●九鬼駅前の駐車場にクルマをおいて・・・
BROMPTONを展開
今回の旅が紀勢本線使ったものだったなら、起点となり終点となったであろう、小さな駅舎。
ホームを覗いてみると・・・
●跨線橋が無いホームだね
ホームまで直接バイシクルモードで出入りしても、何も言われなそうだ。
BROMPTONを持ち上げて跨線橋を昇降しなくてすむのは、ラクでいいね。
その5『九鬼漁港をポタる(´ε`)♪』篇(完結)
●では、ひなびた漁港に向かおう
駅を離れると、すぐに小さな漁港が見えてくる。
この情景、アタマの中に、ユーミンの「ルージュの伝言」が流れてくる感じ・・・
●そして、すぐに消えていった
港町としての規模が、あのアニメ映画に出てきた街と比べて、めちゃくちゃ小さいね
いいな・・・のんびりとした風景(´ε`)
こんな町の宿に泊まって、地酒で晩酌を愉しみたい・・・いつも同じ様な事ばかり言ってる
●しばらく進むと魚市場に着いた
先日、立ち寄った早田の港町の施設よりかなり大きいねぇ
投宿すれば、競りの様子を見学したりも出来るのだろうか?
●岸壁を離れていく漁船のへさきに、小さな男の子が
操舵しているのはおじいちゃんかしら
漁師町っぽい、素敵な情景
この船溜まり地区の先のこんもりした場所にあるのが・・・
●九木神社だ
正平1年(1346)に九鬼隆信なる人物が建立したらしい・・・もともとは少し離れた『九鬼城』の中にあったそうだ。
どうでもいい事だが、『正平』ってあまり聞いた事ない年号だなと思ったら、南朝の年号なんだね。
●境内に入ってみると・・・
叢樹を囲む、奇妙なモニュメント・・・
●なんだこれ?
恐竜のタマゴが柱にのっかっているような???
マジで何なのかわからないぞ・・・???
●樹の周りには石の他にも色々転がっている
何なんだろうね、小さな鳥居とかやたら置いてあるんだよね。
それに縁結びの神、安産子宝の神・・・こういったものがバタバタ倒れているのも、この世の厳しさというものか。
その奥の白い案内板は・・・
●亀の手?
本文を読んでみると・・・
あっ、子宝安産の神様って『珍萬系のご神体』がある感じか!
『もしも、ここが新たなる珍スポだったなら、(珍スポ好きの)Yが喜ぶかも知れない』
そうと思って樹の周囲をグルリと回ってみるが・・・・・・・・・3周回ってみても、よく判らないぞ?
4周目を回ってみて・・・
●あっ!
もしかして、これが珍岩?
ここまで中途半端な変形状態の珍岩は、まさに珍しい・・・珍岩というか、ED岩だ。
しかし、対になる萬岩はどこだろう。。。全然、見当たらない。
そして、樹の周りをさらに2周して、気づく・・・!
●ああっ!
よくある『萬子型の石』があると思いこんでいて気づかなかったけど・・・
このカタチ、もしかして、ここの女性器岩は庫裡岩?
『・・・よっぽど疲れてるんだ(- -;)』
頭をブンブン振ってみるが、奇岩というものは一旦イメージしてしまうと、そう見えてしまうから奇岩なのだ。
ってか、背後に小さな鳥居もあるし、多分、間違いないだろう。
いやあ、ED岩といい庫裡岩といい、珍しいモノを拝ませて頂いた。アリガタヤ(*v.v)。。。。。。。
●・・・この程度の珍萬ぶりでは、Yは満足しないだろう
珍スポ探検の先輩だからね・・・
まあ、いいや。
この九木神社はこの岬にある『陸地側の神社』であり、神社の背後にある森を歩いていくと、
『海側の神社』である岬神社に行けるという。
ちょっと行ってみよう。
木漏れ日の下、遥か下から響いてくる波の音と、鳥の声を聴きながらのんびりと歩いて行く・・・(´ε`)♪
なかなか、気持ちがいい道だ。
・・・思ったより遠い。
15分くらい歩くと、貧弱な鳥居が見えてきた。そして、その先に・・・
●おっ
見えてきたのは岬神社。
まさに、この岬の突端にある神社・・・なのだが、工事中なのか周りがプレハブで固められていて、
びっくりするくらい、情緒が足りない
●まあ、いいさ
そんな都合のいい旅は、どこかウソっぽい
このガッカリ感こそ、リアルさ。
祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)と玉少彦名命(たますくなひこのみこと)をお参りする。
前者は出雲大社でもお会いしたような・・・大黒様と同じだっけ。
後者はスクナビコナと同じなのかな・・・?小人の神様だったろうか?
これからも、楽しい旅が続けられますように・・・(*v.v)。。
●小さな灯台もあった
せっかく岬まで来ているのに、鬱蒼とした林の中で海が見えない。
こいつに登れれば、絶景が見られそうだが・・・勿論、立入禁止
しかし・・・
●帰り道で、チラッと煌めく水面が見えた
ラッキー~♪
●落ちているイガには、秋を感じる・・・(*v.v)。。
『行く秋や 手をひろげたる 栗の毬』(*v.v)。。
芭蕉の句だ。
Tが、たまに芭蕉の句をすらっと諳んじていたのを思い出しながら、再び木漏れ日の下の道をゆく。
●あるいは、この前金沢で見たハリネズミを思い出したりしつつ・・・
波と風の音を聞きながら、歩いていく。
次は、どこに出かけようか・・・。
●神社からの帰り道、九鬼の集落内の路地を走ってみた
おお~
クルマなんか絶対に走れない様な道が、集落中に張り巡らされている。
ところによっては人がすれ違えないほどだったりもする。
Kさんが言ってた『とんでもなく細い生活道路』って、本当に網の目みたいになってるんだな!
漁師町探訪は、やっぱり面白いな
キャンプ中に泊まった廃集落も含めて、この近辺でも知りたい事、見たい事が僕にはまだまだある。
次はキャンプではなく、ポタ旅でこの周辺を旅して回る事にしよう~♪
九鬼キャンプ篇(完)
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