●廃集落か

尾鷲周辺には昭和以降に廃集落化した場所がいくつもあると聞いていたけれど、ここもその一つかしら

視界には廃墟が2軒。いずれも、家屋は崩壊していて、放棄されてから数十年は経過していそう。

その先に・・・





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コンクリートの建物の基礎。7~8軒ほどの民家があったのかな?

その先には何に使われていたのかよく判らない、コンクリで固められた15m四方ほどの広場があり、

さらにその先は、林道になっている。

『・・・もしかしたら、銚子川まで行かなくて済むかも知れない』




●BROMPTON+Travoyスタンバイ
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コンクリの広場もその先の道路もボッコボコ。乗用車で乗り込んだら1分後にはハマってるだろう。

それはTravoyをくっつけたBROMPTONも走れる道でないが、押して進む分には全く問題なかろう。

野営可能地に出会えるとは限らないが、せっかく九鬼村までやってきたのだし、探検気分を味わおう~♪






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その2『なるほど、そういうことか』篇









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この道に入ってみる気になったのは、道のとなりをキレイな川が流れていたことと、

『この先に人家は絶対に無いであろうこと』が想像できたからだ。






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山の中に入っていくと、木が材木として伐り出されているらしい事が判る。

そういえば、国有林に植樹された杉が、現在、利用期を迎えているとかニュースで言ってたな。

それにしても、日本最大の多雨地帯の尾鷲市で、ここまで山を丸裸にしちゃって大丈夫なのかしら

そんな事を考えながらしばらくトコトコ歩いているうちに・・・



●おっ
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森の中に、テントひと張くらいならいけそうな場所を発見。






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清流がすぐ近くを流れていて、好みの感じ・・・。

不思議なくらい平坦地だし、よさそうな場所だ。





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グラウンドシートを敷いてみる。

本当にひと張で限界のスペースだが、ここで野営させてもらおう。






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ほどなく完成

このテントの展開にも、だいぶ慣れてきた。

そして、敷地が狭いのと雨も陽射しも心配ない事から、今回はタープは省略する事にした。

目の前の丸太は一見どかせそうに見えるかも知れないが、僕一人ではとてもムリだったので、そのままいく。





●BROMPTONも畳んでセッティング完了!
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忙しすぎる10~11月、つかの間の休憩を、ここで存分にとらせてもらおう(´ε`)

今日はもう、何も考えず、ひたすら『無』で脳を休めるのだ。




●川を眺めてみたりする
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ザーッという水が流れる音も、水の透明度も石の造形も、自然の力がもたらした結果ではあるけれど、

それぞれひとつひとつが『何の意味も持っていない』というのが、本当に嬉しい・・・というか、癒される

頭の中がスーッとしていく感じ。

目の前をヒュンヒュン行きかう黒い鳥・・・カワガラスかしら?時折、ピッピっと声が聞こえてくる。






●ふと、下流側に目をやると・・・
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「おや?」

こちら側の河岸が石垣なのに気づく。それも、かなり立派な石垣だ。

そういえば、林の中の道づたいにも、その道から山の尾根の方に延びていく道にも結構立派な石垣があった。

それに、さっき見かけて気になったのが・・・






●この石垣だ
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これは林道伝いにある石垣で、崩れかけていて最初は古墳かと思ったものだ。

民家の石垣にしてはちょっと狭すぎ・高すぎだが、小さな神社のものだとすればしっくりくる。

思うに、僕がいる場所は江戸時代に存在した集落の跡じゃないだろうか?

と、なると、林業に関わる集落か、熊野古道に関わる集落の様に思える。

特に後者であれば、明治時代の鉄道の開通と同時に古道関連のいくつかの集落が廃村したと聞くし、

地理的にも、見た目の自然への還り具合もしっくりくる様に思う。

目の前の石垣も、明治期以前に使われていた江戸時代のものだとすれば、崩壊具合も納得だ。






●あるいは、江戸時代の水田跡か・・・
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僕がいる場所の平坦具合や岩石の少なさは、住居跡か水田跡以外には説明がつかない。

それでも、放置された数十~百年以上の間に森に飲み込まれ、再び起伏が生まれつつあるが・・・

おっと、いかんいかん。

今日は「無心」にくつろぐ時間にしなければ。





●時刻はまだ16時前
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いつもの夕餉より2時間以上早いが、ホント、今日は『くつろぐ』つもりで来てるわけだし、始めさせて頂こう

最近お気に入りのミニミニ缶をプシュッ!

お疲れの僕と、誕生日の母さんにかんぱーい。グビグビッ!

あひぃ、美味い




●涼しい季節になると、こういうものもつまめるのが嬉しい
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尾鷲のスーパーで購入していたお刺身をつまみながらチビチビ飲んでいると、母親から電話がかかってきた。

贈った誕生日プレゼントのお礼の電話だった。

今年は70歳の誕生日だったので、両親とも元気なうちにどこか旅行にでも・・・と思って、

毎年贈っている『味清さんのごちそう詰め合わせ』にくわえて旅行資金を送ったら非常に喜んでいたが、

「不具合が出ている給湯器を買い換えるか修理代金に充てる」などと言う。

「マジか - -;」

例の国民年金基金の破綻の影響で受け取れる年金が大幅に減ってから、家計に余裕がないらしい。

そんなん、言ってくれりゃあそのくらい僕が出すのに、水臭い。

まあ、今日は気が利く2番目の弟が実家に戻っていて、

豪華なホテルディナーと高価なマフラープレゼントしてくれたおかげで、

それなりにアニバーサリー的な誕生日にはなっているようだ。

今回、給湯器代になってしまった旅行費用は、近いうちに別のカタチでプレゼントする事にしよう。





●ほんと、親不孝しかしてない人生である(*v.v;
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僕自身、95歳まで元気に働き100歳まで生きるのが目標ではあるけれど、

実際のところは多分、既に人生の半分過ぎてるんだよな~。

なのに、あんなに苦労して育ててもらったのに、何も返せてない。

ってか、生物って親にしてもらった事返す事が出来ない分、子孫につないでいくものだと思うんだけど、

僕はどっちもしてないからな。最悪だな- -;

ホント、親不孝をお許しください(-人-;





●・・・と、ひとしきり無常を嘆いたところで・・・
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ジャーン!

購入してましたよ

オプティマスのガスランタン!





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チラッ






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オークションで購入しておいたもの

5,000円スタートが15,000円くらいで落札したんだったかな。

カタチが気に入り絶対落札するつもりだったので、20,000円とかいかなくてホントよかった。。。





●試験点灯
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お~、明るい

そして、いい雰囲気。

これは、日没後のひと時が楽しみになるアイテムだぞ




●川沿いに差した枝にぶら下げる
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さて、刺身で小腹も落ち着いたところで、いつも以上にのんびり薪集めして、夕餉の支度に入るとするか。







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次回、その3「なるほど、いいね!ガスランタン」篇