音の圧縮率が格段に低く、原音に近い音質でコンテンツを楽しめる。

そして、何年も前からXPERIAではフツーに無線でのハイレゾ対応(LDAC)が搭載されている。

GALAXYでも2年くらい前のモデルから(LDAC)使える筈だ。

iPhoneはよく判らないが、いくらなんでもフラグシップ級モデルは当然搭載しているだろう。

そのLDACを搭載して、極上音質のコンテンツを再現してくれるのがWI-1000Xだ。

音は言葉で伝えられないが、マジで満足。

なお、どういう原理かよく判らないが、ハイレゾ非対応機でも威力を発揮するらしい。



ハイレゾ非対応機

※ウチにある(当然LDACなど搭載していない)ショボいタブレット端末と連携させてみても、

なるほど、いい音を響かせてくれた。







2.周囲の騒音をカットするノイズキャンセリング

「音」たる音波に「逆位相の音波」をぶつけると打ち消し合って、双方の音波が消滅する効果がある。

これを利用して数年前からSONYやBOZEが積極的に「雑音消去(ノイズキャンセリング)」の

効果的な製品を出してきており、その中でWI-1000Xは最強クラスの実力を持つ。

今回、僕の飛行機の座席はエンジンのスグ横の最悪レベルの場所だったのだが、

ノイズキャンセリング状態のこれのイヤホンを耳に挿したらエンジンの轟音がほぼ聴こえなかった。

そのノイキャン状態で極上音質のコンテンツを聞いていたので、脳内は実に快適な環境だった

これは、イヤホンについたマイクで外部の騒音を分析し、瞬時に雑音消去を行う事で実現している。

※なお、WI-1000Xは現時点で2年前である2017年の製品であり、

ついこの前、本機を上回るノイズキャンセリング効果を発揮する後継機が欧州で発売された(後述)。





3.外音取り込みが便利。音楽を聴きながらでも会話が可能

本機は、本体の右側先端の突起を押すと3つのモードが切り替わる。

ノイズキャンセリング → アンビエントサウンド → 特別モードOFF(ただのイヤホン状態)

この中で「アンビエントサウンド」にすると、

両耳のイヤホンに外向けに着いたマイクから拾う音をそのまま(あるいは増幅して)再生する。

これによって、音楽を聴きながらでも周囲の音が聞こえる…という、不思議な状態になる。

例えば音楽を聴きながら歩きたい場合、このモードにしておけば、接近してくる自転車の音、

あるいは走ってくる他人の足音、知り合いが呼びかけてくる声などが普通に聞こえて、

安全を担保する事が出来ると大いに感じている。


積極的にやろうとは思わないが、音楽を聴きながら他人と会話する事も可能だ。






4.10時間持つ長大なバッテリー。安心。

これはもう、そのまんま。

僕は今回の往路、飛行機内で17時間を過ごす間、7時間程度このヘッドセットを利用していたが、

バッテリーは全く問題なかった(残量表示50%)


国際線で欧州方面の長めのフライトでも十分利用できる。

あと、飛行機のイヤホンジャックに接続できるコードも付属している。







5.ケーブルが収納できるのが何気に便利
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DSC_1690

この状態に出来るのは、より高性能な後継機(WI-1000XM2)を凌駕する一つの魅力か。

そして、この状態だとかなり薄く、バッグのすき間などにも容易に入れる事が出来る。








●一方、デメリットは・・・
デメリット


71gしかないんだけどね、人間の身体って敏感だな。

運動しながら使うのには明らかに不向きと思うし、汗をかく真夏に首に直接接触させて使うと、

多少、不快感を感じる人もいるかとは思う。まあ、大した不快感でもないが。







●より高性能な後継機WI-1000XM2(2019年9月欧州にて発売・日本での発売は未定)
図1


あっ、この色、いいな





XM2は、7月に発売されて世界で最高の評価を受けたSONY製完全ワイヤレスタイプイヤホンの

最新型モデルWF-1000XM3の技術が組み込まれている。

即ち、僕のモデルを上回る最新のノイズキャンセリングシステム(現時点で世界最高)を搭載し、

その他音質は僕のと同様という事で、一層の静寂環境で極上のコンテンツを楽しめるというワケだ。






図2

ネックバンド部分の素材がシリコンなので、丸められてかなりの省スペースに収まるらしい。

また、金属製のものである僕のタイプより、若干、軽量化されている。

一方で、僕のモデルの様にケーブルを本体のくぼみに収納する機能は省略され、

素材故、若干、安物モデルと大差ないように見えてしまうのは少し残念かも。

まあ、このあたりは好みの問題だろう。







Amazonで買えば30,000円しなかったのか。

もっと安い「シャンパンゴールド」は25,000円で売ってるところもあった。

まあ、ブラックの方がカッコイイと思う。

※この記事は掲載数日前に執筆しているものなので、リンク先のAmazonで売り切れているようであればご容赦を。





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